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ヨーロッパ文化教養講座(クラシックTV「ヘルベルト・フォン・カラヤン~その音楽と素顔」)

2024/03/24

帝王「カラヤン」の特集。
小生が中学生くらいのころは、オーケストラ=カラヤンだった。
ベルリン・フィルの正指揮者とウィーン国立歌劇場の音楽監督を兼任、
1年で110回のコンサートで指揮、
ハンサムで超美人の奥様と暮らし、
クラシック音楽ファンでなくても名前くらいは知っていた。

当時アンチ巨人ファンだった小生は当然「聞かず嫌い」になりカラヤン先生の偉大さに触れることなく月日は流れた。

今回のクラシックTVは、若いときにカラヤン先生のアシスタントを務めた高関マエストロから、カラヤン先生の何が凄いかを学んだ。

1.超人的な耳(オケの団員の間違いを直ぐに察知して指摘する)
2.常に聴衆の1人として音を楽しみながら指揮をしている。
3. 音が良くなるのだったら、楽団員の提案も素直に聞き演奏に取り入れる。また、最新の音響技術にも興味を持って積極的に取り入れた。
4.カラヤンの音がある。(ゲストの南野陽子が、何が違うのかと聞いたが、高関マエストロは明確には答えられなかった。)

果たして「カラヤンの音」とは何だろうか?
大変興味を引かれた。

20世紀クラシック界で「帝王」とまで呼ばれた指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンは一体なにが凄かったのか。

ゲストは、カラヤンのアシスタントを6年間務めた指揮者の高関健と、父が大のカラヤン好きという俳優の南野陽子
売ったレコードやCDの数は2億枚以上!?そんなカラヤンの音楽づくりの秘密を、高関さんの話を基に紐解きます。
また、1954年初来日時のN響との共演の録音や、ベルリン・フィルとのリハーサ ル風景など、カラヤンの残した音源や映像を高関さんや清塚信也の解説で味わいます。
カラヤンの作り出す音の芸術に浸れる29分です。

【司会】
清塚信也(ピアニスト)
鈴木愛理(歌手・モデル)

【ゲスト】
高関健(指揮者)
南野陽子(俳優・歌手)

NHKホームページ

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