ありのままを語る〜双子座新月から夏至までの流れ
月の視点で見ると新月は28日毎のサイクルで、新たに始めたり始まったりのタイミングである。昨日は双子座での新月で、かつ関東では日の出直後であるので、始まりの始まりという印象はあったと思う。
西の端っこに近い地域に住んでいると新月は日の出直前で、まさにそれにふさわしい不思議な事に私自身は遭遇した。その時地域差は体験そのものの表れ方にも違いをもたらすのだということを改めて感じたのであった。
今記したいのはその事ではなく、この新月から夏至までの一週間についてである。今年の夏至の配置は少し気がかりな部分とこれはすごいと感じるところと両面あって別にまとめたいので、とにかく夏至までにこういう所に注意を向けたらいいのではないかと感じたところだけを書こうと思う。
新月は太陽の力が最もダイレクトに現れる時で、願い事が叶いやすいというのは確かにそうだと思う。また個人の目標(少なくとも今年一年とかこれから1年間とか短期のスパンで)について見直すチャンスでもある。月は目標達成という点ではあまり協力的には働かない性質があるためだ。
今回はアセンダントに非常に近い場所での新月であり、ある種の“目が醒める”ような体験をされた方もおられたかもしれない。そうだと思ってた事が実は思い込みだったとかずっと忘れてた事を突然思い出したなどなど、何か“あ、そうだったんだ”と分かる体験もあり得たと思う。
また分かった事は誰かと分かち合いたい、何らかの形で話したいというのが双子座の性質である。もし心当たりがあるなら、誰かを捕まえて話すかあるいはSNSのようなメディアを利用して発信するのもありだと思う。
これから一週間、様々な場面で自分の意見や考えを示すように求められる場合もあるかもしれない。とりあえず今は自分の中だけにしまって置かないほうが良いのではないかと感じる。夏至以降、自分自身の進路にも関わってくる可能性も大きいからである。
もし今がそのタイミングだと感じるのであればできる限りシンプルに、自分の言葉でありのままを語る方が伝えたい相手に伝わるだろうと思う。言葉に力を加えるのは、言葉そのものではなくそれを発する人の思いである。伝えたい事が正しく伝わるようにと願うのもよいと思う。
どうか皆さまの夏至までの一週間が良きものとなりますように。
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