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ヨーロッパ文化教養講座(2024年7月31日 キリシマ祝祭管弦楽団公演 鑑賞記)

2024/08/01
今年のキリシマ祝祭管弦楽団の鹿児島市内での演奏会は、パッション(情熱)がテーマ
大編成の曲を名手たちが、猛暑日を吹き飛ばすように「熱く」演奏した。

日時:2024年7月31日(水) 開場:18時15分 開演:19時
会場:宝山ホール
出演者:
指揮 デイヴィッド・レイランド
ピアノ 谷 昴登(あきと)
管弦楽 キリシマ祝祭管弦楽団

プログラム:
0) プレトーク:レイランド・マエストロと通訳の女性
1)ワーグナー:
楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
2)リスト:
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124/R.455
3) ソリストアンコール:
ストラヴィンスキー:
<ペトリューシュカ> 「ロシアの踊り」
休憩15分
4)ストラヴィンスキー:バレエ音楽<春の祭典>1967年版
5)アンコール:
ストラヴィンスキー:<火の鳥>フィナーレ

コメントと感想:
1.0)プレトークは、「パッション」がテーマであることを、マエストロが英語で話した。
2.1)馴染みの顔もたくさんいるオケメンバーが入場。
ワーグナーの出だしから、いい音が迫ってきて音楽に浸る感じを得る。
3.2)ピアノが用意され、一昨年チャイコフスキーの1番を熱演した、谷昴登君が登場。今年も、元気のある力のこもった演奏。オケとのアンサンブルも決まり、とても好きなリストだった。コンパクトな曲なので、ちょっともったいないと思うくらい。
4.3) アンコールは、ストラヴィンスキーの<ペトリューシュカ>から「
ロシアの踊り」のだめカンタービレで知った曲。
こちらも、迫力満点の演奏。
5.ちょっと短い15分の休憩のあと、打楽器、管楽器の奏者が大勢入場し、舞台が人で一杯になる。
4)春の祭典は、変拍子で有名だが、指揮が巧みなのか、オケが上手いのか、乱れも見せずに大迫力の演奏。
6.アンコールは、高校生の頃から、プログレッシブ・ロックのレジェンド「Yes」の傑作ライブアルバム「YesSongs」の最初に録音で流れる、火の鳥のフィナーレ
初めて生演奏で、火の鳥と聴いて感動した。
名残惜しい気持ちを持ちながら、家路へ(といっても、自宅はホールから徒歩5分)
また、来年も楽しみだ。

1)ワーグナーは、やはりワーグナーだなという感想

2)リストの協奏曲1番 アルゲリッチ 1981年 凄いテクニック!

3)ペトリューシュカ「ロシアの踊り」
のだめカンタービレで、のだめがコンクールで弾いたが、途中で、「今日の料理」と混同

4)デュトワ・マエストロ 当時87歳

5)火の鳥フィナーレは、プログレグループ「Yes」の登場曲に使われた



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