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たまにしか運転しない自分が今後車選びをするときのメモ

 タイトル通りなんだけど、レンタカーとかカーシェアとかでたまにしか運転しないと、いざ車を購入しようとしたときに何を基準にしたらいいかわからなくなりそうなので、気になりそうなところを片っ端からメモする。

エクステリア

車幅

 いわゆる5ナンバーサイズ(全幅1700mm以下)はかなり安心感ある。私道や狭い駐車場で運転するとき、エイヤッと運転してもそうそう擦らない。代わりに車内は狭い。特に後部座席は、成人3名はまず乗れない。チャイルドシートをつけ、隣に一人乗るくらいならどうにかなりそう。
 3ナンバーサイズ以上で全幅1800mm以下であれば、たまにヒヤッとすることもあるが、市街地を運転する程度ならまず問題ない。ボディ剛性を相当に高めたガッチガチな車でもない限りは、後部座席もどうにか3人くらいは乗れる。基本的に普通乗用車に成人5名以上乗せるときって1800mm以下の車はそんなに選ばない気もするけど。頻度から考えると1800mmちょい切るくらいが妥当って感じがする。
 全幅1800mm以上は未知の領域。たぶん感覚的に1850mmまではどうにか運転できそう。あと1800超えると機械式駐車場は使えない。都心部は意外と機械式駐車場が多いのでめんどくさいかもしれない。

車高

 最近はワイドアンドローといって、横に長く高さを抑えるムーブが来ているらしい。あんまりローにする恩恵を受けられるシーンはないかもしれない。日常的に高速道路を使うとか、橋を使うとかない限りは。1550mm以上になると機械式駐車場を使えない。

車長

 車長が長くなれば相対的に車内長も伸びるので、後部座席の居住性があがったり、ハッチバックの場合は荷室の容量が上がる。反比例して後方視認性が悪くなるので、Bピラーの後ろの窓を見て、安心感があるかどうかをよく確認する。4500mm程度であれば運転していて違和感なく動ける。

最小回転半径

 あんまり気にしてなかったが、車のサイズの中で、運転するうえで一番要注意なのがこれだった。コンパクトサイズの車であれば500mm、SUVクラスになると540mmくらいになる。これはステアリングホイールを目一杯切って徐行しても40cmも差がでるということで、40cmというとバック駐車時は相当クリティカル。切り返しをするときも、ちょこっと前進するくらいだと40cmの誤差を取り戻せない。慣れの問題はありそうだが、大きくても530mmくらいにしないと駐車時に面倒。

最低地上高

 SUVでもない限りは130mmくらいだが、突発的な段差やオフロードが発生する際にはもう少し欲しい。極端だが200mmもあると何も心配ない感じだった。

室内幅

 1500mmを超えれば、運転席と助手席が緊密に近すぎて、運転操作時に手がぶつかるなどのアクシデントはそうそう起きない。
 1500mmを超えたからと言って後部座席に成人3名乗れるとは限らない。車中央を走るトンネルの隆起と室内高に左右される。最近はクーペスタイルがはやっていて、車の後方になるにつれ高さを下げるのが多いので、後部座席の居住性が犠牲になりがち。

室内長

 車長とほぼ比例するが、室内長が長いからといって後部座席の居住性があがるわけではない。荷室だけ広くなっている可能性があるので、運転席をメインドライバーのポジションにセットしてから必ず後部座席の居住性を確認すること。

室内高

 座高が高い場合は要注意。ドライバーの場合、座席を目一杯下方向にさげて乗車できたとしても、視界を天井が遮っているようでは運転できないので、そういう小さい車は避けるべき。
 後部座席はリクライニング含めシートポジションは変更できないのが一般的なので、後部座席に座高が高いひとが乗る場合は要注意。

車両形状

 セダンは後部座席も居住性が高く、運転もしやすい。荷物をたくさん積む用途には向かない。
 ミニバンは大人数や乳幼児がいる場合に何かと便利だが、側面からの衝突に弱く、エンジンルームと車内が近いのでうるさい。
 SUVはめっちゃ流行りなんだけど、何も持ってユーティリティというかは車それぞれなので、なんかアレだなとは思っている。
 ワゴンはセダンとミニバンのいいとこ取りだが、見た目がまずダサくて運転もややしづらいので、各メーカーともあんまり車種を作ってない。

そのほかハードウェア

エンジン+モーター

 排気量が大きいほうが、加速時や上り坂で苦しまない。1.8Lもあれば特に不満はないはず。1.3Lくらいだとたまにエンジンが悲鳴をあげる。
 ハイブリッド車だと減税を受けられるし燃費もよい。トヨタの新型車両だとだいたい20km/L以上の燃費で走ってくれる。減速時はバッテリー充電のための回生ブレーキが強めにきく車両もあるので注意。

トランスミッション

 一般的に低速時の走行が多いはずなので、40km/hまでの速度でスムーズに加速できるかが焦点。最近の車でトランスミッションに不満をもったやつないので、あんまり意識しなくてよさそう。

駆動方式

 めったに高速に乗らないとか、坂道をあまり走らないというのであれば2WDで良いはず。やすいし車両重量も軽い。2WDでフロントドライブの場合は加速時に車両前方が上がりやすいので、それがいやならリヤドライブとか4WDをえらぶのが良さそう。リヤドライブの車って結構高いブランドが多いので、駆動方式が気になるなら4WDを選んでよい。

内装

ステアリングホイール

 チルトステアリング・テレスコピックステアリングがあるものを選ぶとよい。最近はだいたいついているが、ないと運転しづらい。安全運転システム管理機能はだいたいステアリングホイールに集約されているので、マニュアルを読んでから運転すると恩恵を受けられる。ハンドルをきるときに重いほうが安心感があるが、軽いほうがキビキビ運転できる。重いほうがやや好みかな。

シフトノブ

 だいたいどこにあっても慣れるのでデザインで決めてもよい。日常的にギアをマニュアルで操作したかったり、ローギアを使いたい場合は肘置きの近くにある方が楽に操作できる。

メーターパネル

 好みだが見やすいのが良い。最近はメーターパネルに液晶ディスプレイを入れるのが流行りだが、結構情報がごちゃついているので、走行前に必要な情報が目に入りやすいよう設定しておくのが良い。オプションで液晶ディスプレイを大きくしたりできる車種もあるが、だいたいあまり大きな変更はできない。

カーナビ・ディスプレイオーディオ

 クソほど高い。最近はスマートフォンの地図アプリでナビができる上に、地図も勝手に更新してくれるので、最近の車種ならスマートフォンの地図アプリを使えるカーナビやディスプレイオーディオを選ぶべき。標準のカーナビの地図は更新にもバカほど金を取られる。ただし最近は調子に乗って液晶ディスプレイがiPad並にでかくなっているので、運転時に視界を妨げていないかチェックする。

エアコン

 ついてない車なんかそうそうないんだけど、温度調節とかはアナログなダイヤル式のほうが操作しやすい。デジタルな感応式はかっこいいけどだいたい指紋ベタベタ。後部座席にエアコンがつくのは300万円以上の車からと考えてよい。狭い車なら前方のエアコンだけでまかなえる。

ヘッドアップディスプレイ

 あったらいいけどなくてもいいような。

電源

 最近だとほぼ必須アイテムだが、安い車だとシガーソケットからの電源確保しかできなかったりする。ここは結構車内居住性に直結するので車選びの際には要注意。最近のハイブリッド車はオプションで荷室に電源をつけることができる。冷蔵庫とか積める。

シートリクライニング

 電気式でメモリ機能があれば最高だけど、機械式でも慣れる。座ったときによいドライビングポジションが取れるかが重要。後部座席にリクライニング機能はほぼつかないと思って良い。

ドリンクホルダー

 インプレッション動画とか見るとめっちゃチェックされてるけどそんなにいる?それよか細かい収納が納得感あるかのほうが重要だと思う。

荷室

 300L以下は選んでは行けない。320Lでも少ない。350以上でようやくと感じる。

シートアレンジ

 フルフラットにしたいニーズってそんなにないと思うが、倒しやすいかどうかは確認するべき。分割可倒も6:4なのか4:2:4なのかはチェックしたほうがよい。

パワーバックドア

 あると便利だしめっちゃかっこいい。

安全性能

バックモニター

 ないやつはありえない。画素数も要チェック。

パノラミックビューモニター

 メーカーによって呼び方が違うが、要するに車を俯瞰してみることができる360度カメラ。駐車時にクソほど便利。オプションで付けられるなら高くてもつけるべき。

電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド

 車両価格などの理由でやむを得ず妥協しても良いが、可能な限り電動パーキングブレーキ搭載車が望ましい。めっちゃ楽。

クルーズコントロール

 結構な車種で搭載済みだけど全車速かどうかは要チェック。あと自動停車後はブレーキを踏む必要があるのかないのかもチェック。

レーントレーシングアシスト

 ステアリング操作までアシストしてくれるのが最高だが、アラートを上げてくれるだけでもめっちゃ助かるので、可能な限り搭載されている車を選ぶべき。

クリアランスソナー

 カメラだけじゃなくてソナー機能もついているやつがよい。というかないやつは選ばないほうがよい。ソナー機能とオートブレーキ機能が連動しているとなお良い。最近はまぁまぁ増えてる。

ロードサインアシスト

 うっかりロードサインを見落としてたり、最高速度を忘れたりするシーンはよく起きるので、ロードサインアシストは可能な限り搭載されている車を選ぶべき。

オートマチックハイビーム

 夜間に対向車が正面から突っ込んでくるリスクを下げてくれるが、最近の乗用車の価格高騰の一因はヘッドランプの価格インフレが寄与しているので、気になれば選ぶ程度で良い。

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