見出し画像

シンプルで着やすいまいにち服より、バンドカラーのシャツワンピースを作りました

普段ドラマを見ない私が、珍しくハマった『大豆田とわ子と三人の元夫』。中でも、主人公の大豆田とわ子こと、松たか子さんが着ている衣装がどれもおしゃれで素敵だったので目が離せませんでした。

特にちょくちょくフューシャピンクの服が出てきて、それが本当にお似合い!普段寒色系ばかりに手を出してしまう私も、思わず欲しい!!と思ってしまいました。

そんなわけで、今回は私にしては珍しい色、フューシャピンクのワンピースを仕立てました。生地はリネンなので、これからの季節に大活躍間違いなしです!

型紙

『a sunny spot シンプルで気やすいまいにち服』より、バンドカラーのシャツワンピースの型紙を使用しました。実は去年既に同じ型紙から1着作っていて成功しているので、安定の二作目でした。

前から見るとシンプルなロングシャツなのですが、後ろはヨークから下がギャザーになっており、とてもかわいいデザインです。インスタでもいろんな方が作られている人気のパターンですよね。

生地

生地は去年、手芸ナカムラで購入したピンクのリネン100%、ダブル幅3m分。届いてみて、色も質感も想像以上だったのでとても嬉しかった生地です。

ところで洋裁を趣味としていながら、私のナカムラさんのデビューは遅く、2年前に初めて注文してみました。どれも激安で、以降ドハマりです。

コロナ禍真っ只中の2020年なんかは特に酷く、毎日新着をチェックして、ほぼ毎月購入していました。なかなか日暮里に行けなかったので、布買いたい欲をナカムラさんで爆発させていましたね。

ラインナップがどことなく昭和感漂うのも好きで、たーくさんの商品群からお宝を探せた時はもう最高です。それが家にいながらにしてできるので、ナカムラさんの販売サイトはエンターテインメントでした。

今は少し時間ができたので、去年ほどは見なくなりましたが、久々に見てしまったらまた欲しいものが出てきてしまって、今カゴの中に入っています(多分買う)

しかし何より、買いだめた生地がまだまだ布山に残っているので、しばらくはせっせと消費活動に励もうと思っています。

で、こちらのリネン。ちょっと青みがかった綺麗な濃いピンクなので、通常であればイエベな私の肌には合わないはずなのですが、どういうわけか顔色が良く映るのです。これは不思議。

そしてとわ子のイメージは断然こっち青みピンクなので、私の中でとわ子ワンピにしよう!というのは届いた時点で決まっていました。

ボタン

ボタンはタカシマボタンにて。黒蝶貝のキャッツアイ型(2穴)にしました。黒にして大人っぽくなったかなと思います。しっかりとした厚みもあるので高級感もあって気に入りました。

難しかった点

特に1点ここが難しかった!というのはないのですが、やはりシャツなので裾のカーブの三つ折りミシンや襟付け、ステッチなんかはアラが気になれば気になるほど、深みにハマります。

あとはボタン。12個のボタンホールを開けて、12個縫い付けるのは思いの外、気合いが必要でした。

一作目

去年作った一作目も一応載せておこうと思います。生地は日暮里トマトの100円コーナーで調達。ボタンは多分この時もタカシマボタンでした。グリーンのチェックが爽やかなシャツワンピに仕上がりました。

しばらく部屋着のようになっていましたが、こうやって久々にアイロンをかけると見違えますね。ワンマイルウェアにはしようと思います。

おわりに

自分の中のとわ子ワンピは大成功!リネンで仕立てるワンピはかなり久々でしたが、あの縫いやすいような縫いにくいような、独特の感じも久々に味わえて楽しかったです。

ところで今回のパターンは着ていて快適なところが超優秀なのです。どこか着心地が悪いと、やはり手が伸びず、せっかく作ったけれど全然着ていない、という服も実は結構あります。私の場合、「着ること<作ること」なので、それでもいいのですが、やっぱり作ったものはたくさん着てあげたい。今後はいいパターンは、どんどんリピートして作っていこうと思っています。

ボタン付けは大変ですが、開けても着られるのはシャツワンピのいいところ。今回は無地なので、さらにいろいろなコーデが楽しめそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?