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ヨーロッパ文化教養講座(おんがく交差点「天才ソプラノにして元ミス・ユニバース日本代表!?」小川里美)

2024/07/22
今回はソプラノ歌手小川里美さんがゲスト
タイトルに「元ミス・ユニバース日本代表」とあるが、小生のイメージする(ストイック)な音楽家であれば、「余計な冠を付けないで!」と言いそうなので、小川里美さんご本人は、この冠にはこだわってないということだと思った。

1.ミス・ユニバース日本大会に参加したのは、東京音大の3年生のとき、表参道を友人と歩いていたら、目力の凄い主催者側のフランス人女性(多分 イネス・リグロン氏)から「参加しなさい」と言われたからとのこと。

2.想定外の日本一なって、ミス・ユニバース活動のため1年間休学。
その経験がオペラ歌手になることに繋がったとのことだが、具体的には、どういうことかは、説明する時間も限られていたので、良く理解できなった。
卒業後、ザルツブルクとミラノに奨学生として留学し、オペラ歌手として歩んでいくことになる。

3.数年間カンボジアでのオペラ公演活動をしていて、エレクトローン伴奏で「蝶々夫人」の短縮版を公演したときは、聴衆が、ピンカートンに対して「最低の男」だと怒り、蝶々夫人に対して「可哀想」だと言ってくれたことで、ちゃんと伝わっていることが嬉しかったそうだ。

演奏は、
1.ゲストソロで、
プッチーニの蝶々夫人「ある晴れた日に」

2.大谷康子のコーナーでは、
東洋音楽学校(現在の東京音楽大学)の創立者、鈴木米次郎氏作曲
「泰平曲」「壮士節」「松平好房」

3.二人のコラボで
カールマン作曲
「山は我が故郷 ~喜歌劇《チャールダーシュの女王》」

この日は、小川里美さんの調子は今ひとつだったようで、ある晴れた日のフィナーレの最高音がちょっと低かったと感じた。

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