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これだ!と思ってから一年越し。SCAで見た光景。

”ソーシャルアクションについて学びたい。”

その想いからSocial Change Agency(以下 : SCA)に出会い、養成プログラムの選抜3期生(現 : 研修プログラムの実践者ゼミ生)として参加。

現在はボランティアで関わっています、永田です。

ここでは、卒業生と運営ボランティアという2側面から、SCAやプログラムを見てきた私の想いや考えを書いてみようと思います。

SCAとの出会い

ソーシャルワーカーを目指していた高校生の頃、「声なきSOSを発している人に寄り添い続けたい」「その人が持っている力を活かした解決法を共に考えたい」と焦点はクライアント個人のみに当たっていました。

しかし、経験や学びを積み重ねていったある時、目の前の人に加えて社会の仕組みにもアプローチすることがいかに大切か、それがソーシャルアクションだということを知ったのです。でも、

”分かった...!のに、実際何をしたら良いかが分からない。”

養成課程で学んだのは、ソーシャルアクションの意味程度。

どのように目の前のクライアントから社会構造の課題を捉え、アクションを起こしていくのか分からなかった私に思いついたのは、ソーシャルアクションについて学べる場に参加するということ。そこでインターネットで検索し、見つけたのがSCAのプログラムでした。見つけた瞬間、「これだ!」と。

しかし、当時私は大学4年生。社会福祉士の実習や国家試験等を控えていたことから断念し、翌年に応募しようと決めました。

一年越しに3期生として参加して

私にとって大きく2つの収穫がありました。

1つ目は、本来の目的であったソーシャルアクションに関する学び

目の前のクライアントの出来事から社会構造の課題の捉え方や、アクションを起こす上での有用な学び。
また、様々な方法でこれまでの経験を振り返る機会があったことで、自身の価値観や固定観念、原動力の再認識や気づきを得て、どんなアクションをしたいのか考えることができました。

2つ目は、志を持つソーシャルワーカーの方々との繋がり

そもそも、一つの組織にソーシャルワーカーが少人数、という場合が私や周りの環境では少なくないと感じていました。

実際、プログラム初日に「わ、ソーシャルワーカーの先輩方がこんなに...!」と一人で感動していたことをよく覚えています(笑)

また、出会った方々の領域や経験も様々。
ソーシャルアクションに関する想いや実践の話を聞いて、自分の力不足さに内心落ち込みつつも(笑)「私ももっと頑張ろう」と刺激を受けてました。

(その後、SCAが運営しているオンラインプラットホーム「swallow」にも参加し、新たな繋がりも得ることができました。)

このように、私にとって、今後のソーシャルワーカー人生の基盤となるような学びと繋がりを得ることができました。

運営ボランティアとして

卒業後、こうしてお世話になったSCAメンバーの方々と活動する中で、何よりも感じるのがプログラムに対する熱量の高さです。

”ソーシャルワーカーの方々にとって、より価値のあるものにするためには?”
”より多くのソーシャルワーカーの方々に知ってもらうためには?”

物事一つひとつを決定するプロセスや行動から、その熱量を感じます。

(ちなみに私はというと、参加者(卒業生)目線でどう思うかたびたび質問を頂いております笑)

そんな想いでつくられているプログラムは、実際留まることなく毎年進化しています。是非、多くの方々に知って頂きたいです。

※参加方法は、一般コースと実践者ゼミコースの2種類あります。

”SCAにソーシャルワーカーの方々が集い、その一人ひとりが周りと協働しながらアクションを起こしていく、そんな変革の輪が広がったら…”

そう考えるだけで大きな可能性を感じ、わくわくします。

ちなみに、オフラインとオンライン、それぞれの良さがあると思いますが、今年度も引き続き完全オンライン。

距離の制約を超えて、ソーシャルワーカーの方々とその想いが集う場になったら嬉しいです。

実践者ゼミコースの過去の受講生の方との懇談会を9月17日(土)20:00~21:00に行いますので、ご参加を検討くださっている方はぜひ。お待ちしています!