不安と向き合う


今日の正午少し前に天秤座で新月。

ここに記すのは裏読みの内容である。

始まりの時を告げる新月だが、今回は冥王星が90度の角度で関わっている。オーブがそれなりにあるのでものすごく切迫した感じはないかもしれないが、この冥王星が関わる事で月が非常にナーバスな状態になりやすくなっているように感じる。さらに海王星がインコンジャンクトで月の不安を表に出しやすくする働きをしている。

蠍座の金星も逆行中で過去に意識が向きやすくどうしても悲観的な考えが浮かびやすい流れもある。不安といっても先々がどうなるかという具体的な何かではなく、漠然とこれまでの自分は何か間違っていたのではないか、もっとほかにやるべき事があったのではないかというような、“振り返ったところでどうにもならない”事への不安を募らせる方が増えているようにも思える。


この手の不安は、一時的な安らぎや安心できるものではなかなか立ち去ってくれないかもしれない。そうなると後はじっくり向き合うしかなくなるし、何が不安の根っこにあるのかをしっかり見つめることができればそれは自然と去っていき、本当の望みが何か、やるべきことの優先順位はどうなっているのかがクリアになるだろうと思う。

他者との関わりにも、自らの心の状態は明確に反映されやすい。日々出会う他者と丁寧に関わっていくことによってわたしを理解するチャンスでもあると思う。

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