大喜利決勝杯(12/28)に挑んできました
ラパパフェス(日直組手、大喜利会ユートピア)の翌日。私はまたも大喜利会に向かっていました。久々の2DAYSです。
しかもこの日は大会、且つ2023年の生大喜利納め! 気合いが入ります。
その大会というのは、2023年12月28日、ぺーるおれんじ(以下、ぺーおれ)さん主催・大喜利決勝杯です。
決勝杯とは?
決勝杯は、ぺーおれさんの初主催となる大喜利会。15名の参加者全員が決勝という体の戦いに臨み、加点杯と印象杯の成績上位者がトーナメントに進みます。
6名によって争われるトーナメントを勝ち抜いた1名が総合優勝。車座や企画のパートは無いため、実はしっかり冠到杯卒業案件となっている大会です。
出場者
私を除いた出場者は以下の通り。TwiPla登録順、敬称略です。
二階から手続き
おだンゴ
特殊人間
三ル貝
初対面
あると
各A
まきびし
ぜあらる。
はいどぼーい
はんぺん太郎
スカイハイ
田吾作
かめおか
あるとさん、はいどぼーいさんとは初めてご一緒します。また、特殊人間さん、はんぺん太郎さん、田吾作さん、かめおかさんとはラパパフェスに引き続いてご一緒することになりました。
いざ、文京区
会場は文京区民センター。都内に足を運ぶことはあれど、文京区は初めてです。前に回答で限界まで膨らませたドームを横目に、会場に向かいました。
早めに到着し、入室。ぺーおれさんの他に、二階から手続きさんとあるとさんが既にいらっしゃいました。お噂通りあるとさんデカ!と思いながら、設営のお手伝い。緊張しながら開始を待つうち、他の出場者も続々と来場。
ぺーおれさんはスーツを身に纏い、既に雰囲気満点。「今年の優勝、今年のうちに。」というキャッチコピーのもと、いよいよ大会が始まりました。
大喜利加点杯・決勝
まずは加点杯の決勝からです。決勝に勝ち進んだ3名を、前回大会のファイナリスト(第1回のみ第5回の出場者)が審査します。
第1回
出場者: 三ル貝、あると、はんぺん太郎
おだンゴさんが「強かったもんな〜」などとガヤを飛ばしつつ、第1回のファイナリストが入場。意気込みを聞く時間などは特に無いまま、早速決勝が始まります。
お題は以下の2問でした。
サウナで伝説と呼ばれたおじさん「○○」
水と熱を司る、私がゆで卵ということになりますねえ!(三ル貝さん)
私から出るのもあるなあ(あるとさん)
焼けおじに水、ってとこかな(はんぺん太郎さん)
蒸気から ちんこを出して 夏景色(三ル貝さん)
寒いなあ(あるとさん)
合格祈願でもそんなもの買うな
切り口が王ってなってるナルト(三ル貝さん、絵回答)
春巻のハチマキ(あるとさん)
頭だけ初音ミクのダルマ(三ル貝さん、絵回答)
1tの絵馬(はんぺん太郎さん)
ミッキーマウスの三輪車(三ル貝さん)
エロいヨッシーのフィギュア(三ル貝さん、絵回答)
全部指示してくれる人(あるとさん)
第二の母親(はんぺん太郎さん)
2問目のモノお題で三ル貝さんが完全に流れを掴み、合計23票を獲得して第1回王者となりました。
ぺーおれさんからは、粗品としてハッピーターン2枚を贈呈。コメントを求められた三ル貝さんは「嫁とはんぶんこしようと思います」と語り、「得意じゃない加点で勝ててよかった」と、喜びを露わにしました。
第2回
出場者: 二階から手続き、ぜあらる。、田吾作
第1回の余韻も束の間、すぐさま第2回が行われました。
お題は以下の2問。
腕が外国人俳優っぽくなるトミー・リー・ジョーンズ手術を受けてみてどうでしたか?
腕俳優と呼ばれる(二階から手続きさん)
トミー・リー・ジョーンズとの対談が決まった(ぜあらる。さん)
前の手も残してしまったから、昆虫みたいになってしまいました(田吾作さん、絵回答)
気づいたんですけど、留学って言葉じゃない(二階から手続きさん)
白細腕毛が……(ぜあらる。さん)
その腕で飲むコーヒーが意味がありそうに見える(ぜあらる。さん)
「賞金100万円」「カップ麺1年分」とかならわかるけどそれは何?と思った副賞
よっしゃあ!メロンパン(田吾作さん)
八代亜紀一日デート券(ぜあらる。さん)
エビフライ2本(ぜあらる。さん)
シード権8回(ぜあらる。さん)
琵琶湖の水飲んでいいよ券(二階から手続きさん)
うまい棒29本入り(二階から手続きさん)
「肉と私」の表紙(ぜあらる。さん)
うおお、縦に長いケーキ(田吾作さん)
時計とパエリア(ぜあらる。さん)
ピンキーリング3つ(二階から手続きさん)
信仰心と書かれた壺(ぜあらる。さん)
最後にごめんなさい、扇(二階から手続きさん)
上には書いていませんが、2問目で田吾作さんがサンボマスターを披露。票には一切繋がっていませんでした。
優勝は26票を獲得したぜあらる。さん。「印象やったら負けてた……」と安堵している様子でした。
第3回
出場者: まきびし、かめおか、各A
当然矢継ぎ早に進みます。お題は以下の2問。
異能忠敬が超能力を駆使して日本地図を作ったときのエピソード
ゴゴゴゴゴ ラウンドワンの下にラブホ作りました(かめおかさん、絵回答)
えげつないスピードでハワイが近づいた(各Aさん)
試しに江戸川をモーゼして戻らなくなった(まきびしさん)
竹島が50個できた(各Aさん)
四国を小さくしてビンに保存しました(かめおかさん)
空から千代田区のクーポンが降ってきた(各Aさん)
何でかわかんないんですけど、鑑真が日本を統一したことになった(各Aさん)
闇鍋パーティと聞いてアホ山くんが持ち込んだもの
ソマオ・ミートボール(各Aさん)
1円玉(まきびしさん)
アホ山ベストアルバム(かめおかさん)
鍋(各Aさん)
ビールサーバーの取っ手(まきびしさん)
しゃぶ葉(各Aさん)
校舎の鍵(かめおかさん)
はなかっぱがたまに咲かせる「わからん」(各Aさん)
残念賞(各Aさん)
ポリスって書かれたおみくじ(かめおかさん)
落とし前(まきびしさん)
プリマ旦那(各Aさん)
ヤマザキパンのトミカ(各Aさん)
高知県のアイドル(まきびしさん)
やはりモノお題が特にハネる印象。死闘を制したのは、22票を獲得した各Aさんでした。
「好きなことを言ってたら終わった、という感じで……」とコメント。好きなことがそのまま点になるの、さすがです。
第4回
出場者: シュヴァルツ、スカイハイ、初対面
私の出番でした。加点は千葉喜利で散々鍛えてきた自負があるので、頑張りたいところ。お題はざっくりこんな感じの2問でした。
彼女の名前を間違えて呼んでしまった!ここから逆転してください
○○や ああ○○や ○○や
1問目はまるで掴めないまま、初対面さんが爆発的にウケているのだけ伝わってきました。
それでも2問目はちょっとだけ喰らいつけたきがします。こんな回答を出しました。
かつや ああ、閉店や…… 1ヶ月後 またかつや
しかし、時既に遅し。優勝は21票を獲得された初対面さんでした。
曰く「真っ正面から戦ったらシュヴァルツさんに勝てないので、最初からブチ壊しに行く作戦で行ったらハマった」とのこと。思わず「てめぇ〜!」と言ってしまいましたが、本当にあっぱれな強さでした。
完敗こそしましたが、対策されるような人になれたのか、私は……としみじみ考えたりもしました。
第5回
出場者: はいどぼーい、おだンゴ、特殊人間
ラストです。お題は以下の2問でした。
このボタン、押すとどうなる?(「復旧」と書かれたボタンの画像)
岸田が復旧クソメガネになる(おだンゴさん)
片新というボタンができる(はいどぼーいさん)
美味しいカレーがますますおいしくなる(特殊人間さん)
GacktがDの部屋という無い部屋にワープする(おだンゴさん)
鬼束ちひろが1日救急隊員としてデビューする(おだンゴさん)
野良猫の喧嘩かと思って外を覗いたら見えたもの
自販機を殴るドラえもん(特殊人間さん)
ポケモンバトル(はいどぼーいさん)
テトリス99を外でやってるキチガイ小学生(おだンゴさん)
スーパーマンを名乗る廃品回収業者(おだンゴさん)
伊東四朗が犬を演じてるおままごと(おだンゴさん)
会いたかったぜ!うーたん(特殊人間)
自称たまごっちおばさん(おだンゴさん)
カマキリの口論(おだンゴさん)
おだンゴさんが盤石の強さを発揮。なんと全体トップの30票を獲得し、第5回の覇者となりました。
コメントを求められ「加点ってマジで苦手だったので、勝ててよかった」と、ホッとした様子を見せつつ「連覇目指して頑張ります」と締め括りました。果たして第6回の決勝におだンゴさんはいらっしゃるのか……!?
大喜利印象杯・決勝
休憩を挟んで、勢いそのままに印象杯に移ります。
第1回
出場者: シュヴァルツ、二階から手続き、おだンゴ
いきなり私の出番です。しかも出来れば当たりたくない方々との対戦。もうどうにでもなれ!と思いながら臨みました。
お題は以下の2問。1問は画像お題、1問は時事(?)お題が出題されました。
教室にゴムボートが置いてある画像
藤井聡太が8冠を獲得した裏で行われていた、将棋界のしょうもない偉業(ニュアンス)
2問ともマジで記憶がないです……。体調の悪化に伴って頭も働かなくなってしまい、辛うじて覚えているのは以下の絵回答くらい。
そんな状態で勝てるはずもなく、初代王者はおだンゴさんとなりました。「(ネットも含めて)一番歴が浅いので、勝ててよかった」と喜びを露わにされていました。
第2回
出場者: 特殊人間、田吾作、かめおか
当たり前のように、物凄いスピードで会が進行していきます。第2回の出場者は、前日のラパパフェスですっかり仲良くなった御三方でした。
嫌な予感がするな……と思っていたら案の定、かめおかさんが「特殊人間」と書いた上から大きくバツをつけ、特殊人間さんが「ぷんぷん」と返すという展開に。大丈夫かなぁ……。
お題は以下の2問でした。
捨てられた畳の上から猫がこっちを見ている画像
えー、こいつジャスティスタワーって名付けてる(かめおかさん、絵回答)
まずは左スティックで移動だ 俺について来い(特殊人間さん)
違うそれは右スティックだ(特殊人間さん)
にゃんにゃん にゃんこですにゃん 今日は火曜日 キムチ鍋の日(かめおかさん)
下からゴゴゴってでっかい猫が出てきて「それは私の畳ですが……」(田吾作さん、絵回答)
次はAボタンでパンチだ こら!俺を殴ろうとするな(特殊人間さん)
ゴゴゴ……下カバオくんじゃねえか!(かめおかさん、絵回答)
逆に、4630万円を誤って納税してしまった人
下からゴゴゴって出てきて「もう一億円追加や!」(田吾作さん)
え!?お礼としてうちにチワワが400匹!?(かめおかさん)
え!?お礼としてうちに指揮棒が6万本!?(かめおかさん)
頭が壊れちゃって、キーンあーたのしー(田吾作さん)
風が吹いてオールバックになって、顔が全部見えてしまってた(特殊人間さん、絵回答)
下からゴゴゴって金のカービィ像が出てきた(かめおかさん)
こんな悲しいことはないですよ!みんなもそうだろ!いくぜ!できっこないをやらなくちゃ〜!(田吾作さん)
はい。確かに4630万円現金一括で受け取りました(特殊人間さん)
カバオくんあり、サンボマスターあり、という予想通りの試合。ぜあらる。さんが「車座ちゃうぞ」と野次を飛ばしたり、特殊人間さんが「この三人で決勝行けて嬉しいな〜!」と叫んだりする、混沌とした回でした。
優勝はかめおかさん。「まさか史上初の3人同時優勝とは……」と、最後までふざけっぱなしでした。反省しなさい!
第3回
出場者: 三ル貝、初対面、まきびし
お題は以下の2問。
リンゴでございま〜す(三ル貝さん)
三角形のダンボールに書いてある(まきびしさん、絵回答)
なしなのよ(初対面さん)
ちぎれたところから生まれる(三ル貝さん)
こいつ……アスファルトに油性ペンで書きやがった(初対面さん)
「バーニラ バニラバーニラ 求人」ってバニラが鳴ってるんですけど、(トラックに描いてあるのは)みかんですわ(三ル貝さん)
鏡餅に、こう(逆さに)乗せられてた(初対面さん、絵回答)
こいつの幼少期は人気がない(まきびしさん)
こうやって(仰向けコンベア)出荷されてきた(三ル貝さん、絵回答)
こいつ専用のトイレがある(まきびしさん)
そのままメダルを誤飲してしまった市長が一言
金、内臓にしまっちゃって、ごめんね(三ル貝さん)
今、胃酸で溶けています(まきびしさん)
飲み込めないのですが(初対面さん、喉でつっかえている絵回答)
わたくしミニミニ市長としては内臓が大変圧迫されているのですが(三ル貝さん、絵回答)
もう中学生なんですけど「お尻から出るのでしょしょお待ちを」(三ル貝さん)
マヨネーズ飲めば出る マヨネーズ飲めば出る(まきびしさん)
紐だけ先に出てきた(初対面さん、絵回答)
万国旗みたいにオエー(まきびしさん、絵回答)
あっ!痛いかも(まきびしさん)
あれ?岩塩入ってます?(初対面さん)
前回と打って変わって(?)熾烈な戦いになりましたが、制したのは初対面さんでした。「(加点杯の) (対戦相手がいずれも大会の) 優勝経験者なんで、気合い入れてやりました」とコメント。田吾作さんが「なんか申し訳なくなってきたな……」と呟かれていました。
第4回
出場者: スカイハイ、各A、あると
お題は以下の2問。
高校生が地面に転げている画像
日なただとこうなるから、グラウンドに近づかないよう言われてる(あるとさん)
いじめられっ子が全力でツッコんで、結果としていじめがなくなった(あるとさん)
先生として悪い例に徹してる(あるとさん)
天体観測6時間前(スカイハイさん)
昨日見たジュラシックパークを完全に再現している(各Aさん)
こいつの子分みたいなやつが「しびれるぜ……」って言ってる(あるとさん)
チバニアンの他にも地名を使った時代名にはこんなものがある
九段下ニアン(スカイハイさん)
サガとワカヤマっていう地味すぎて教科書に載ってないやつ(あるとさん)
古シンヨコニアと新シンヨコニア(スカイハイさん)
旧トチギと新トチギ(あるとさん)
富山石川統一時代という選挙区の話をしている(各Aさん)
1問目で完全にあるとさんが掴まれていた印象です。「しびれるぜ……」に痺れました。2問目のスカイハイさんのシンプルなモジリもなかなか印象的。
優勝は、1問目から波に乗ったあるとさん。「神戸から来たんで、ウケて帰れて良かったです」と語られていました。
第5回
出場者: はんぺん太郎、ぜあらる。、はいどぼーい
お題は以下の2問。
「あさやけ法律事務所 明けない夜はないと信じて」と書かれた看板の画像
Love so sweet(はんぺん太郎さん)
事務局長が16時に起きた(ぜあらる。さん)
俺が言った言葉は全部信じてくれない(はいどぼーいさん)
歌舞伎町にあった(はんぺん太郎さん)
共同トイレだ(ぜあらる。さん)
裁判中に「もうすぐ朝になる!朝!勝ったで!」(はいどぼーいさん)
全然違法(はんぺん太郎さん)
全面的に雑居ビルということを押し出している(ぜあらる。さん)
(イギリスのEU離脱を踏まえて)SA(それいけ!アンパンマン)からも離脱者が!誰が抜けて何が起こった?
カバオが退場するとき「ズズズ……(下降)」(はいどぼーいさん)
アンパンマン以外全員抜けて、改めてアンパンマンを応援しようという空気になった(ぜあらる。さん)
しょくぱんまんが抜けて、正論を言う人がいなくなった(ぜあらる。さん)
山寺宏一が抜けて番組が終了した(はんぺん太郎さん)
チーズが抜けて、意識してなかっただけで工場の周りってこんなに静かだったんだ、となった(ぜあらる。さん)
カバオがまたも増殖。ぺーおれさんも「カバオが出たり入ったりする大喜利は初めてです」と漏らしていました。
優勝は、出題前に「若い子に挟まれて恥ずかしい……」と呟かれていた、ぜあらる。さん。ハッピーターンが追加で2枚贈られ、「今年35なんですけど、35でハッピーターン4枚はキツいんすよ……」と、ボヤキが止まりませんでした。
途中経過
ここで大会の大半が終了。いよいよトーナメントに進出する6名が発表されます。
なんとこのタイミングで、進出者に二つ名代わりの四字熟語が送られることが明かされました。何それ!欲しすぎるんですけど!分かってたらもっと頑張れたんですけど!(そうとも限りませんが……)
熾烈な決勝の争いを経て決定した、トーナメント進出者は以下の通り。
画竜点睛 ぜあらる。(142pt)
王道楽土 おだンゴ(128pt)
流星光底 かめおか(117pt)
合縁奇縁 初対面(111pt)
炉心融解 あると(90pt)
気韻生動 三ル貝(81pt)
というわけで、当然ですが私は敗退となりました。あとから結果詳細を拝見したところ、私は9位でした。せめて上半分には入りたかった……。
四字熟語は全員分考えられていて、私の四字熟語は「紫電一閃」でした。自分で言うのもアレですが、ピッタリだと思います。
チャンピオントーナメント
6名による頂上決戦、チャンピオントーナメント。3位vs6位、4位vs5位の準々決勝を経て、シードの1位・2位が登場する準決勝、そして決勝、と進みます。
お題は3分1問、拍手審査で行われました。
準々決勝第1試合
「生き生きとした躍動感を、絵回答に込めたい」──三ル貝さん
「色々ありましたけど、勝って行きたいと思います」──かめおかさん
準々決勝はかめおかさんと三ル貝さんの戦いからスタート。お題はこちら。
ニセ東京大学ではこんな入試をやっている
少し高いところからナルトを落とす(三ル貝さん)
高い急須を選ぶ(かめおかさん)
よりエロい受験番号の人が優勝(三ル貝さん)
温かいコーンスープを選ぶ(かめおかさん)
え〜!?キャプテンって漢字あったの?(かめおかさん)
地表から現れるカバオくんを押さえつける(三ル貝さん)
本物のカバオを選ぶ(かめおかさん)
身砕流(みさいる)(三ル貝さん)
またもカバオの流れがあって不安になりましたが、やはりトーナメントというだけあってハイレベルでした。かめおかさん、ずっと何かを選ぶ回答で攻めてらっしゃる。
拍手審査の結果、勝利したのはかめおかさんでした。
準々決勝第2試合
「ねえ、なんか……。やっといいとこ見せられると思ったら相手がとんでもない強い人で、どうしようかな」──あるとさん
「皆さんと出会えてよかったです、頑張ります」──初対面さん
続いては、あるとさんと初対面さんによる準決勝です。お題はこちら。
食と嘘を題材にした漫画「欺瞞(だま)しんぼ」のワンシーン
山岡さんの鮎は回鍋肉や(初対面さん)
ほら見ろ サイゼのワインはすごいんだ(あるとさん)
包丁で肉を押さえて手刀で切ってる(初対面さん)
「これが正直の力だと……」結局料理うまいやつが強いみたいな話(あるとさん)
ラーメンライスセットという中華おじや(初対面さん)
その産地はダミーだ ニュージーランドを味わうんだな(あるとさん)
中止中止!玉ねぎで泣く人見てられませーん(初対面さん)
おい嘘やろ!カレーに山わさびだって!?(初対面さん)
終わった途端、お二人とも大爆笑。何事かと思ったら、「これは二人ともハネてなかった(笑)」(初対面さん)、「反省が多いぜ……」(あるとさん)と、両者ともに手応えを掴めていなかったようです。確かに難しいお題だったと思いますが、そんなことは……そんなことは……
審査の結果、勝ち上がったのは初対面さんでした。
あと、これは完全にこぼれ話なんですが、会終了後に二階から手続きさんが「これだけ見せたかった」と言って、お二人に「大鶴欺瞞」と書かれたホワイトボードを見せつけていました。模範解答それか……!
準決勝第1試合
「かめおかさんの大喜利が好きで、何で今こうなんだろう……」──おだンゴさん
「戦うことがあまりないので楽しみです」──かめおかさん
ここからは途中経過1位・2位が登場する準決勝。まずはおだンゴさんとかめおかさんによる試合です。
準決勝ではどちらの試合でも画像お題が出されます。文面だと伝わりづらいと思いますが、ご了承ください。
お題はこちら。
「DOWN THE PRICES」と書かれ、「PRI」を男の子がハンマーで叩いている画像
仕事だと思っているからできる暴力もある(おだンゴさん)
ついでにママレードも割っちゃおー(かめおかさん、絵回答)
おい!SEXYフィーバーやんけ!(かめおかさん、PRICESのあとにSEXY SEXYと書かれた絵回答)
このように英語はたくさんの理不尽を経て日本に届けられる(おだンゴさん)
なんだかだんだん血が見たくなってきたぞー(かめおかさん、絵回答)
彼は流れ作業で叩いているため、アリと区別できていない(おだンゴさん)
これまた熾烈な試合。おだンゴさんは真っ正面から攻め、かめおかさんは突飛な発想で相対する、互いの色がハッキリと分かれた試合になりました。
審査の結果、決勝に駒を進めたのはおだンゴさんでした。
準決勝第2試合
「勝ち……たくなるもんですね。初対面さんとは何回かタイマンして勝ったり負けたりしてるのて、負けねーぞ!」──ぜあらる。さん
「他の人よりタイマンやってる気がします。ぜあらる。さんとのタイマン好きなんですよ」──初対面さん
第2試合で戦うのは、ぜあらる。さんと初対面さんです。
お題はこちら。
「やわらかあたま塾」の先生がビタンビタン動いているGIF画像
考えることを諦めている(ぜあらる。さん)
手術で関節を抜いてドライヤーを入れた(初対面さん)
よく見たら口も動かしてて、ギリギリまで近づいて聞いたら、マジで何も言っていなかった(ぜあらる。さん)
帽子の中に満たしたクラムチャウダーがビチャビチャビチャビチャ(初対面さん)
近づいたらちっちゃい産毛が生えてた(初対面さん)
スイスに入国した途端こうなった(ぜあらる。さん)
こちらもまた熾烈でしたが、ぜあらる。さんが長い時間をかけて放った「マジで何も言っていなかった」が頭一つ抜けていた印象です。
拍手審査の結果、満票でぜあらる。さんが決勝に進出されました。
決勝
「ぜあらる。さんとはあんまりやったことないんですけど、1回だけやって信じられないくらいボロ負けしたので、リベンジしたいです」──おだンゴさん
「逆に冠到杯出たい、みたいなところもあったんですけど、おだンゴさん相手で勝ちたいですね」──ぜあらる。さん
決勝は途中経過1位・2位のお二人による直接対決となりました。三ル貝さんが「大喜利順当杯、ということでね……」とこぼされていましたが、本当にこの日飛ばしまくってたお二方が順当に上がられたなぁ、という感じです。
お題はこちら。
傍聴人の拍手投票で判決が決まる裁判
完全に現行犯で捕まって完全に死刑なのにどっちか分からなくて、傍聴人の民度が終わっている(ぜあらる。さん)
無罪なんだけど有罪じゃないだけみたいなやつがいる(おだンゴさん)
法廷画に申し訳程度に「パチパチ」と書かれてて、大差だったんだと分かる(おだンゴさん)
まばらになったときに「一回挙手で」となる、裁判長の話すスピードが早くなる時間がある(ぜあらる。さん)
裁判員制度によっておばちゃん×10人のヌルゲー回があった(おだンゴさん)
拍手しないというキモすぎる意思表示がある(ぜあらる。さん)
ネタがバレて、再審で終わってしまった(おだンゴさん)
決勝らしく難しめの大喜利お題でしたが、お二人は臆することなく高水準の回答を連発。審査にかなり悩みました。
決勝のみ、審査員も全員伏せて挙手投票となりました。集計を終えたぺーおれさんがスライドを編集し、いよいよ結果発表です。
更新されたスライドの真ん中には、「おだンゴ」の文字が……!
「1対11でした!」
ぺーおれさんの発表で、一瞬にして場が静まり返ります。その意味に気づいたぺーおれさんも、瞬く間に戦慄の表情を浮かべました。
そう、回答者の座り順は、左からおだンゴさん、ぜあらる。さん。つまり、1対11ということは……。
次の瞬間、入口付近の空きスペースに移動したぺーおれさんが、勢いよく土下座。そう、ぺーおれさんがミスをしてしまい、実際の優勝者はぜあらる。さんだったことが明らかになりました。
「スライドの名前、変えますか……?」と言うぺーおれさんに、おだンゴさんが「当たり前だろ!!」と叫び、一同大爆笑。スライドを編集し直し、改めて発表となりました。
優勝したぜあらる。さんには、レーザー加工が施された木製の盾と、副賞のBIGハッピーターン292gが贈呈されました。ハッピーターンまみれとなってしまったぜあらる。さん、思わず悶絶。
優勝コメントを求められたぜあらる。さんは、「冠到杯卒業案件で、年末最後ということもあったので、非常にフランクな気持ちで臨めたのが良かったです。別活動から大喜利を始めて、大喜利の人と認めてもらえるのが目標だったので、本当に嬉しく思います」と喜びを語りました。
改めまして、優勝おめでとうございます!
大喜利タッグ杯
この時点で、なんと25分巻き。多めに時間が余ったので、エキシビションの「大喜利タッグ杯」が開催されることになりました。
ランダムで組まれたタッグ4組によって行われ、お題は6分1問。2箇所を埋める2セリフお題で、セリフの前後は入れ替わってもOK、というルールでした。
第1回
抽選の結果、組分けは以下のようになりました。
シュヴァルツ&特殊人間
各A&スカイハイ
はんぺん太郎&はいどぼーい
二階から手続き&田吾作
お題はこんな感じのものが出ました。
アーホ引越センターの面接 面接官「○○○」志願者「○○○」
2セリフお題は初めてだったので、全く掴めぬまま撃沈してしまいました……。特殊人間さん申し訳ないです。
優勝したのは、二階から手続きさん・田吾作さんのタッグ。ラスト1答で立ち小便の絵回答をされていて、「シメがその回答で良いのか」とヤジを飛ばされていました。
第2回
組分けは以下のようになりました。
かめおか&初対面
ぜあらる。&まきびし
三ル貝&おだンゴ
ぺーるおれんじ&あると
お題は容赦ない将軍様「○○」 完全に詰んだ一休「××」。以下のような回答が出ました。
「死ね!クソボウズ」「りょ」(ぜあらる。さん→まきびしさん)
「屏風からカバオくんを出してくれ」「日本の文化は素晴らしいなあ」(ぺーるおれんじさん→あるとさん)
「昨日来るって言ったよな」「屏風の虎でシコリ倒したでおじゃる〜」(おだンゴさん→三ル貝さん)
「綾波レイを目の前に出して〜」「あやなんが7人出ました」(初対面さん→かめおかさん)
「さあここに見えますは川」「踊るなら今」(まきびしさん→ぜあらる。さん)
「なんかすごいことやれ」「はい!顔に日本のタトゥーいれました」(おだンゴさん→三ル貝さん)
「人の心を動かしてみろ」「ポクポク(7時間)」(あるとさん→ぺーるおれんじさん)
「私のおむつを替えてくれ」「3日間ずっとウンコしてました?」(かめおかさん→初対面さん)
「このスープにはフグ毒が入っている」「はい、分かってます」(ぜあらる。さん→まきびしさん)
「一休!だいばくはつ!」「バーン お堂の鐘だけ飛んでいった」(おだンゴさん→三ル貝さん)
「Kiss Time」「Okay Let's goooo」(あるとさん→ぺーるおれんじさん)
「この橋渡るべからず」「長フォークじゃねえかよ」(初対面さん→かめおかさん)
「ズッ友だよ一休」「クソビッチが」(ぜあらる。さん→まきびしさん)
「幼稚園を作ってくれ」「デカプリンを作ってしまいました」(かめおかさん→初対面さん)
「俺の話を最後まで……」「ハイ了解ですはい」(あるとさん→ぺーるおれんじさん)
「床に落ちた飯を食え」「めっちゃマヨネーズじゃないですか」(まきびしさん→ぜあらる。さん)
「ブスと一休は東大に行け」「ここから始まる一休サクセスストーリー」(おだンゴさん→三ル貝さん)
「思う存分褒めてくれ」「ウェー栗まんじゅう」(初対面さん→かめおかさん)
エキシビションなので皆さんかなり好き勝手やられていました。しかも当然ながら全員面白いので、これを審査するのもなかなか酷な作業です。
審査の結果、かめおかさん・初対面さんのタッグが第2回の覇者となりました。
終わりに
長いようで短かった決勝杯も、これにて全てのスケジュールが終了。ぺーるおれんじさんが「ぺーおれ」に正式改名するお知らせなどがあった後、閉会となりました。
個人としては、やっぱり加点で封じ込められてしまったのが痛手でしたね。強みだと思っていたものが、相手によってはそうならないと知れたのは収穫でした。あとはこれを今後どう活かしていくか、です。
この日行われた、ボケルバの「かな芝軍 vs セブ牛軍」に向かわれる方々と別れた後、残ったメンバー(ぺーおれさん、三ル貝さん、スカイハイさん、はいどぼーいさん、二階から手続きさん、まきびしさん、そして私)で打ち上げに向かいました。ここで審査の詳細や、トーナメントに上がれなかった方々に用意されていた四字熟語などを見せていただけました。見ると尚更勝ち上がれなかったのが悔しくなってきますね……。2024年こそは。
お食事を済ませて解散。私の方向には他に誰もおらず、ちょっと寂しい帰り道となりました。前日の調子が良かったこともあって、大喜利納めもこれイケるんじゃないかと思っていたのですが、現実はそんなに甘くなく。
何より体調管理がめちゃくちゃ大事だなと感じました。今回の会場には窓がなく、かなり室温が高くなっており、暑さに弱い私はあっさりやられてしまい……。そのせいで負けたと言うつもりは毛頭ありませんが、どうせ大会に出るからには、極力コンディション不良をなくして、悔やむことのないようにしたいなと感じました。2024年もいきなり大会が控えていますし、あらゆる点をカバーしたうえで、万全の状態に持っていけるように頑張ろうと思います。
改めまして、主催のぺーるおれんじさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
これにてシュヴァルツは2023年の生大喜利納めを完了。次回は柏で大喜利初めとなります。
この記事が上がる頃にはもう年が明けているとは思いますが、皆様良いお年を。
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