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ヨーロッパ文化教養講座(2024年2月12日 辻彩奈+萩原麻未 デュオコンサート 鑑賞記)

2024年2月13日
小生の推しヴァイオリニスト辻彩奈さんといつもダイナミックな演奏を聞かせてくれる萩原麻未さんのランチタイムコンサート。
感激して涙腺が崩壊しそうになった。

日時:2024年2月12日 開場:10時50分 開演:11時半
会場:横浜みなとみらいホール

プログラム:
1) フォーレ:ロマンス 変ロ長調 op.28
2) フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13
3) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
アンコール:
4) パラディス:シチリアーノ

コメントと感想:
1.会場は昨日のリウ君+ワルシャワと同じ横浜みなとみらいホールの大ホール。
本日は実力の割には比較的マイナーなお二人だからか、ランチタイムの休日だからか、1階席しか開放していなくても後ろに方は空席が目立った。

2.それでも若いお二人は、最初の一音から丁寧にダイナミックに綺麗な音を響かさせてくれた。

3.1)の小曲が終わると、辻さんが、「おはようございます。コンサートでおはようございますというのは珍しいです。」と挨拶して会場が和んだ。
萩原麻未さんとのデュオは初めでだとのこと。このホールでのランチタイムコンサートは今回が最終回という話しをして、名曲ソナタ2曲が演奏された。

4. 2)3)ともTVで時々放送される名曲。
ヴァイオリンだけでなくピアノのパートもかなりテクニックが必要だと思う。
2人は殆どアイコンタクトすることなく、それでも音がピッタリ合っている。

5. 辻彩奈さんは、喋る時はとてもチャーミングだが、ヴァイオリンを構えて集中した瞬間、厳しい表情で仁王立になる。しっかりした音は、聴く小生の日常生活のモヤモヤを根こそぎ持っていってくれる様である。

6. 4)カーテンコールの後再び辻さんがマイクを持ってアンコールを告げ、パラッディスのシチリアーノを弾いた。
庄司紗矢香さんは、この曲はいつも弱音器をつけるが、辻さんは弱音器なしで明るめのシチリアーノだった。
会場の熱心なおじさんファンが、「ブラボー」の横断幕を掲げお二人が、嬉しそうに笑う姿が良かった。

7.お二人ともこれからの人なので、是非末長く活躍して欲しい。


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