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ヨーロッパ文化教養講座(エンター・ザ・ミュージック ティンパニ協奏曲)

2023/12/01
ちょっと前のエンター・ザ・ミュージックは、とても珍しい、ティンパニ協奏曲を取り上げた。

関西フィルの首席ティンパニ奏者・中山直音をゲストに迎え、ヴェルナー・テーリヒェン作曲「ティンパニ協奏曲」を特集。ティンパニの仕組みや楽曲の魅力を紐解きながら、「東大阪特別演奏会 エンター・ザ・ ミュージック スペシャルコンサート」での名演をお届けする。

ゲスト
中山直音(関西フィル 首席ティンパニ奏者)
出演
関西フィルハーモニー管弦楽団
司会
藤岡幸夫(指揮者)
福田典子(テレビ東京 アナウンサー)

BSテレ東ホームページより

コメントと感想:

1.いつもは、オーケストラの最後列で演奏するティンパニが、この日は、指揮者の直ぐ左の位置に置かれ主役となる。

2.作曲したヴェルナー・テーリヒェンは、カラヤン、フルトヴェングラー時代のベルリンフィルのティンパニ奏者だとのこと。
ティンパニが他の打楽器と違い、ベダルで表面の皮の張力を調整して音程を変えることができるそうだ。
また、マレット(バチ)のヘッドによって音色も変えられるという、かなり変数の大きな楽器だということがわかった。

3.1番印象に残ったのは、中山直音氏が、オーケストラのテンポを決めるのは、指揮者ではなく、ティンパニだと言ったこと。
脇役に見えるが、影の主役ということだろう。

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