見出し画像

伝説のダイエット本を批判する

ガッツ石松さんの書いた

10キロならすぐ痩せられる

食べて飲んで脂肪を落とす9日間で10キロ減量法

という本があります。


ガッツ石松さんは1970頃に
世界チャンピオンになった
ボクサーです。

当時最も人口が多かった
ライト級
という階級でアジア人で初めて
世界チャンピオンになった伝説的な人です。

**
ダウンを奪っても
審判がロングカウントで選手の回復を待ったり
引っ張って立たせる
それをもう一度、合計3度倒して世界チャンピオン**

不利かも、と思うとすぐに試合を投げ出す

1ヶ月で19キロの減量を成功させる

など、漫画はじめの一歩の元ネタになっている!?
と思わせるエピソードが満載。

漫画では何人ものキャラクターの
エピソードとして描かれるのに、

まさか出典元が1人とは。

そんなガッツ石松が
減量した時の記録が載っているのが
サムネにある本

10キロならすぐ痩せられる

です。

ダイエット本として
というより
ガッツ石松の自叙伝として
最高に面白かったです。

ただ、表紙の絵では女性が体重計に乗りながら
みるみると落ちていく自分の体重を見て喜んでいる描写がされていますので
そこから考えるにこの本は
女性が実行することを想定して書かれているはずです。

本文引用
<2~3週間で、80kgあった体重を74kgまで落としたぞ。特別苦労なんてしてやしない。食いたいものを食ってちょっとトレーニングをやっただけで6kgの減だ。

1日4~5kmのランニングと夕方1時間半のトレーニング。それだけで6kgくらいは簡単に落とせる。食い物にしたってもちろん、その日、どんなものを食ったかは全部メモして覚えている。きちっと記憶しておくことが俺の減量法の秘策の一つでもあるんだ。>

なるほどね。

誰でもできる、とは言ってませんものね。

ちなみに、80キロだった体重は
1ヶ月で61キロに!

そして試合翌日には11キロ増量してる。

もう何もかもが規格外。
すごいよガッツ石松。


僕が何より感動したのは

そんなガッツ石松さん。

プロテストに1度落ちてるそうです。

そこから世界チャンピオンになっちゃうんだ。

すごいなあ。

ただね、これでみんな痩せれるよ
みたいな言い方をするのは良くないんじゃないかと。

表紙の絵は女性ではなくて

ガッツ石松であるべきではないでしょうか。

だってこれ、ガッツ石松さんだから
できる事じゃん。

え?女性って誰でも4.5キロ走れるの?

と、ここまで思ったところで
僕は人の本を批判する事は滅多にしたくないんです。

自己矛盾していたりすると
それを指摘する事はありますが、

ちゃんとした検証なしで
本を批判するのは失礼だと思います。

なので、
本当に書いてあることができるのかと思って

昨日から3キロ走っています。

1日4〜5キロのランニングと

1時間半のトレーニング。

これを2週間。飲食制限は特になし。

の、前に4キロ走れません。

ふざけんな。

今日も3キロ走りました。
塩と水が美味い美味い。

ここから90分のトレーニング?

ふざけんな。目ぇチカチカしとるわ。

20分トレーニングしてギブアップしました。

え、これ女性なら誰でもできるの?

でき↑るわけないよね?(キレ裏声)

しかし、真っ向から批判したいので
まずは4キロ走れるようになりたい。

トレーニングは
太極拳
天心流
ちょびっとだけかじったカポエィラ
などをやろうと思いますが90分?

90分?

これをガッツ石松は

食いたいものを食って
ちょっとトレーニングしただけ

と書いています。それで2週間で6キロ痩せたと。

…ちょっと?

これが本当なら
8/26の秋田しんえんに行く頃には

僕はせめて4キロ位は落ちているはずです。


今のところこの本で共感できるのは

豆腐が美味い。

この下りだけです。

明日も走りたいです。
もうやる気はないので、
ツイキャスライブしながら走ってます。

見守ってください。

しんろくでした。


よろしければサポートお願いします。 大変やる気が出ます。