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SHIBUYA CITY FC2023 シーズン前半戦まとめ

皆さんこんにちは!
突然ですが、SHIBUYA CITY FCは現在東京都社会人サッカーリーグ1部第11節までを終えて、9勝1敗の2位につけています。(※第9節は未消化)

半分(+1)となる10試合を消化しました!

そんなSHIBUYA CITY FCですが、今年の特徴は何と言っても激しいポジション争いです。スタメンだった選手が次節にはベンチ外になるなど、チームスタッフでも予測できないほどのレベルの高い競争が今シーズンの強さの源泉と言えます。

そこで、本記事ではSHIBUYA CITY FCの2023シーズン前半戦をスタメンの変遷と共に振り返っていきます!
これまで全ての試合を追ってくださった方も、まだ1試合も見たことない方も後半戦に向けて是非ともご覧ください👀
(試合毎の詳細・ハイライトはこちらのページから!)

第1節 満員の駒沢競技場、敗戦での開幕。

試合後に悔しさを見せる#4 土田直輝・#37 山出旭と
2人に寄り添うキャプテン#10 宮崎泰右・小泉翔代表

✖️ 1-2 vs EDO ALL UNITED (3/12)

まさかの黒星スタートとなった2023シーズンの開幕戦。前半に先制するも、退場者を出す展開から2失点を喫し敗戦となりました。

開幕節のスタメン

新加入選手13人のうち、スタメンの過半数となる6人と、ベンチの4人を合わせた10人がメンバー入りし、新たなチームの始まりを象徴するようなメンバーとなりました。
(第1節のハイライト・マッチレポートはこちら

Pick Up Player:#37 山出旭

会場をどよめかせたゴラッソ

惜しくも敗戦となった試合で良くも悪くも主役になったのが新加入の#37 山出旭。ハーフウェーラインからのロングシュートで先制点を挙げるも、後半に相手をPA内で倒し、同点ゴールのきっかけとなるPKを献上。自らも退場となる悔しいデビュー戦となってしまいました。ただ、その豪快なプレーは訪れた多くの観客を魅了し、現在は3バックの一角として力強くチームを支えています。

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(#37 山出旭選手のプロフィールはこちら

第2〜5節 
得点力に苦しみながらも、連勝街道のスタート。

第4節でCKからヘディングシュートを決めた#12 鈴木友也

○ 3-1 vs 東京23FC江戸川 (3/26)
○ 2-0 vs ZION FC (4/2)
○ 2-0 vs 八王子FC (4/16)
○ 2-0 vs TOKYO UNITED FC +Plus (5/14)

悔しい敗戦で幕を開けた2023シーズンでしたが、2節の東京23FC江戸川との一戦に勝利するとそこから連勝を伸ばしていきます。守備も安定感を見せ、3節以降は常にクリーンシートを保つことに成功しました。

一方で追加点を中々挙げられないという課題に直面し始める時期でもありました。前半からボールを握るも中々得点を挙げられず、後半にゴールをもぎ取る、もどかしい試合が続きました。

第5節のスタメン

そんな中で、スタメンに大きな変化があったのは第5節のTOKYO UNITED FC PLUS+戦。開幕からゴールマウスを守り続けた#1 峯達也に代わり新加入の#38佐藤海斗が初スタメンを飾り、今ではお馴染みとなった中盤を本職とする#28 布施周士をFWで起用したのもこの試合が初めてでした。

また昨年は前線中央での起用が目立った#18 井上大地を左WGで、中盤を務めることの多かった#8 植松亮や#50 景山豪を右SBで起用するなど「増嶋」色が徐々に増していく期間となりました。
(第5節のハイライト・マッチレポートはこちら

Pick Up Player:#41 渡邊大生

5節で得点を挙げた#41 渡邊。勤め先であるOHCHUをしっかりアピール。

#37 山出旭、#12 鈴木友也と共に右のCBポジションを争い続けたのが#41 渡邊大生。昨シーズンから在籍する大型CBは、右足の正確なキックを武器に出場機会を増やしています。プレーにも自信や落ち着きが増し、現在は3バックの中央を主戦場にリーグトップの守備力を誇るチームを最終ラインから攻守に渡って支えています。

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(#41 渡邊大生選手のプロフィール・詳細はこちら

第6〜8節 難敵との3連戦、ウノゼロ3連勝。

6節の早稲田大学ア式蹴球部FCとの一戦で値千金のPKを沈めた#98 伊藤隆人

○ 1-0 vs 早稲田大学ア式蹴球部FC (5/21)
○ 1-0 vs FC N. (5/28)
○ 1-0 vs FLUTTO-FLUTTO (6/18)

現役大学生チームとの対戦となった6、7節を筆頭に暑さも増す中での3試合は非常にタフな内容となりました。全試合が1−0という最少スコアであることがそれを何より表しています。

そんな中で連勝を支えたのは、強固な守備とそれを支えるハードワーク。選手層の厚さを活かした試合運びで、難敵との試合を制しました。一方で、やはり得点力不足が課題として残り、多くの選手や増嶋監督は試合後に勝利を喜びつつも、もっとできるはずだと、悔しさを覗かせました。

首位との決戦となったFC N.戦のスタメン

スタメンが徐々に固定され始めたこの時期は、とりわけGKを含めた最終ラインの5人が3戦連続でスタメンに名を連ねました。経験豊富な左サイドの2人は安定したプレーを見せ続け、ブレイクを果たした#41 渡邊大生、対人守備に強さを発揮する#50 景山豪と、各自が強みを発揮し、タフな試合を勝ち抜く上で大きな役割を果たしました。

また#8 植松亮が中盤に復帰。#14 本田憲弥、#4 土田直輝と3センターを構成することが増えました。また、WGポジションにはハードワークが強みの#11 河西守生、#77 轟木雄基が起用されることが多くなり、サイドからの仕掛けはもちろん、前線からの積極的な守備でウノゼロ勝利に貢献しました。
(第7節のハイライト・マッチレポートはこちら

Pick Up Player:#38佐藤海斗

187cmの身長を活かしたハイボールの強さが最大の魅力

堅固な守備陣の中でも特筆すべきは新守護神の#38佐藤海斗。青山学院大学から加入した大柄なGKは元々強みとしていたハイボールの処理はもちろん、セービングでも存在感抜群のプレーでチームの躍進を支えています。試合を重ねるごとに、配球面でも安定感を増していき、その位置を確固たるものにし始めています。

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(#38佐藤海斗選手のプロフィール・詳細はこちら!)

第10・11節 新システムの採用と攻撃陣の爆発。

腕章を巻く機会が増えた#8 植松亮選手

○ 5-1 vs 三菱養和サッカークラブ (6/25)
○ 6-0 vs T.U.A.SC (7/9)

記憶に新しい第10・11節はここまで苦しんだ得点力不足のトンネルを抜け出す兆候となるような試合となりました。2戦共に前半から複数得点を挙げ、早い段階から試合を有利に進めることに成功。勝利を積み重ね、連勝を9に伸ばしました。

第11節スタメン。10節の途中から採用した3バックで臨みました。

大量得点のきっかけの一つが3バックを基本とする新システム。好調な3人のCBを同時起用できる点や、コンビネーションプレーを得意とする#28 布施周士、#15 比留間輝、#17 水野智大ら新加入アタッカーを中央の互いに近い位置で起用できる点がメリットとして働いています。また、高い走力を誇りWBでのプレー経験が豊富な#2 山内稔之もこのシステムの恩恵を受けている一人で、今のメンバーに適したシステムと言えるでしょう。

システムの変更と同時に、前線のポジション争いは熾烈さを増してきており、誰がスタメンに名を連ねるのかがより一層楽しみです。
(第11節のハイライト・マッチレポートはこちら

Pick Up Player:#9 佐々木銀士

ポストを叩きゴールネットをゆらした第10節

そしてこの2試合の大量得点を誰よりも支えたのがストライカー#9 佐々木銀士。途中出場の10節で2ゴール、先発した11節でハットトリックを記録し、2試合で5ゴールを積み上げました。

#9 佐々木銀士は、こぼれ球やクロスにいち早く反応し、ボックス内で勝負強さを発揮するまさに「点取り屋」ですが、同時に10節に見せたPA外からのロングシュートや、長身と柔らかい足元の技術を活かしたポストプレーなど他にも多くの武器を兼ね備えています。同じストライカータイプの#98 伊藤隆人を始め、ポジション争いは厳しい中で、「エース」としての地位を築くことができるか、注目が集まります。

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(#9 佐々木銀士選手のプロフィール・詳細はこちら

得点・出場時間ランキング

久しぶりのゴールに期待がかかる#98 伊藤隆人

得点数はやはり#9 佐々木銀士が7ゴールでトップ。その後は3ゴールで同じくFWの#98 伊藤隆人、中盤や右SBからの飛び出しが目立った#8 植松亮、そして途中出場から攻撃を活性化させる#17 水野智大の3人が並びます。

アシストは、2つで7人が1位に並ぶ形。ここ2試合での固め打ちだ合った#9 佐々木銀士は例外として、数字を残している選手が固定されていないのは、多彩な形でチャンスを作り出し、得点を奪っていることが伝わる数字となっています。

中盤を支える2人

一方で出場時間は#20 岩沼俊介が唯一の全試合フル出場を果たし、堂々の一位(900分)。技術の高さや守備の安定感はもちろん、怪我をしない・ミスが少ない選手で、チームから全幅の信頼を受けています。3節のZION FCとの一戦ではCKのこぼれ球から技アリゴールを決めてみせました。

次点は中盤でコンビを組む機会が増えてきた#8 植松亮(843分)と#14 本田憲弥(702分)。序盤は右サイドバックでの起用も多かった#8 植松亮は最近は専ら中盤での起用が続き、高い技術と豊富な運動量で90分に渡ってチームを支えるプレーをみせています。#14 本田憲弥は、2節の東京23FC江戸川との一戦で13.06kmの走行距離(平均は11km前後)を記録するなど、その運動量でピッチ全体をカバーしながら、球際の激しさや正確なキックを武器に中盤で攻守の要となる選手。何よりここまで全試合にスタメンで出場しており、怪我の少なさと安定したコンディションも特筆すべき点でしょう。

次節(12節)情報と見どころ

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次節は渋谷区スポーツセンターでのホームゲームとなります。今季初となるホームゲームをチーム一同心待ちにしてきました。試合はもちろん、ハーフタイムにも皆様に楽しんでいただけるような内容を用意していますので、暑さ対策をしっかりとして、是非当日ご来場ください!
(ご来場される方は人数把握のため、こちらから来場者登録をお願いします)

最後に、そんな次節の見どころをご紹介します!

チームトップの得点を挙げる#9 佐々木銀士と
復帰が待たれる#10 宮崎泰右

①3トップのスタメン

ここまでもっとも入れ替えの激しい前線ポジション。ここ2試合で#9 佐々木銀士と#28 布施周士がとりわけ調子を上げてきているため、先発が予想されるものの、#15 比留間輝、#17 水野智大、#22 田中廉の新加入大卒一年組も出場機会をしっかりと得ており、先発はもちろん途中出場からの活躍に期待がかかります。WBでの起用もある#11 河西守生、#77 轟木雄基もこのポジションでのプレーが可能で、何より、なかなかコンディションが整わなかったキャプテンの#10 宮崎泰右の復帰も期待されています。誰がスタメンに名を連ねるのか、そしてそこからゴールは生まれるのか、要注目です!


攻撃でも存在感抜群の2人

②リーグ最少失点のディフェンス

ここまでの連勝を支えてきたのがリーグ最少の4失点を誇る守備陣です。3バックの#20 岩沼俊介、#41 渡邊大生、#37 山出旭は守備だけでなく攻撃でも配球や攻め上がりで貢献できる選手。また、最終ラインの後ろに構える#38佐藤海斗も日に日に貫禄を増しています。堅固な守備で再びクリーンシートでの勝利となるか、注目ポイントとなります。


イケメンますさん

③相手を休ませない戦い方

今シーズン、増嶋監督のコーチングでよく耳にするのが、「相手を休ませない」ことです。スコアに関係なく、最後まで得点を奪う姿勢を大事にし、FKやスローインのリスタートを素早く行うことや、攻撃から守備への切り替え時の即時奪回など、相手を圧倒して勝つという増嶋監督の哲学が表れています。試合中のコーチングと、それに応じるチーム全体のプレーも是非注目してください!


【次節開催情報】
大会名:東京都社会人サッカーリーグ1部 第12節
対戦カード:SHIBUYA CITY FC - Intel Biloba Tokyo
日時:7月16日(日)10:00キックオフ
開場:9:00予定
会場:渋谷区スポーツセンター
住所:東京都渋谷区西原1-40-18(京王新線「幡ヶ谷駅」 6分、小田急線「代々木上原駅」 15分)
入場料:無料


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