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The effect and adverse effect of fears (恐怖の作用と副作用)レジュメ



2021.07.26 音声ラジオ配信レジュメ


恐怖は「今非常に危険な状況が迫っていることを知らせるアラーム」


生存本能がある限りは恐怖の感情はついてまわる

何をもって危険と判断するかは人それぞれ

大多数が同じような恐怖を感じるのは、生命が脅かされていると”脳が”判断するとき

予防・防御のための恐怖の発動→最悪を回避するための行動選択を人間の脳に迫る


極めて動物的な心的反応、自己防衛には欠かせない
(たまにセンサーが壊れている場合もある)

恐怖はとても効果的に人の行動を自己制御できる


副反応としての「困った現象」

予兆・予測に基づく「先回りした反応」→日常生活の機能不全を起こすことがある

人が大勢いる場所、特定の「恐怖の感情」を刺激する場や人に対する、過剰反応


恐怖は人の判断を曖昧にする

最善は「逃げること」「生き延びること」→第一優先が入れ替わる事で後回しにしてはいけないことが後回しになることもある

恐怖はごく短時間の感情的反応→何もしなくても自然と消えていく

一定量、一定間隔の刺激を常時受けていると、次第に恐怖になれて反応が鈍くなる



(音声にないけどおまけ)

センサーが鈍くなるのを予防するために、人間の脳には常に「未知なる危険」を察知しようとする働きが備わっている(Fear-seeking response)


恐怖に揺さぶられた時に自分自身の恐怖心をじっと見据えると、興味深い「記憶」につながる

個体という一つの殻の中でしか、恐怖は体験することができない。


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