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過ぎ往くもの、別れ来たるもの

季節は廻るものだけれど、同じものはひとつとしてない。その年のその季節は、たったひとつしかない。

子ども達を通して季節を見ると、本当にそう思う。ただ楽しめ、そのひとときを。味わえ、小さいひと達。

行間が広い…そう、これは段落で、今日はブラウザから書いています…。

前回は秋が好きという話と、冬の夕方が苦手だという話をした。今日は、じゃあ春と夏はどうやねんという話。

端的に言えば、どっちも好きだ。
あ、またアプリで開いてしまった。
こういうことを何度もやってしまう人間だと皆様には諦めていただけると幸いだ。

春は何よりあったかいのがいい。東北の冬は長く寒い。3月に入って暖かくなってくると、ようやく終わる(であろう)安堵感と、開放感が嬉しい。桜が咲けば毎日ウキウキだ。
各機関のアピールやアイデンティティーの確立により、日本人の価値観に刷り込まれているであろう桜。きちんと手をかけていないとあめしろさんがこんにちはしてしまうが、桜が好きだ。
春の夜の匂いも大好きだ。萌える土の匂いというのか、夫は田んぼの匂いだと言うけれど、夜に香ってくるのが好きだ。秋の夜のウキウキを連想させる。秋の夜の匂いといえば、先月くらいまで、焦げ甘いような匂いがしていた。夜の散歩が恋しい。

夏は盆地の我が地方、とにかく暑い。東北は雪国だから涼しいでしょ、とお思いの方はリピートアフターミーである。盆地は暑い。14年ほど前まで気温最高記録を打ち立てていたのは我が県だったのだ。暑いんだってば。
それでも好きなところはあるわけで、それが夕方だ。
また夕方だ。どれだけ好きなんだろうか。でも好きだ。
夏至を過ぎて秋分まで日が長いというだけでも嬉しいし、日中の暑さが和らいで、自然と深呼吸したくなる。実際は夕飯やら小学生と園児達の片付けやら明日の準備やらで一息つく間もないのだけど、せめて適温のお茶の一杯も飲ませてもらえたらと思う。

お茶について、最近お気に入りが出来たのでまたつらつらと書きたいと思う。作法もおしゃれも何もないのだけれど、とにかくお茶が好きなのだ。
そういえば、子ども達の水筒はいつまで持たせ続けていればいいのだろう(麦茶)。

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