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正気の沙汰(レジュメ)



2021.09.23 正気の沙汰


狂気に飲み込まれた人々


・正しさは「諸刃の刃」

 自分が絶対正しいと信じているときが最も危うい
 個人の正しさが社会の正しさの基準になっているという思い込み
 「正しくない人」=自分を認めてくれない人
 正義は世界が不義や恐怖に満ちている状況が前提で成り立つ
 多数が正義に一様に賛同するときが狂気の入り口である


・狂気は目と耳を塞ぐ
 
 個人の信条と合わないものは自動的に省かれる脳の仕組み
 個人の信条と反対のものは自分にとって無関係のものと処理される
 狂気は人を見えない牢獄に閉じ込めるが、本人は全く気づかない


・目の前にあっても否定する心理〜議論は無意味である

 見なければ存在しない論理は個人にだけ通用する
 正論は狂気にとっての凶器 責められているという認識に行く
 議論は平行線で意味を持たない

 ひとたび正気に戻っても、狂気の世界に逆戻りすることも多々ある


我に返り狂気から抜け出した人たち


・世の中が騒がしくなってきたのは正気に戻った人が増えているから

 何かがおかしいと感じることが我に返った証拠
 狂気からみれば、正気が狂気


・認める勇気、断る勇気

 間違いを認めるのは勇気がいること、でも認めた方が楽になる
 無理に合わせるのを辞めると、自然と断ることができる


・正しさは万能ではないという気づき

 「正しさの土地に花は咲かない」正義は何も生まない
 立場や見方を変えると、正しさは重要ではなくなる
 正しさを捨てると視野が広がり、目の前に広がる荒野が現実と分かる


・世の中の動かしているのは個人の意識

 人の意識は山を動かせるのか
 個人の意識が現実を創造している 


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