見出し画像

ウエスタロス周遊記(3)       ダスケンデール その②

どこかに行きたいけれど(ほとんど)どこにも行けない。それでも心は自由にウエスタロスを旅してまわることにしました。

本日の旅は前回の続き、ダスケンデール。

ダスケンデールの城主ダークリン公は、さらなる特権と自治を求めるも拒否
され、王家に反抗的な態度に出る。
税金を納めるのをやめ、ダスケンデールまで来て我が嘆願を聞かれよ、と狂王を自領にまねく。

ここでタイウィンは「強固にはねつけるべき」と主張するが、エーリスはキングスガード1名と少数の兵だけでなんと本当に出向いてしまう。

これってあれかな?
ネッドの王の手就任祝いの馬上槍試合のサーセイ?
「メレーに出場するなんて絶対許しません!」と主張して、かえってロバートは絶対に出場する!と意地になる。そこで「偶然の事故」で死んじゃえ~!っていう策略。

World本に思わせぶりに書いてあるんですよね。
「エーリス王は現地に赴こうなどとは考えたこともなかった…タイウィン公が、強硬に拒否するべきだ、と助言するまでは」と。

で、もちろん捕まっちゃうわけですが、タイウィンはダークリン家を城攻めする。

World本より、ダスケンデール包囲。

城攻めするとほぼ確実に狂王は殺されるだろう。小評議会の意見にタイウィンってば「殺されるかもしれない、死なないかもしれない。しかしもし死んでも、より良い王がここにいるではないか」とレイガーを示した、そうですよ。

おおー!タイウィン!その通り過ぎて反論できないけど。

そこにサーバリスタン登場!ここからの展開があまりにかっこよすぎて、つい口元がゆるんでしまう。大好き、バリー。

サーバリスタンは物乞いに扮装して単身城に入り込み、騎士たちを次々倒し無事エーリス救出に成功!さすが!伝説の騎士、豪胆バリスタン!

しかしこれでエーリス二世の狂気は深まった、というは話なので、バリスタンも回想するように、本当に助けてよかったんでしょうか?
ここで狂王死んでたら、レイガーが王となり、操られるのを嫌って王の手はたぶん違う人に?
なによりこれだとダニーが生まれないので、良かったんだよ!サーバリスタン。長い目で見ると…。

あとダスケンデールの反乱で悲しいな、と思うのがダークリン公の奥さんはミア出身だったんですね。で、「レースの蛇」と呼ばれ、反逆も全部彼女がたぶらかしたことにされていること。

でた!ウエスタロスのゼノフォビア。
彼女は反逆の罰として舌と女性としての部分を引き裂かれ、そのあと生きたまま焼かれる(ひー!!)。

FIRE & BLOODでもヴィセーリス一世の妃はリースの人で問題になったし、ずっと前から外国人がきらいよね、この人たち。
ターガリエン家もヴァリリア人なのに、そこらへんはやはりジェヘーリス時代のイメージ戦略が成功したんだろう。

今日の感想
七王国の人たちはみんなブレーヴォスあたりに2年くらい住んで、違う文化との共存、多様な宗教の隣人たちを尊重するすべを身につけてほしい。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?