誕生日になりました。

41になりました。
しんろくです。

沢山のお祝いをいただきました。
ありがとうございます。

40歳も素晴らしい1年でした。
ドイツから帰って来て
チェロコンサートやって、
神社で縁日やって
お金持ちにあってお金のこと教わって
またドイツ行って、
ドイツ語を始めて
うちの下のバーと仲良くなって。

素晴らしい一年でした。
41歳になるしんろくの事も
どうぞよろしくお願いします。

さて

さてさて

さてお誕生日ですから
お誕生日祝いにひとつ
僕らしさを全開にしたわがままを
お願いしようと思います。

読んだくれたみなさまにお祝いのおねだりです。
これをされると私はお祝いされたと思います。

それはですね

何かを1日ゆるしてください。
という事です。

ゆるすものはなんでもいいです。

人でも、ものでも、過去でも、
それが僕にとって一番の誕生日プレゼントになります。

たとえば
どうしても許せないあの人の事を
今日だけは許してください。

たとえばどうしても許せないあの時の過ちを
今日はゆるしてください。

どうしても許せなかったら、
裁くのを「延期」してください。

明日はまたゆるさない感じで構いません。
1日が難しいひとは、10分でも。5分でも。

逆に許せる人は一つと言わず
なんでもかんでも許してください。

もう許すものがない、
というところまで
ゆるしてください。

それが僕へのお祝いになります。
僕が一番欲しいものだからです。
僕が欲しいものが世界に溢れて欲しいからです。

許すとは、
決して悪を肯定する意味ではありません。

僕は人類性弱説を提唱しています。

弱いから傷つく、傷つける。
弱いから守る、約束する。約束を破る。
弱いから力を合わせる。
弱いから裏切る。

あの人は弱いんだなと思えれば
加害者が減るかも知れません。

自分はベストを尽くしたけど
ただ弱かったのだと思えれば
前を向けるかも知れません。

誰も責める人がなくなったら
そこに神様の平穏があります。

1日許せたら、きっとずっとゆるせる。
ゆるせたら祝福です。

世界が誰も置き去りにしないで
ありのままで愛されますように。

しんろくでした。