【映画】「エヴァQ」大人になったアスカ
新劇場版エヴァンゲリオン3作品がYouTubeで観られるようになっているので、久しぶりに「エヴァンゲリオンQ」を観た。
「エヴァQ」は公開当時に観たのだが、作中でなにが起こっているのかよくわからなかったし、周囲の評判も芳しくなかった、という印象しか残っていない。ストーリーも完全に忘れてしまっていた。
そんな「エヴァQ」だが、改めて観てみると予想外に楽しめた。
あいかわらず何が起こっているのかわからないが、序盤の戦闘、戦艦ヴンダーの起動など、見せ場はあるし、なによりアスカがめちゃくちゃかわいい。
「エヴァQ」はアスカが非常に魅力的に描かれている。
それも、大人になったアスカが。
大人になったアスカ
「エヴァQ」は、精神的に大人になったアスカがひたすらかわいい。
「エヴァQ」のアスカは本当に大人として描かれている。自身に能力があることを理解し、使命感と義務感を持って命がけで事態にあたる姿には、プロフェッショナルとしての矜持がある。
そこには、テレビ版のような承認欲求と現実のはざまで自己を見失ってしまったような危うさはない。確固たる自我を持ったひとりの女性となっている。
14歳の姿のままで大人になったアスカから見れば、14歳のままでいるシンジが「ガキ」に見えてしまうのも無理はない。
容易になったコンテンツへのアクセス
「エヴァンゲリオン」のような大作、名作が家にいても手軽に、安価で観られる時代になった。こういった急激な変化はここ10年くらいのものだろう。2010年代当初は、ツタヤやゲオのようなレンタルビデオ店が優勢だったことを考えると、隔世の感がある。
今や多様で良質なコンテンツがほぼ無料でネットにあふれていて、「エヴァンゲリオン」のような作品を無料で視聴できる環境にある。
観ていない作品、見直したい作品があれば、探してどんどん観ればいい。
「エヴァQ」のように、思わぬ発見があるかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?