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ヨーロッパ文化教養講座(アメリカ映画「プリティ・ウーマン」鑑賞記)

2023/09/17
気分的に、明るくて楽しい映画を観たいと思い、アマゾンプライムのおすすめを観ると、「プリティ・ウーマン」を発見。
懐かしい主題歌も思い出しながら、本当に楽しく観た。

ハリウッドの娼婦ビビアンは偶然知り合ったウォール街の実業家エドワードに1晩買われる。
ビビアンに興味を持ったエドワードは1週間の契約を結ぶ。
エドワードにとってはほんの気まぐれ、ビビアンにとっては最高のお客。
その2人がいつしか惹かれ合い……。軽妙なタッチで綴ったシンデレラ・ストーリー。
娼婦から淑女まで、ジュリア・ロバーツの変身ぶりも見どころ。

1990年製作/119分/アメリカ
原題:Pretty Woman
劇場公開日:1990年12月7日

映画.com

コメントと感想:

1.下町から、教養は無いが、磨けば光りそうな若い女性を、金持ちのちょっと年上の男性が拾ってきて、磨きあげる。
磨きあがったら、男性はそれで一度は満足するが、女性は表面だけでは無くもっと深いものを求めていた。
という話は、オードリー・ヘップバーン主演の歴史的名作「マイ・フェア・レディ」と全く同じ。
WIKIによると、「『マイ・フェア・レディ』を下敷きにした現代版ストーリーである。」と書いてあり納得。

2.ジュリア・ロバーツが演ずる、娼婦ビビアンを着飾らせて、リチャード・ギアが演ずる、ロバーツが自家用ジェットでオペラ鑑賞に行く。
演目は、パリの高級娼婦役がプリマ・ドンナである、ヴェルディの「椿姫」
しかないなと思っていたら、その通りだった。

3.同じく「マイ・フェア・レディ」のオマージュ作品、周防正行監督、鹿児島市出身、上白石萌音主演の「舞妓はレディ」も、また観たくなった。
そう言えば、周防正行監督の大ヒット作、「Shall we dance?」のリメイク版の主役は、リチャード・ギアだったことを思い出した。


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