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ヨーロッパ文化教養講座(クラシックTV 「まるで昼ドラ!?メガヒット作曲家プッチーニに迫る!」)

2024/06/15
高橋真麻さんをゲストに呼んでプッチーニの特集
プッチーニ個人の人生(生まれたルッカの街の紹介なども含め)について、もう少し語られると思ったが、名作の紹介に時間を費やしてしまい、ちょっともの足りなかった。
目の前で、高橋恵理さん、笛田博昭さんという日本を代表するオペラ歌手の演奏を聴くことができた、高橋真麻さんは、羨ましいと思った。

改めて、WIKIでプッチーニ(1858年12月22日 - 1924年11月29日)のオペラ作品のリストを調べると、案外少なくて下記の10作

1)『妖精ヴィッリ』1884年
2)『エドガール』1889年
3)『マノン・レスコー』1893年
4)『ラ・ボエーム』1896年(アリア「冷たい手を」「私の名はミミ」)
5)『トスカ』1900年(アリア「歌に生き、恋に生き」「星は光りぬ」)
6)『蝶々夫人』1904年(アリア「ある晴れた日に」)
7)『西部の娘』1910年
8)『つばめ』1917年
9)「三部作」1918年
『外套』
『修道女アンジェリカ』
『ジャンニ・スキッキ』(アリア「私のお父さん」)
10)『トゥーランドット』1926年(1924年作曲者の死により未完をアルファーノが補筆完成)(アリア「お聞きください、王子様」「泣くなリュー」「誰も寝てはならぬ」)

今回紹介されたのは、悲劇のヒロインの特に名作の5作
3)マノン・レスコー:ヒロインはアメリカの荒野をさまよい死亡
4)ラ・ボエーム:ヒロインが詩人と結ばれるが、結局別れて結核で死亡
5)トスカ:ヒロインが恋人が銃殺刑になり、サンタンジェロ城から身を投げる
6)蝶々夫人:ヒロインが米国人の夫に裏切られて自殺
10)トゥーランドット:主人を慕っていた侍女が、主人の恋の成就のために自殺

「まるで、昼ドラ」の題名通り、ヒロインが幸せにならない、悲劇の連続だが、プッチーニの美しい音楽のおかげで、どの作品も一度観ると忘れることのない名作揃い。
小生は、特に、ラ・ボエームの「私の名はミミ」が大好きで、このアリアは何度聞いても涙する。

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