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【N0.10.1】エタノール

こんにちは実験好きなトラ猫です。
今回は色々なお酒に必ず入っていたり
消毒液にもたっぷり入っている
『エタノール』を作っていきたいと思います。

エタノール

エタノールとは

まずエタノールが何かを説明します。
エタノールとはC₂H₆Oで表される
アルコールの一種です。

アルコールってエタノールだけじゃないの?
と思っている人は多いと思います。
でもアルコール類には

メタノール、ノルマルプロピルアルコール
イソプロピルアルコール、n-プロピルアルコール、
と引くほどあります。

その中でも人体に比較的影響が少ない
アルコールがエタノールです。

今回はこのエタノールを
自作、そして蒸留、脱水しようと
思います。

※注意

エタノールは一応
消防法に定める第4類危険物の
アルコール類に該当します。

引火性液体なので火気は現金です。
いつも飲んでいるお酒は火をつけても
大丈夫だけど?と思うかもしれませんが

今回は99%のものまで作ります。
そこまで行くと爆発する危険性もありますので
絶対に火は近づけないようにして下さい。

それでは作っていきましょう

実験!

一つ気をつけなければならないことがあり
それは酒税法とアルコール事業法です。

簡単にいうと飲むために
アルコールを作っていなくても
飲める状態ならそれは製造にあたります。

なのでそう簡単に
ホイホイ作るわけにはいきません。
なので飲めない状態にすればいいのです。

飲めないエタノールに似たもの
そうメタノールです!

え〜っと
エタノールに似た
メタノールです。
名前まで似てますね

メチルアルコールというアルコールで
飲むと最終的に失明しちゃうアルコールです。

なのでこいつを数滴垂らして
「こいつはノメマセンヨ〜」
アピールをすればいいわけです。

別にメタノールじゃなくて
イソプロピルアルコールでもいいですけど

まあとにかくこんな感じであらかじめ
飲めないアルコールを作ってから
高濃度にしていきましょう。

ではいよいよ作っていきましょう!

エタノールは何かを発酵させると
ついでに出てきます。

有名なものはブドウからのワインや
白米からの日本酒などがあります。

今回はブドウでやってみましょう
もしくはトウモロコシでもいいです。

①まずはブドウをグッシャグシャにぶっ潰します。
皮と種ごとぶっ潰しちゃって構いません。
とにかく潰します。
ミキサーでガーッとやっちゃってもいいです。
とにかく砕きます。

この皮が大事です。
あと洗わずに入れるといいでしょう
酵母がついていますから

②そのドロドロとした液体を
大きな魔法瓶などの容器に入れ
二週間くらいほっときます。
砂糖を少し入れてもいいと思います。

ほっとくと言っても一日一回
底から空気が入るようにかき混ぜます。

するとアルコール発酵してきます。
あまり発酵させすぎると
酢酸になっちゃうので

③二種間くらい経ったら容器から
取り出してギューっと絞りたいのですが
何かに押し当てるとか
布でキツく絞るとかすると

液体だけ出てきますのでその液体を回収します。
ワインの出来上がりです。

搾りかすは砂糖水に入れておいておくと
もう一回発酵するかもしれないです。

できたワインを今度は蒸留します。
が最初の飲める状態であってはいけないので
ホームセンターなどでコーヒー沸かしのために
燃料用アルコールが売られていますので
それを買ってきて、数滴入れます。

さあ、これでもう飲めません
それでは実験を進めていきましょう。

と言いたいところですが
ここから蒸留について書くと大変なのでこの次の記事で
書くことにしたいと思います。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもとにかく色々書いていくので
フォローがまだの人はフォローよろしく

実験好きなトラ猫でした
それではまた

バイバイ!

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