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ヨーロッパ文化教養講座(題名のない音楽会 3曲でクラシックがわかる音楽会〜シューベルト編〜)

2024/07/21
伊集院光氏をゲストに迎えた「3曲でクラシックがわかる」シリーズも3回目。今回は、カウンターテナーの藤木大地さんが、シューベルトが「歌曲王」と言われる理由を説明した。

理由の1.同じメロディーで全く感情の違う表現を上手に表す。
歌曲はゲーテ作詞の「野ばら」
1番は、少年は美しい野ばらを見つけて喜んだ。
2番は、少年が野ばらを折ろうとする。
3番は、少年が野ばらを折ってしまう。野ばらはささやかな抵抗で少年を棘でさす。
->メロディは一緒でも歌い方が違うので、歌手の表現力が試される作品だと思った。

理由の2.名も無い詩人の詩にも綺麗なメロディを付ける
シェーバー作詞の「音楽に寄せて」

理由の3. 器楽曲でも歌曲のように聞こえる
ピアノ五重奏曲「ます」第4楽章


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