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「SHORT PEACE」(2013)

国立新美術館で開催されているMANGA都市TOKYOを観に行き、そこで流れていた大友克洋「火要鎮」の映像の美しさに魅せられて、その日のうちにAmazonにて「SHORT PEACE」をレンタルして視聴。

「火要鎮」を含む4つの独立した話から構成されるオムニバス形式のアニメ映画です。

森田修平監督「九十九」

森の中で道に迷った男が祠を見つけ、その中で出会うお化け(付喪神、つくも神[)とのやりとりを描いたエピソード。

この男性見た目は厳ついがお化けにねぎらいとお礼の言葉をかけたりして良い人。

大友克洋監督「火要鎮」

火要鎮と書いて「ひのようじん」と読む。

絵巻物スタイルでエピソードは始まり、画角も絵巻物のように上から or パンのものが多い。

映像がとにかく綺麗。部屋に飾られている着物とか。屋根を上った先に見える火事の鮮やかさなど。

部屋の電気をすべて消して観るのがお勧め。

安藤裕章監督「GAMBO」

白熊と赤い鬼の戦いを描いたエピソード。鬼の気持ち悪さと凶暴さがすごく伝わってくる。村人はなぜ鬼の介抱なんかを、、、、

カトキハジメ監督「武器よさらば」

冒頭の砂漠を大きな乗り物が移動するシーンはマッドマックスを思い出してしまう。

装甲車の運転手以外、登場人物全員、ギムレット、ラム等お酒/カクテルの名前。

物語冒頭の会話で、隊長にとっては定年前の最後の任務ということで、死亡フラグが立ってしまっており、案の定最後に無人戦闘機に殺されてしまう。マール以外の他のメンバーもだが。

まとめ

目当てだった「火要鎮」はやはり良かったものの、全体としては同じく大友克洋が関わっている(監修・監督)の「MEMORIES (映画) 」の方が自分の好みにあってるかな。


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