原子力ビジョン２０５０（原発３倍）のＥＬＳＩとインテリジェンス研究
COP3日目の12月2日、日本をはじめとする米英仏加など22か国が、「パリ協定」で示された1.5℃目標の達成に向け、世界の原子力発電設備容量を3倍に増加させるという宣言文書に署名しました。
署名した22か国は、日本のほか、アラブ首長国連邦、ウクライナ、英国、オランダ、ガーナ、カナダ、韓国、スウェーデン、スロバキア、スロベニア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、米国、ポーランド、モルドバ、モロッコ、モンゴル、ルーマニア。
2050年までに世界の原子力発電設備容量を、2020年比で3倍とする目標を掲げるだけでなく、小型モジュール炉（SMR）や先進炉の導入拡大、原子力を利用した水素製造などにも言及。電力以外の産業分野への応用も視野に入れた。
また原子力プロジェクトに対するファイナンスについても取り上げ、世界銀行を筆頭とする国際金融機関並びに各国の金融機関等に対し、融資対象に原子力を含めることを奨励しています。
これを受けて、国内外で原子力関連機関・組織の動きが変化することが予想されます。
ビジネスインテリジェンス界隈の関係では、原子力ビジョン２０５０に対するＥＬＳＩ（Ethical, Legal, Social Issues）いわゆる「原子力を利用する上での倫理的・法的・社会的問題」および、国際原子力と国際核地政学をふまえたインテリジェンス研究が急務となります。つきましては、ビジネスインテリジェンスおよび、サイエンスインサイト、シナリオ２５による研究会を、新外交イニシャティブ（ＮＤ）のチャリティーイベントに合わせて発足させたいと存じます。万障お繰り合わせの上ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
●【拡散希望】有料記事：戦略インテリジェンスシンポジウム｜Scenario 25 #note https://note.com/scenario25/n/n83909b192657?sub_rt=share_sb
●【拡散希望】有料記事：さあどうする原発！【第１６回白馬会議ご案内】｜Scenario 25 #note https://note.com/scenario25/n/nc605cf834f00?sub_rt=share_sb
サイエンスインサイト＆シナリオ２５
原子力ビジョン２０５０をどう受け止めるべきか考える研究会
「2050年までに世界で原子力発電3倍」 日本も賛同 COP28 | 毎日新聞
世界の原発発電容量2050年までに3倍に 米政府が宣言、日仏など21カ国が賛同(2023年12月3日) https://youtu.be/PgUMh63Y_cc?si=ui6gjEbbyvAeG15K @YouTubeより
【京都大学ELP短期講座『科学技術と倫理 ビジネスと倫理』プログラム説明会】
【引用】京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム（京都大学ELP）が主催する短期講座『科学技術と倫理 ビジネスと倫理 〜研究者・ビジネスパーソンとの対話を通じて倫理を考える〜』が2024年2月に開講します。
日程は2024年2月9日（金）、10日（土）、16日（金）、17日（土）の4日間、場所は京都大学で開催します。募集人数は先着30名です。
近年、ビジネスにおいても「倫理」は重要なキーワードになっています。SDGsやELSIに注⽬が集まり、環境やダイバーシティ、ジェンダー等に関わる社会的公正へ向き合うことが企業活動にも⼀層求められています。また、⽣成系AI、ゲノム編集など科学の進展とそれに伴う⽬覚ましい技術⾰新は、新たな価値を⽣と同時に、これまでは考えもつかなかったような新たな倫理的問題を⽣じつつあります。
科学技術から社会的・政治的な事象まで幅広いトピックスを「倫理」をキーワードに学び直し、これからの社会のあり⽅とその中において企業や⾏政、アカデミアがどんな役割を果たすべきか、ともに考え議論しましょう。
短期講座の募集にあたり、プログラム説明会を下記の要領で開催します。ご関心お持ちの方はどなたでも参加いただけます。
皆さまのご参加お待ちしております。
＜説明会概要＞
日 時：2023年12月12日（火）12:00〜13:00
対象者：プログラムにご関心ある方はどなたでも
参加費：無料
環 境：zoomで行います。zoomを利用できる環境をご準備ください。
プログラム詳細はコチラ：
説明会お申込みフォームはコチラ：
※お申し込みフォーム入力のない場合はご参加いただけないことがあります。お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。
【引用】原子力機構のご紹介
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構（JAEA）は、原子力の総合的な研究開発機関です。
ここではその活動やポリシーについて詳しくご紹介しています。
将来ビジョン「JAEA 2050 +」
2005年10⽉の発⾜から15年⽬を迎えた当機構は、将来にわたって社会に貢献し続けるために、何を目指し、そのために何をすべきか、という将来の姿を、将来ビジョン「JAEA 2050 +」として取りまとめました。
原子力ビジョン２０５０をどう受け止めるべきか考える研究会
【JAEA/ISCN】国際フォーラム2023
差出人: iscn-forum iscn-forum@jaea.go.jp
送信日時: 2023年12月5日 15:24
CC: iscn-forum@jaea.go.jp iscn-forum@jaea.go.jp
件名: 【JAEA/ISCN】国際フォーラム2023オンライン参加申込の皆様へ（会場参加へのご案内）
国際フォーラム2023オンライン参加申込の皆様へ
謹啓 時下ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
平素より日本原子力研究開発機構の活動につきまして、格別の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
国際フォーラム2023オンライン参加にお申し込みいただき誠にありがとうございます。この度は会場参加についてご案内いたします。
会場ではISCNにおける活動成果パネルを展示いたします。
さらなる情報収集や参加される皆様方との交流を深めて頂く場となること期待されます。是非会場にお越しください。
オンラインから会場への参加方法の変更をご希望される方はiscn-forum@jaea.go.jpに12月8日（金）17時までにご連絡頂けますと幸甚です。
Thank you for applying to ISCN’s annual International Forum on Peaceful Use of Nuclear Energy, Nuclear Nonproliferation and Nuclear Security next Thursday.
In this time, we would like to ask you to join ISCN’s International Forum in the venue, the IINO Conference Center, Room A.
ISCN plans to display the panels about ISCN’s activities in the venue.
If you would like to participate in the venue, please e-mail iscn-forum@jaea.go.jp by December 8, 2023 (Friday) at 17:00PM (JST).
■日時：令和5年12月14日（木）13：15～16：50
■会場：イイノカンファレンスセンターRoomA
東京都千代田区内幸町（最寄駅：霞ヶ関、虎ノ門 他）https://www.iino.co.jp/hall/en/access/
■プログラム：
◇開会挨拶
◇基調講演Ⅰ 外務省軍縮不拡散・科学部 審議官（大使） 林 美都子 氏
「G7広島サミットのコミュニケ及びG7首脳広島ビジョンが目指す核不拡散強化の取組は（仮）」
◇基調講演Ⅱ 米国国務省 次官補（国際安全保障・不拡散担当） エリオット・カン 氏
「ウクライナ侵攻に起因し生じた課題と原子力平和利用を進めるための道筋（仮）」
◇基調講演Ⅲ JAEA ISCNセンター長 堀 雅人
「ISCNの役割と取組」
◇パネル討論
「原子力平和的利用によるサステナブルな社会と核兵器のない世界の実現に向けて」
論点1「NPT体制の信頼回復及び維持・強化」
論点2「原子力平和的利用における３Ｓの確保方策及び信頼醸成・透明性向上」
〔モデレーター〕拓殖大学海外事情研究所副所長 ／ 国際学部教授 教授 佐藤 丙午 氏
〔パネリスト〕外務省 外務軍縮不拡散・科学部 不拡散・科学原子力課長 横田 直文 氏
〔パネリスト〕調整中（海外の核不拡散専門家/関係者）
〔パネリスト〕公益財団法人日本国際問題研究所 軍縮・科学技術センター 所長 戸﨑洋史 氏
〔パネリスト〕学校法人立命館 立命館アジア太平洋大学 塚田 東城 氏 (学生代表)
〔パネリスト〕JAEA ISCN副センター長 井上 尚子
◇閉会挨拶
＜問合せ先＞
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
E-mail: iscn-forum@jaea.go.jp
Tel: 029-282-0495
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