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氷と炎の歌読書会 特別企画 こんなのスモールジョンじゃないっ!!

海外ドラマ、『ゲームオブスローンズ』の原作、ジョージ RR マーティン著の『氷と炎の歌』シリーズ読書会に参加しています。

注意:ドラマで一番くらいにショッキングなシーズン3第9話の「キャスタミアの雨」と、シーズン6のネタバレをします。

GW中、オンライン読書会の企画でレッドウェディングを語る会をしました。
それでドラマと、原作の3巻から51.キャトリン7を読みました。
いま、さて?どの章だっけ?と思ったけど見つけるのは簡単。だってこれが最後のキャトリン章だから...。

ツインズ城の結婚式、北部諸家の主に息子世代が北の王ロブ、キャットと共に参列していました。

ロブの護衛は、スモールジョン・アンバー、ロビン・フリント、パトリック・マリスター、デイシー・モーモント。

なんで当然ながら、護衛の人たちはロブを守ろうとして殺されちゃってるんですけれど、スモールジョンのシーンががあまりにショックで再読なのにしばらく呆然。

殺戮が始まり、あちこちで王の護衛の仲間たちが殺されていく中、スモールジョンはとっさにテーブルの板を持ち上げて盾にして降ってくるクロスボウから身を守り、そのあと弓にうたれて倒れているロブの上にテーブルを投げて守るんですね...。

戦士!これぞアンバー魂!

父親のグレートジョンは普通人3人殺せるくらいの量のワインを飲んで泥酔していたにも関わらず(フレイ家にはちゃんと『グレートジョンを泥酔させる係り』というのがあった笑)、拘束するのに8人が必要で、そのうち何人かは殺している。剣は持っていなかったのに。

でね、そういうのがあったから、ドラマのシーズン6は本当にショックでした…。 

ドラマではスモールジョンは生きている。レッドウェディングには行っていない設定。
きゃぁ~!スモールジョンでたよ!イケメン!と喜んだのもつかの間、なんと!なんと!リコンをラムジーに引き渡しちゃうんだよね...。
えぇぇ~!そんなのありえない!

理由は野人チームをジョンが率いてるから、だって!ハッ!
たしかにアンバー家の城『Last Hearth 最後のかまど?』って壁にたどり着く前の最後の北部の城なので、常に野人の脅威にさらされてきている、いわば最前線。

そうなんだけど、スターク♡ラブ、ネッドの子どもを守れ、の頑固な伝統を守る北部魂は全部割愛したの!?
ひどい…。寂しいよ。
ジョン・スノウはさておき、スターク家の最後の男児(と、思われていた)リコンをラムジーに差し出すなんて...ありえん!

そんなのスモールジョンじゃない。

シーズン6が公開された当時、落とし子の戦いの最後の最後、いや、もっと未練がましく死んじゃってからも、シーズン6の最終話まで信じてたなあ。絶対策略、なにか考えがあるって。

そんな私と、世界中のアンバーファンの願いもむなしく、裏切りキャラだったみたいです。
え~ん!あんなのスモールジョンじゃないよ!

原作ではグレートジョンは生きているので、早くツインズ城の捕虜生活から解放されて、なにかシーズン6の恨みを晴らすような活躍をしてくれるよう願う。そして「ほらね?これがアンバー家だから」と言いたい。



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