取ノ門 しりとり竜王戦(4/13)に行きました
noteの企画でも触れましたが、わたくしシュヴァルツは2024年4月13日に21歳の誕生日を迎えました。
本気で嬉しくなかった昨年の誕生日と違い、生大喜利を始めたことで様々な人との出会いがあり、遥かに幸せな日となりました。皆様本当にありがとうございます。
そんな誕生日の夜も、私は生大喜利の会に参加しました。主に千葉・茨城周辺で活動されているばっはさんの初主催会、取ノ門 しりとり竜王戦です。
元ネタのテレビ番組があるらしいのですが、詳細は存じ上げず。ただ、しりとりには割と自信がありますし、何より21歳の初日から近隣で生大喜利が出来るなんて夢のようなので、当然参加申請をしておりました。
参加者
この日の参加者は以下の通り。TwiPla登録順、敬称略です。
長町名人
ymzk
えちえち
いなか
うっらい
罪悪感
ドブ
ブルックス
お粥
りょーたろーΩ
オチカ
この他に、ミシマさんが観覧されていました。
「芸能バカクイズ」などで知られるうっらいさんとは、ハイパーホッケー大喜利トーナメントで同席していましたが、大喜利でご一緒するのは初めてです。
それ以外の方々とはかなりご一緒していますが、なんか……お兄さんお姉さんばっかりやな!!
いざ、取手
というわけで、取手へ。この日は長町名人さんにお誘いいただいて、まずはカラオケに向かいました。当初ばっはさんも合流予定だったのですが、ご都合により遅れる旨連絡があったため、長町さんとふたりで歌いました。選曲ベタ褒めしてくださって嬉しかったなぁ。プレゼントもありがとうございました!
その後はばっはさんに加え、ミシマさんとりょーたろーΩさんも合流。とはいえ最後の数十分のみでしたが、5人でカラオケを楽しんでから、会場の取手ウェルネスプラザへ。既にブルックスさんがいらっしゃっていました。
ウェルネスは机や椅子が設営済みの状態で部屋を借りられる!! 何度来てもサービスすげーと驚きつつ入室。その後は罪悪感さんにご挨拶したり、えちえちさんからありがたいお誘いをいただいたりしているうちに、時間になりました。
「取ノ門」「しりとり竜王戦」とは
「取ノ門」は、かつてテレビ朝日系列で放送されていた深夜番組「虎の門」をモデルにした企画大喜利会。その「虎の門」で行われていた人気企画が「しりとり竜王戦」です。芸能人たちが、己のセンスとボキャブラリーをかけて戦っていた企画を、大喜利でみっちりやろうじゃないかというのがこの日の趣旨となります。2月18日のテストプレイ会で一度行われた際には、かなり好評だったとのこと。
基本的なルールとしては、
お題と最初の頭文字が提示される(頭文字はランダムで決定)
一人目の回答者は先着で決まり、その後は観客席から見て右隣(個人戦の場合)の人が回答する
一人目と最後の人以外は、持ち時間1分(個人戦の場合)
回答の前に、将棋の駒を板に打ちつける
3名の審査員は、面白かったら青の「技あり」札(1点)を、特に面白かったら赤の「一本」札(3点)を上げる
といった感じです。タッグ戦だとまた色々変わるのですが、それについては後ほど。ばっはさんの表現をそのままお借りすると「毎回頭文字が変わるかるたお題」しか出ないのが、この会の特徴です。
ばっはさんによる説明の際には、実際に駒を打ちつけるシーンがあったのですが、「カン」というか「ガン!!」みたいな、恐るべき高威力で打ちつけられていて、遠くから見ても板から粉が舞っているのが見えました。
一つ一つの回答のルールとしては、しりとりなので、読み上げた文章ではなくボードに書いた文字が優先されるというのが大きな特徴。また、同じ理由で絵回答も非推奨となっていました(よって、今回のnoteにはサムネイルにでにる回答がありません)。
また、しりとりなので、「ん」で終わる回答にはペナルティが与えられます。えちえちさんが「それでも面白いから出したい、みたいなときは……?」と質問されていましたが、当然こちらも非推奨でした。
個人戦
最初はウォーミングアップやルール理解のための個人戦です。ローテーションで1人3答することができます。
呼び出しの際には「シュヴァルツ名人」のように、名前の後に「名人」をつけていただいたのですが、長町名人さんは当然「長町名人名人」でした(下記においては省略しております)。
ところで、これはやりながら気づいたことなんですが、マジでしがみが困難! まず審査中は当然メモなど不可能ですし、観覧中もひとつひとつの流れや点数を逐一記録しないと、本当の面白さが伝わりません。
上手く書けるか分かりませんが、お付き合いください。
1組目
りょーたろーΩ
罪悪感
オチカ
長町名人
の4名が最初に登場。テストプレイ会で経験済みの方々なので、半ばデモンストレーションとしての意味もありました。
お題は「Siriおばさん」。私は審査を担当していたため1つも回答をメモできなかったのですが、りょーたろーΩさんが2位に10点差をつけ、3問合計で16点を獲得。見事1位となりました。
にしても、試合中の空気が怖すぎる!! 回答権が一人ずつ移行していくため、シンキングタイムの間は基本的に無音になり、さながら本物の対局のようでした。
2組目
シュヴァルツ
ymzk
えちえち
いなか
の4名による2組目。お題は「ドラえもんがボツにしたひみつ道具」。私は以下の3回答を出しました。
スーパーこんぶ
無法者の証
カール型コーン菓子密造機
この中だと「無法者の証」がそこそこウケて嬉しかったです。自分でも何言ってんだか分かりませんが。
このブロックの1位は、17点を獲得されたymzkさん。2位は10点の私でした。
3組目
ブルックス
ドブ
うっらい
お粥
の4名による3組目。このブロックはフルで記録が出来たので、しりとりの流れも含めて記載できたらと思います。
お題は「スケールの小さい言葉」。最初の頭文字は「つ」でした。
ツバメの巣壊し部です(うっらいさん、4点)
スケート靴触っていいんですか(お粥さん、2点)
帰り道ぐちゃぐちゃにしてやる(ブルックスさん、0点)
ルックス◎ 収入◎ くちびるの色ツヤ×(ドブさん、2点)
突っ張り棒の家(うっらいさん、7点)
エロが崎大学 うんこ学部から来ました(お粥さん、0点)
たぬき似(ブルックスさん、5点)
(お粥さんを指しながら)尿ゼミ(ドブさん、1点)
ミャンマーから留学に来ている(うっらいさん、1点)
ルマンド2本もくれるんですか(お粥さん、9点)
柿泥棒(ブルックスさん、6点)
うるさい!ママはやってくれたぞ!(ドブさん、7点)
合計が全員2点差以内におさまる大接戦でしたが、制したのは12点を獲得されたうっらいさんでした。
そして、これは当日も言及しましたが、お粥さんがこの日初めての満点(一本×3)を獲得。鮮やかでした。
あと、お粥さんの0点となってしまった回答にドブさんがかぶせて、その結果ちゃんと点を取っていたのも面白かったです。この企画だからこそ起こったことかも。
タッグ戦
休憩を挟んで、いよいよメインのタッグ戦です。個人戦での成績を元に、ばっはさんが以下のようにタッグの組分けを行いました。
Aブロック
りょーたろーΩ & いなか
ymzk & ドブ
うっらい & 長町名人
Bブロック
罪悪感 & えちえち
シュヴァルツ & ブルックス
お粥 & オチカ
私はブルックスさんとのタッグ。非常に落ち着いた方というイメージがあるので、焦ってばかりの私にとっては願ってもない機会でした。
タッグ戦はAブロックとBブロックで交互に試合を行う総当たり戦。先着順で回答が始まるのは変わりませんが、タッグごとに3分の持ち時間があり、審査員から2点以上もらえないと時間が減り続けます。2点以上とった時点でターンは相手タッグに移りますが、移せなかった場合は、味方の回答から繋がる形でしりとりをしつつ、再度答えなければなりません。
それを繰り返していくのですが、持ち時間が0になった時点で、そのタッグはラスト一答しか答えられなくなります(時間が0になる前にコマを打ちつけていれば、その回答も含めて二答することが可能)。もしタッグAの持ち時間が0になっても、タッグBに返すことができたらまだ勝利の権利は存続。その際にタッグBも持ち時間が0になり、且つ返せなかった場合は、タッグAの勝利となります。
基本的には勝数で決勝進出タッグが決まりますが、3組総当たりなので、全組1勝もありえます。その際は、持ち時間を最も多く余らせたタッグが決勝に進みます。
また、「ん」がついた場合のペナルティは、タッグの持ち時間からマイナス1分というどデカいものに。えちえちさんが「2回までなら……」と仰っていました。そんなわけなさすぎる。
Aブロック第1試合
りょーたろーΩ・いなかタッグ vs ymzk・ドブタッグによる初戦です。私は審査を担当しました。
お題は「頭の悪そうな言葉」。かなり難しいお題だったと思うのですが、
ケーキ7個行きます(いなかさん)
ロン毛(ドブさん)
矢口真里(りょーたろーΩさん)
などの名回答が飛び交いました。特に「矢口真里」は、いなかさんも全く同じことを書こうとしていたそう。そんなことあります??
結果は、りょーたろーΩ・いなかタッグの勝利。残り時間は7秒63でした。
Bブロック第1試合
罪悪感・えちえちタッグ vs シュヴァルツ・ブルックスタッグ。我々の初戦です。加点特化みたいな相手だったので、私も速射するつもりで臨みました。
お題は「大谷翔平の最近の寝言」。こんな回答を出した覚えがあります。
嘘だと言ってくれよ、ペーイチ(一平)
いやエグいて! エグいて!
あとは、相手チームの「てりやき大谷」という回答を聞き、即座に「肉まき大谷」と返して点を取ったりしました。かぶせが出来るようになってきたのはかなりの進歩かも。
私が先陣を切っていくつもりだったものの、何度もブルックスさんに助けられ、このタッグ実はめちゃくちゃ相性良いのでは?という気分になりました。
結果は我々の勝利。残り時間は3秒40でした。あぶね!!
Aブロック第2試合
ymzk・ドブタッグ vs 長町名人・うっらいタッグによる対戦です。
お題は「黒い言葉」、頭文字は「る」からのスタート。この試合はすべてメモできているので、まるごと記載します。
なお、名前の後についた「○」は、ターンを相手に移したことを表しています。
ルールブックを燃やせ(長町名人さん)
関根勤だけ移籍(うっらいさん ◯)
キズナの家(っていう……)(ドブさん)
えいひれ(ymzkさん)
レース・出来(ドブさん)
義母(ymzkさん ◯)
ポストに生肉(長町名人さん)
熊田曜子(うっらいさん ◯)
コリン星(ドブさん)
イーロンマスク(ymzkさん ○)
熊田曜子メテオ(うっらいさん)
面白い「ですよ。」(長町名人さん)
ヨーコクマダ(うっらいさん ○)
脱税!(ドブさん ○)
井戸を使う権利のない家(うっらいさん)
円交(長町名人さん ○)
UA(ymzkさん)
あのこ妊娠してる?(ドブさん ○ この時点で持ち時間0秒)
ルッキズム賛成(うっらいさん)
陰部(長町名人さん)
長町さんの「あれ?」という声がこだましたところで、持ち時間が0に。ymzk・ドブタッグの勝利となりました。
うっらいさんの熊田曜子旋風が凄まじかったですね。直後のドブさんが完全に引っ張られて「コリン星」と答えたところ、ばっはさんに「まだ黒くない」と評されていました。
また、長町さんの「円交」は満点でした。お題には沿いまくってますが、良いのかこれ??
Bブロック第2試合
シュヴァルツ・ブルックスタッグ vs お粥・オチカタッグの対戦です。
お題は「悲しい言葉(〜だが▲▲)」。本家の番組ではしばしば登場したらしい、必ず「だが」を入れなければならないタイプのお題です。
かなりの確率で「▲▲」が形容詞になるので、「い」返しみたいな状況が度々起こり、苦戦を強いられたのですが、ブルックスさんが「イモだが食えない」などの回答で相手に返しまくっていて、めちゃくちゃ助かりました。私も最終盤に、
いわゆるバカなのだが、誰も指摘してくれなかった
と回答し、何とか返すことに成功。記憶の限りではこれが決定打となって、我々の2勝目となりました。2勝したのでここで決勝進出が確定! ふたりで喜び合いました。
ちなみに残り時間は0。かなり薄氷でした。
Aブロック第3試合
りょーたろーΩ・いなかタッグ vs 長町名人・うっらいタッグによる、Aブロック最終戦。私は審査を担当しました。
お題は「問題を起こしたプロ野球選手へのヤジ」。シンプルヤジが飛びまくりましたが、りょーたろーΩさんの「テニスでもやってろ」という回答に満票が入り、かなり盛り上がりました。
しかし!必ずしも満票を取れたら勝てるというわけではなかったのがこのタッグ戦。最終的には、長町名人・うっらいタッグが、なんと1分36秒を残して勝利。これでAブロックの勝数が完全に並び、最も多くの時間を残した長町名人・うっらいタッグが決勝に進出となりました。
Bブロック第3試合
お粥・オチカタッグ vs 罪悪感・えちえちタッグによる最終戦。ご本人たちは「消化試合だ」と仰りつつも、かなり白熱した面白い戦いになりました。
お題は「メンヘラっぽい言葉」、頭文字は「む」でした。
娘の名前100個考えたよ(罪悪感さん ○)
夜なら良いよ(オチカさん ○)
よく見て 毛穴まで(罪悪感さん)
デリ呼んだでしょ(えちえちさん ○)
夜だあ 首つろっかな(お粥さん ○)
泣くから見てて(罪悪感さん ○)
Destiny うわー(お粥さん ○)
私のこと見てる?(えちえちさん)
ルールやぶるね(罪悪感さん ○)
寝ないでよ……(オチカさん)
世を奉ります(お粥さん)
すぐなぐる……(オチカさん ○)
流布すな(えちえちさん ○)
夏休み365日(お粥さん)
ちっとも返信くれない(オチカさん ○)
急げよ(えちえちさん)
YOASOBI殺すよ(罪悪感さん ○)
よくないと思うよそういうの(オチカさん)
野に放たれることを決意しました(お粥さん ○)
探偵ナイトスクープに出ました(罪悪感さん)
食べなさい(えちえちさん)
犬って呼んで(罪悪感さん ○)
手首見ないで(オチカさん ○ この時点で残り0秒)
テレフォンチャンス逃した(罪悪感さん)
だから鍋捨てるなって言ったのに(えちえちさん)
ニュータイプメンヘラ(罪悪感さん ○)
来世でも会いたい(オチカさん)
オチカさんが無類の強さを発揮したこのお題。お粥さんも「これ本当にメンヘラ??」と思いつつも笑ってしまう回答を量産されていました。
しかし、ここでは罪悪感さんとえちえちさんの早撃ちが上回り、8秒52を残して勝利となりました。
決勝
長町名人・うっらいタッグ vs シュヴァルツ・ブルックスタッグによる決勝です。この時点で部屋の退出期限が迫っていたため、決勝のみ持ち時間2分で行われました。キツイって!!
お題は「ビートたけしが弟子たちにつけようと思っていた名前」。
たけし軍団の芸名みたいなことを言えば良い、ということは分かったのですが、それが発想と結びつかない!! かなり苦戦を強いられましたが、ここでもやっぱりブルックスさんが非常に落ち着いてらして、ポンポン返して下さったのでかなり救われました。私も「トリニダード・トバ子」とか言って少し貢献。
そして何とか相手の時間を0にすることに成功し、ラスト一答。うっらいさんが「睡眠マン」と回答し、4点を獲得したものの、末尾に「ん」がついていたのでペナルティ。どひゃあ、みたいな空気になりつつ、最終的には我々の勝利となりました!
ブルックスさんにとっては生大喜利初優勝だったうえ、私にとっては貴重なバースデーウィンとなりました。勝つたびにブルックスさんが「誕生日です」と盛り上げてくださったのですが、優勝した際にも促してくださってありがたかったです。本当にありがとうございました!
終わりに
というわけで会が終了。スクリーンにはテレ朝のロゴ風に書かれた「制作 Bach 」の文字が!サクッと撮影したのち、慌ただしく退室となりました。
駅まではブルックスさんとお話。「落ち着きに助けられました」とお伝えしたところ「いやいや、手震えてましたよ」と仰っていましたが、その語り口はいつも通り飄々とされていました。オラも落ち着きのある大人になりてぇだ……。
帰り道も当然ながら上の世代の方しかおらず、何故かこのタイミングになって緊張が増したりしながら帰宅しました。でも温かくてありがたかったなぁ……。
ようやく少しは喜ぶ気になれた誕生日に、近隣で生大喜利をやれるなんて夢のようだ!と思って参加登録したのですが、まさか優勝までできるとは。21歳のスタートが最高のものになりました。この調子でより良い1年にしたいです。というか、します。見てろ……!
改めまして、主催のばっはさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
そして、シュヴァルツは1ヶ月ぶりに柏へ……。
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