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ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月3日 ラ・フォル・ジュルネ2024 萩原麻未 114)

2024/05/11
今年の2月にみなとみらいホールで聴いた、辻彩奈さんと萩原麻未さんのコンサートはとても感動した。

今年のラ・フォル・ジュルネ2024は、辻彩奈さんの「メンコン」の後に、萩原麻未さんが、ラヴェルのピアノ協奏曲を弾くというので、聴きに行った。ただ、チケットを手配したのがだいぶ遅かったので、席は、1階席のずっと後ろの方。頭上は2階席が迫っていので、音的にはあまり期待していなかった。

日時:2024年5月3日 18時15分~19時
会場:東京国際フォーラム ホールA:グランディオーソ
出演者:
萩原麻未(ピアノ)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
斉藤夕香理(指揮)

プログラム:
1)ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
2)ラヴェル: ピアノ協奏曲 ト長調
3)ラヴェル: ボレロ

コメントと感想:
1.1)の「亡き王女」は、ピアノ版ではなくオーケストラ版だった。
サントリーホールだと、舞台が狭いので、ピアノの移動も気を遣うようだが、フォーラムAは巨大ホールなので、舞台も広く、フルオケの前に
グランドピアノが置けるスペースがある。
そこで、1)はオケ版 2)でピアノを前に持って来て 3)でピアノをまた引っ込める
ということが簡単にできる。

2.2)のピアノ協奏曲は、生演奏は初めて。曲自体は、のだめカンタービレで、千秋先輩の指揮、RUIのピアノで出だしの鞭の部分はとても馴染みがあった。
しかし、その後の部分は超絶技巧的だが、あまり印象に残る曲ではないと思った。これは、舞台があまりにも遠く、音がよく届かなかったせいかも知れない。
萩原麻未さんの熱演を直に観ることができたのは良かったので、それでよしとしよう。

3.3)ボレロも生演奏は初めて。
この曲も、のだめカンタービレの中に出てきて、のだめが、千秋先輩に頼まれてチェレスタを弾く予定だったのが、RUIにその役を取られたシーンを良く覚えている。

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