日は沈み日は昇る 夏至からの流れ(前編)
夏至は四半期ごとの節目であり、日照時間のピークにあたる。太陽の影響が最も強い3ヶ月とも言われる。
今年の夏至からの流れの予想については、読みやすくするために2つに分けて書くことにした。前編は、社会全体の流れについてである。
まずは今朝の大阪北部を震源とする地震について心からのお見舞いと早い復旧をお祈りしたい。被害が最小限に収まるようにと願う次第である。
夏至図は概ね暮らしに関わる節目で、社会的には新年度のスタートから3ヶ月目の調整の時である。今年は関東では太陽6ハウスでディセンダント付近、月は9ハウス、そしてアセンダント山羊座で直下に1ハウスの土星という配置と、アスペクトは水星海王星のタイトなトラインに木星が緩く関わるグランドトラインを形成していることと、金星・ノードの合に火星がオポジション、というところが主な特徴である。(ちなみに九州はアセンダントが射手座で太陽7ハウスとなる)
見方は様々ではあろうが、不安故の安定志向というのが全体の印象であり、資源や資金が十分に回らない中でやるべき事や義務が増えて重くのしかかっている状態からどう持ち直していけばよいかがこれからの課題になるかもしれない。暮らしの土台となるところにてこ入れせざるを得なくなる可能性はあり、特に経済面に置いては一つの転機を迎えているといえるかもしれない。不動産などの物的財産のみならず知的財産に関わる領域の今後の動きに注目してみるのもよいと思う。
今年来年は社会制度全般も過渡期にあたり、社会が求める基準に個人の意向がどのように反映されるのかも気がかりではある。今年いっぱいは土星が非常に力が強く削られたり縮小されるものが増えるか、全体に従うような圧力は強いかもしれないが、その中から全く既存のものとは異なる新しい勢力、新しい制度が生まれる可能性もあると思う。これについては天王星の逆行前後が山場になるかもしれない。
もう一つ記しておきたいのは、前にも触れたように今年は自然災害には注意が必要な年で、特に夏至前から今月末までは要注意という予想はすでにあちこちで出されている。以前にSteve Rother氏のチャネリングの情報を紹介したが、その後もキラウエア火山の噴火は続いており、それに連動して太平洋を囲む地域("Ring of Fire"と彼らは述べている)の26の火山の活動が活発化しており、地震は世界規模で増えていると先々週のセミナーの中で触れられており、日本においても今後火山活動が更に活発化する可能性が指摘されていた。地球内部でこれまでにない大きな変化が起きているためなのか、あるいは太陽の活動との関連によるものかは諸説あるので割愛するが、今はどこでも起こりえるものとして捉えておく方がよいかもしれない。あまり心配するのも良くはないけれども、日頃から備えておくに越したことはないだろうと思う。
天体の運行との関わりで述べるなら、海王星逆行の前後(明日から)、彗星近日点の重なる22日前後、また土星が接近する28日前後が要注意日として挙げられている。キラウエア火山は先週末あたりから沈静化の傾向が若干見られるようになっているとのことで、新たな情報があれば都度紹介したいと思う。
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