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スキーは楽しく快適に上達しましょう(初級者・小物編①)

スキーウェアの次に必要なものは、
いわゆる小物類。

小物類というのは、
帽子(またはヘルメット)、ゴーグル(サングラス)、グローブ
が大切な3つの要素です。

この3つは、安全面から考えても、必ず必要なものになります。

今回のテーマは、「頭」

頭には、帽子、またはヘルメットを被ります。
これは、転んだ時などにスキーや雪などによる頭の怪我を防止す為のものになります。

ニット帽は、値段も手頃で可愛くて暖かそう、という理由からでしょうか、、、
初心者・初級者の方々が、手編み風の毛足の長いニット帽(いわゆる毛糸の帽子)や、ゆるゆるな感じのタウンユースのニット帽などを被っているのをよく見かけます。大きなぼんぼりが付いてたりして、確かにカワイイ〜💕

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しかしながら、この帽子、
実は問題点があるのです!!!

それは、降雪時は、雪が大量にくっついてしまう事。
帽子に大量の雪がくっつくと、頭から発せられる自分の熱が逃げず、蒸れた状態になり、ゴーグルが曇る原因の一つにもなります。

晴れた日や、東北、北海道などの乾燥した雪が降る地方ならばまだ良いのですが、
関東から近い地域や西日本など、水分量の多い雪が降る地域では、
帽子にくっついた雪のせいで、帽子が濡れてしまう場合もあります。

できれば、同じニット帽でも、
目が細かくフィットしたタイプのニット帽、そしてゴーグルをつけることを考えると折り返しの無い物をお勧めします。

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前回のウェアの時も書きましたが、
スキーはスポーツ、
なので、運動により自分から発した熱が頭へ上がり帽子に熱がこもり、そこに湿った雪がこんもりとくっ付いていると、熱が逃げなくなってしまいます。

レッスンを受講する時など、ゴーグルが曇ったり帽子が濡れてしまったりしても、なかなか自分の都合で休憩できない状況だったりもします。

レッスン時間内は、そんなことに囚われずにレッスンに集中したい!
と思うはず。
その為には、帽子選びも重要です。


昨今、ヘルメットを着用するスキーヤーやスノーボーダーが日本でも増えてきましたが、
実は日本は、ヘルメットの着用率が欧米諸国に比べてとても低いです。

私たちが毎年訪れるオーストリアのスキー場では、ほぼ、98%以上の人がヘルメットを着用しています。ヘルメットをかぶっていないのは、レーシングのコーチや、かなりお年を召した、「俺は昔からこのスタイルだぜっ」って感じのお爺様を、たま〜に見かける程度。
シニアのスキーヤーや子供は特に、安全性をかなり意識しているので、ほとんどの人がヘルメット着用しています。

初心者、初級者の皆さんも、
最初からヘルメットにする、と言うのもありです!

上記に書いたような、雪の付着によるわずらわしさも無く、
なんといっても、寒い日や降雪時は「頭が暖かい」「濡れない」。

ヘルメットも、様々なデザインや形、価格帯がありますし、
最近はフリースタイルスキーの選手たちが、とってもお洒落にヘルメットを着用していますので、そんなのも参考にしてみてはいかがでしょうか?


帽子のお話だけで、かなり長くなってしまいましたので、
ゴーグルについては次の記事にしたいと思います〜〜〜


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