冬のベルーナドームライブ感想
はじめに
どうも、さばのみそ煮です。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Twinkle LIVE Constellation Gradation(コンステ)が11/26(土)、11/27(日)に開催されました。
両日ともに現地参戦していましたが、最新の曲から少し懐かしい曲まで扱い、会場をうまく利用した演出や2組の大物シークレットゲストの登場など個人的には非常に満足のいく内容でした。
さて、このライブの開催地は埼玉県所沢市はベルーナドームでした。
野球場なので野球が行われるのはもちろんライブも開催されます。
アイマスは過去に10thライブファイナルや15周年記念ライブでも使用されていますし、ラブライブ!シリーズやウマ娘など他コンテンツのライブでも使用されています。
そこで今回は冬のベルーナドームを経験し、役に立ったグッズなどを緩く紹介したいと思います。(コンステの内容には基本的に触れません)
ベルーナドームについて
さて、本題に入る前にベルーナドームについて少し紹介してみたいと思います。知ってる人にとってはもういらない情報かもしれないので、その場合は次の章まで飛ばしましょう。
そもそもベルーナドームとは
今回のライブを語るうえで大事なことは開催場所についてです。
ベルーナドーム(西武ドーム)はプロ野球埼玉西武ライオンズの本拠地です。
たまにベルーナドームを私の本拠地とか実家扱いする方がいるんですがなぜでしょうね?
池袋駅から電車で約40分、新宿駅(西武新宿駅)から約50分とアクセスも決して悪くなく、野球、イベント開始時には運営が同じグループ会社の西武鉄道の協力もあり臨時列車も設定されています。
ベルーナドームの問題点
そんなベルーナドームですが、今回のライブにも深く関係する重大な問題を抱えています。それはドーム球場でありながら壁がないということです。
ドームを名乗っておきながら壁がないとは???と何も知らない方は思うでしょう。
これは以前野球観戦をした際に撮影したドーム内部の様子です。
スクリーンの右側(セブンイレブンのあたり)を見てもらえばわかると思いますが、木や入場ゲートが映っています。
簡単に構造を説明すると、屋外球場に巨大なパラソルを設置したようなもんです。
壁がなくて巨大な屋根を何本もの柱だけで支えています。
公式ホームページでは「狭山丘陵のなかにあるアウトドア感覚のドーム球場。」と紹介されています。
しかし実態は、雨が降ればスタンド後方の客は風で流れた雨粒に濡れ、夏は熱気がこもりサウナ状態になり、ナイターでは夕日が沈む様子がドーム内部から見え、春のオープン戦では場内の中継カメラが選手の後ろで吹雪を捉えるなど屋外球場と変わらない(下手すればそれ以上)条件にあります。
また、ベルーナドームは所沢の山奥に位置しています。
近隣の所沢駅は標高約78m、ドーム最寄りの西武球場前駅は標高約111mと30m以上も差があります。高いところへ行けばそりゃ気温は下がります。
また、周辺は山に囲まれ、冷たい風が吹き下ろします。
この過酷な環境のせいか、西武ライオンズは毎年のように主力選手が移籍する事態になっていますが、今回のライブの参加者もこの餌食になっています。
ライブ開催の発表時、場所がベルーナドームであることが判明すると会場が盛り下がるという話はよく聞きますが、これがその理由の一つです。
冬のベルーナドームは寒さとの闘い
・壁がないから実質屋外・山の中
という条件により秋から春先くらいまでベルーナドームはすごく冷え込みます。(夜は特に)
出演キャストさんからは
「すごく寒いです!」
「屋外だと思ってください!」
「防寒をしっかり!」
といったツイートが多く見られました。そんなこと言わなきゃいけないようなとこでやるな
公式からも事前に寒さについてのアナウンスがされ、入場時には差し入れられたカイロを手渡されるなど今までにはない経験をしました。
おすすめ防寒グッズ
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題。
今回のライブ参戦にあたり自分が実践していた対策を紹介します。
服装編
・スウェット生地のパーカー
防寒の基本は肌の露出を最低限にすること。
せっかくのライブだし、アイドルのフルグラフィックTシャツで担当をアピールしたい!
そういう気持ちもわかります。
当日隣の席にそういった格好の方がいましたが最初のMCパートですでに上着を着てました。無理は禁物
パーカーを選んだ理由としてはまず素材が分厚いから。
冷風から体を守ります。
そして首元を覆えるから。
特に首は太い血管が通っているため、首が冷えると体が一気に冷えます。
・長袖のインナーシャツ
冷えるとよくないのは首だけではありません。手首も守りましょう。
手首ががら空きだと途中からペンライトが振れなくなります。
ヒートテックだと尚よし。
・スウェットパンツ
今回は少し丈の長いものを選びました。
靴下ももちろん履いていますが、足首やふくらはぎが冷えると寒いのはもちろんですが、スタンディングで鑑賞し続けるのもつらくなってきます。
・ヒートテックタイツ
これはほぼ必須レベル。
上半身はライブ中でも着脱できるけど下半身はそうもいきません。
ドームに向かう途中だと暑いだろうなーって思って置いて来た知り合いは全員後悔してました。
10thファイナルの時にも絶対履いてこいって言われて現地へ行きましたが、途中トイレに行くまでタイツの存在を忘れるくらいには寒さから守ってくれました。
・マウンテンパーカー
これも首元を守ろうとして着用。
そんなに分厚くないので会場の席で着ててもそんなに隣の人に干渉しません。
ポケットも多いのでペンライトやカイロを入れておくにも便利です。
・マフラー
首元ケアしすぎじゃない?って思われるかもしないけどすごく大事。
寒いけどどうしようもできないって時が一番こわい。
ネックウォーマーでもいいけどマフラーはいざというときストールにもひざ掛けにもできるので個人的におすすめです。
カイロ
公式が入場時に配り、会場前の有志による企画でも多く配布されていた超必需品。
貼らないタイプはポケットに忍ばせ、貼るタイプはお腹や背中、首元などに貼るとよし
特に靴下カイロは超おすすめです。
実はつま先が結構冷えるのでこれは使っていて本当に助かりました。
カイロを使う際の注意点ですが、できる限り自分の席に着く前に貼っておきましょう。
会場の席は現在ほとんどの会場が上限まで入場できることもあり、となりの席同士の間隔がほぼ空いていません。
実際に隣に人がいる状態で貼れるか実験してみましたが、かなり難しかったです。
隣人にも迷惑をかけてしまうので、入場前にカイロは仕込んでおきましょう。
水筒と温かいお茶
今回のMVP
防寒着を着ていても結局体は冷えていく。
体を温める方法があるとかなり便利です。
今回は象印の350mlの水筒を使いました。
参考価格 ¥3,278(Amazon)
保温のできる小さめの水筒なので持ち運びにも便利。
容量が少ないのでは?と思うかもしれませんがこれに関して水分補給よりも体を温めることが目的なのであまり多くなくていいということでこのサイズにしました。
MCやアンコールのタイミングで一口飲むことで体は温まり、リラックスして臨むことができました。
ただホットで飲むからと言ってお茶やコーヒーを選ぶと、カフェインによってトイレが近くなってしまうので注意しましょう。
今回は無印良品のルイボスティーを淹れていきました。
ルイボスティーはノンカフェインで、ちょうどボトル1本分ずつ粉が分けられていたので使いやすかったです。
番外編
これだけ用意した結果、確かに寒い会場ではありましたがなんとか乗り切ることができました。
ここからは寒さ対策ではないですが、ライブに用意してよかったものを紹介します。
・厚底の靴
今回はアイマスのライブとしては珍しく、席の種別が選べるようになっていました。
これまで幕張以外でアリーナレベルから見たことがなかったのでAアリーナを選んだのですが、後ろの方だったこともありメインステージはほぼ見えませんでした。
身長は171cmあり決して低いわけではないと思いますが周りには背が高い人も多かったので、少しでも見えるように工夫することは大事だなーと思いました。(もしかしたらBスタンドのほうがよく見えたのかもしれない)
・西武ライオンズアプリ
ライオンズ戦のチケットやグッズが買えるスマホアプリ。
なぜライブを見るためにこのアプリを?と思われるかもしれませんが、おすすめの機能は座席検索とトイレ空き状況の検索機能
座席検索はその名の通り座席の場所を確認できる機能
位置だけでなく座席の見た目や座席からの視点も確認できる優れもの。
トイレ空き状況は場内の各トイレの空き具合が数値で分かります。
近くが混んでいても空いているところを探せます。
・西武線アプリ
西武ドームへのアクセスで多くの方が利用するであろう西武線の公式アプリ
特におすすめなのは 列車位置 の機能。
ライブ開催時は臨時列車が出ていることも多く、乗り換えアプリで検索するといいタイミングにならないことも。
よさげな電車を見つけてそこに乗りましょう。
終演後そのまま池袋へ向かう方も多いと思いますが、おすすめなのはその電車に池袋まで乗り続けるのではなく西所沢駅か所沢駅で乗り換えること。
ライブ開催日はほとんどの電車が西武球場前駅から池袋方面へ直通しますが、ほとんどの乗客がそのまま乗り続けます。(急行だったりするとなおさら)
ところが西所沢で一度その電車を降りると、隣の小手指(こてさし)からも電車がやってきます。
終演頃の時間帯は小手指からやってくる電車は空いていることが多いので、ほぼ確実に座ることができます。
10分以内に次の電車が来るようならここで乗り換えるといいかもしれません。
また所沢駅では特急列車に乗ることができます。500円の課金が必要ですが、池袋までノンストップで柔らかい椅子に座れます。
ちょうどいい時間に特急がやってくるのであれば利用してはいかがでしょうか?
特急券は駅のホームで買えるので急に乗りたくなっても安心
ガチャの天井より安いので気軽に特急課金しましょう。
ただ、これらは池袋に向かうときは有効ですが、所沢で降りたり新宿方面へ向かう場合はあんまり有効ではありません。
その時は球場前で乗った電車でそのまま向かいましょう。
・Nintendo Switch
帰りの電車はとにかく混みます。
規制退場でなんとか駅や電車に人が詰め込まれすぎないように対策はしていますが、基本的に電車は満員です。
そんな状態だとインターネットの回線はパンクしてなかなかつながってくれません。
ドームにいた大量の客が山奥の小さな駅に集まればそれもそうでしょう。
帰りはスマホでアイマスのアプリゲームをやってライブの余韻に浸りたい、ライブで初めて知った曲をiTunesやサブスクで探したいと思っても難しいでしょう。
そんなときのためにオフラインで遊べるものがあると便利です。
スマホでも3Gに接続できるのなら競合が少なく繋がるかもしれません。
僕はパワプロでペナント回してました。
ライオンズからFAで獲得した選手がやたら活躍してました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
長かったね、ごめんやで。
簡単にまとめると
冬のベルーナドームは十分すぎるくらい防寒をしよう!!!
です。
ライブとなれば担当グッズをもって応援したいという考えは当然あるでしょう。
しかし冬のベルーナドームは戦場です。
命を守る選択をしましょう。
おわり
追記
ライブ翌日に釣りに行ったんですが、そこで出会った猫の写真を載せます。
にゃーん
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