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ヨーロッパ文化教養講座(「ダウントン・アビー」)

2022/09/14
引き続き、ダウントンアビーの話。
今回は、ローズが、いよいよ社交界にデビューするため、イギリスへクローリー伯爵家の面々が滞在する。

(演 リリー・ジェームズ 多分クローリー伯爵3女のシビル役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイが、自己都合で降板することになったので、作られた役だと思う。リリー・ジェームズは、歌も踊りもバツグンに上手くて、イギリスの俳優のレベルの高さを体現している)

そこに、クローリー伯爵夫人、コーラの母 マーサ・レヴィンソン(演 アメリカの大女優 シャーリー・マクレーン)が、使用人イーサンを連れてくる。イーサンはアメリカ人なので、気さくに、執事カーソンに声をかけて、いやな顔をされる。
堅苦しい、イギリス人と気さくなアメリカ人の対比がよく描かれている。

ドラマを通じてわかったことは、来賓の使用人は、Mr. 来賓の姓 で呼ばれる。イーサンは、レヴィンソン親子の従者だから、Mr.レヴィンソンと呼ばれ、面食らう。

外国語を理解するためには、このような習慣も知っている必要がある。外国語を学ぶことは、文化を学ぶことだとよく言われるがその通りだと思う。

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