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ヨーロッパ文化教養講座(おんがく交差点「名作曲家の驚き作曲術」)

2024/06/30
ゲストに作曲家、編曲家として活躍している、萩森英明さんが登場。
この番組は、トークが抜群に面白い。

萩森英明さんは、WEBでプロフィールを調べると43歳とまだまだお若い。

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
玉置浩二、八神純子、石井竜也、藤井フミヤ、浜田麻里、渡辺美里、などアーティストのオーケストラコンサートや、「刀剣乱舞宴奏会」、「美少女戦士セーラームーン25周年記念 Classic Concert」、「アニ・オケ!クラシック」などのコンサートのオーケストラアレンジ。
TV朝日系「題名のない音楽会」、TV東京系「100年の音楽」、NHK「SONGS」など、音楽番組のための編曲。川井郁子、渡辺香津美、奥村愛、などアーティストのコンサートやCDのための編曲。
琉球交響楽団、Music Masters Course Japan、成蹊大学混声合唱団からの作品委嘱など。
またピアニストとしても数々のレコーディングで活動している。
日本作編曲家協会会員。

洗足学園音楽大学ホームページ

1.先ずは作曲を始めたきっかけは?
ピアノは小さいときに始めたが、西武ライオンズのファンで、小学校の4年生くらいのとき、選手の応援家を作ってみたのがきっかけ。

2.プロになろうと思ったのは?
作曲指導を受けていた中学生のとき先生が、ある楽曲解説の時に、「ブラームスの曲の旋律に似ているが、聴いたことがある?」と言われ、「いいえ」と答えると、「君は将来専門家になるのだから、聴くことも大事だ」と怒られたことが、自分を認めてくれているんだと思い、かえって嬉しかった。

3.作曲するときはピアノで?
基本的にはピアノで作曲するが、手が勝手に動いて、どこかで聴いたようなメロディ(昔作った自分の曲)になってしまうことがある。最近はPCも使うがマウスが勝手に動いて、似たようなものになることが多い。
->大谷康子さんが、「それが個性ですよね」とフォロウ。

4.昔の作曲家で真似しやすいのは?
ベートーヴェンは、一生懸命作っているのが解って、何とかなりそう。
ドビュッシーもラベルも構造が理解しやすい。
でも、モーツァルトは、(良い曲だけど)どうしてこういう曲になるのかが解析できず、真似できない。

大谷康子さんとのコラボレーションでは、自作の
「Novelette for Violette」という曲が、奥様に捧げた歌とのことで
夫婦仲の良さを物語っているなと思った。




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