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Librarian Scarecrowについて

マガジン「Librarian Scarecrow」には本に関する徒然としたことを溜めていこうと思う。
私が読んだ本、人に薦めたい本は勿論、時には所持している司書の資格や数年ばかりではあったが培った司書の経験を生かして、ちょっとした調査のコツなどを。

こんなものを書こうと思ったのは、私がtwitterで上記のような内容を呟いた時、ごくまれにではあるが、いつもからは信じられないくらいのRTやイイネを貰うことがあるせいだ。
また、興味がある作家や本があるのだけれど、どこから調べればいいかわからない、どこから読めばいいかわからない、といった声を時折耳にするせいでもある。

私は幼い頃から本が好きで、本に救われ、本に恩を返したいと願ってきた人間だ。今もそう願っている。
一時はそれゆえに司書などという職に身を置いたりもした。
けっして人一倍の読書家とも、優れた知識や技術があるとも言えない、なんとも中途半端な身ではあるが、それでもこんな私でも役立てることがあるのなら。この頭に誰かに役立つものがあるのなら使って欲しいと思う。
「Librarian Scarecrow」は、そんな思いから作った場所だ。

マガジンのタイトルに掲げられた“Scarecrow(案山子)”は、オズの魔法使いにおいて愚かな案山子が賢者となることからもわかるように、愚者と賢者の両方のイメージを兼ね備えている。

私にあるのはお節介な心だけだ。
私は私を知恵者とは謳うまい。
それでもこの抱いた知識が人に役立つこともあるらしいので。

だから私は立ち尽くし、知ってることを気まぐれに吐き散らかす。
役に立つかもしれない、立たないかもしれない。
活かすも殺すも、自由は読者に。
立ち尽くした案山子が愚者か賢者かはあなたがその時々に決めていい。
そんな思いを込めて、私はマガジンのタイトルをこれに定めた。

“Librarian Scarecrow”

どうぞ、よしなに。

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