syrup16gをみんなが知ったきっかけが気になったので、調査してみた


(前置きはいいから結果が知りたいという人は、目次から飛んでください)


こんにちは。東といいます。一介のインターネット・syrup16g・オタクです。

まずは一言言わせてください。

syrup16g、TOUR HELL-SEE完走おめでとうございます〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!合計3ヶ所(仕事サボりまくって)行ったけどマジで最高だった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!愛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

本題に入ります。

syrup16gというバンドが、20年前にリリースしたアルバム、「HELL-SEE」。

今年でちょうど20年ということで、それを記念するツアーが6/1から行われておりました。
そしてそれが、先日、ボーカル・ギターの五十嵐隆さんが感染症に罹られてしまったことによって延期になった、7/13福岡公演で幕を閉じました。

さて、3ヶ所ライブに行った中で、私にとってひとつ印象に残ったMCがありました。
それは、ドラムの中畑大樹さんが、お客さんに向かって、「10代の人いる〜?」や、「20年前聴いてたって人いますか」などといったことを聴いてらっしゃったこと。
20年前のアルバムですから、10代の人がいたら、まだ生まれてない時にリリースされたってことになりますし、20年間ずっとsyrup16gを好きでい続けて、ライブに行っているというのも、すごい話です。どちらもすごい。
実際、どちらもいらっしゃいました。10代の方も、20年syrup16gを追い続けていらっしゃる方も。
で、それを知った時、私は思いました。

「10代の人って、syrup16gをどうやって知ったんだ……?」
「あと今のsyrup16gのファンの年齢層ってどんな感じなんだ……?」

ということで、Googleフォームでアンケートを取りました。
題して「あなたのsyrup16gはどこから?」

丁度6/1、豊洲でのライブが終わった次の日、帰りのバスに揺られながら、気づいたらGoogleフォームを作っていました。情熱に突き動かされて……。
そのあとTwitterで宣伝。回答期限はツアーが終わるまでとしました。

別にGoogleアカウント要りませんでしたね。失敬……

そしてやってきたツアー最終日の7/13、ありがたいことになんと、69件の回答を寄せていただきました。
…とGoogleフォーム君は教えてくれたのですが、実際数えたら67件でした。人生そううまく行きませんね(「69だからロックじゃん!」と喜んでいた)。

でも普通に自分のTwitterのフォロワーの3倍くらいの回答数だ。すごい。

設問はふたつ、
①あなたの年代を教えてください。(選択式)
②syrup16gを何で知ったか教えてください。(自由記述)

②は絶対選択式じゃなくて自由記述がいいと思ったのでそうしました。漏れはsyrup16gファンのみんなの熱い思いを知っているから……。
結果、思っていた以上に情念のこもった文章が、たくさん送られてきました。最高。愛してる。

前置きはこのくらいにして、早速結果の発表をしていきたいと思います。
言っとくけど、長いぞ。特に自由記述紹介コーナー。syrup16gって人生だから、syrup16gを知るきっかけもまた人生、そして人の人生を教えてもらいそれを噛み締めるのにはそれ相応の時間が必要。

覚悟キメて読んでください。それではレッツゴー

ⅰ.syrup16gファン67人の年齢層

これはGoogleフォームくんがグラフを自動で出してくれました。便利な世の中だ。

というわけで、こちらです。

10代…9%
20代…28.4%
30代…47.8%
40代…13.4%
50代…1.5%

30代がトップ、次点で20代、次に40代、10代と続き、一番少ないのは50代、という結果になりました。
まあこれ、全然ライブのファン層がこの割合になってる!とかではないですけどね。でもへえ……という感じです。

実はこのアンケートを作った私にしかわからない面白いことがありました。
それは回答割合の遷移です。
このアンケートを作った当日、6/2の時点では、10〜20代が半分以上を占めていました。
しかし6/3になり、アンケートフォームのツイートがじわじわ伸びるにつれて、30〜40代の割合が半分を超えました。時間と共に完全に両者が逆転したんですね。
考えうる原因としては、まず、6/2は金曜日(平日)で、6/3は土曜日だったということ。
30〜40代の方々は、おそらく働いていらっしゃるか、家庭を持ってる方が多いだろうから、平日はなかなかSNSを見ない。
でも土曜になって、Twitterを見たら、なんか変なことやってるやつがいるなあ、みたいな感じになったんじゃない……のかなあ。どうですか?
逆に、10~20代は、平日といっても割と時間ある人が多いのではないでしょうか。学校もいって18時とかで終わるしねえ。

30代の方が一番多いというのは納得ですね。だって30代の方って、HELL-SEEがリリースされた当時10代ですよ。そんな多感な時期にHELL-SEEみたいな音楽摂取したら狂っちゃうよ〜〜〜。絶対そうだよ〜〜〜〜。
容易に想像できる。そりゃ20年経っても同じバンドのライブに行きますよ。すごいわ。ありがとう。生きててくれて。


ⅱ.syrup16gを知ったきっかけについて

さてお待ちかね、「人生」のコーナーです。

みなさんがsyrup16gを知ったきっかけについて、自由記述で回答していただきました。
回答していただいたみなさま本当にありがとうございます。

まずは、おおむねのカテゴリに分けてみなさんのきっかけをご紹介したいと思います。
個人的な独断で分けたので、なんとなくで受け取ってください。

知人から…6人
親類から…2人
お店・雑誌・メディアから…15人
SNS・インターネットから…17人
他アーティストから…21人
その他…6人

計…67人

1位は他アーティストから!これは予想外でした。
ていうかそんなことがあるのか?リスナー同士の口コミで広がるのはわかるけど、他アーからっていうのはなかなか珍しい気がする。まあ、他アーのこと全部知っているわけじゃないからなんとも言えませんが……。
でもやっぱり、syrup16gって特に同業者から愛されているんだなーということを改めて感じました。

2位はインターネット。インターネット最高!
3位はお店・雑誌・メディアからでした。アナログ媒体というのか、長くやっているバンドならではのきっかけという感じがしますね。
4位が知人とその他が同点。5位が親類という感じでした。

ⅲ.出会いエピソード紹介

今回設けたアンケートですが、最初にこんなことを書いていました。

「あまりにも『良い』文章があった場合、公開させていただく場合がございます」

と、いうことで。

紹介していくぞ!おまいらの「濃厚」なsyrup16gとの出会いエピソード!

先ほど分けたカテゴリ順に、特に面白いな〜と感じたエピソードをいくつか紹介させていただきます。本当は全部紹介したいのですが、文字を打つ指が腱鞘炎になっちゃうからやめます。ごめんね。

ちなみに、みなさまのエピソードを紹介する前に、自分の出会いも書いておこうと思います。
読み飛ばしていいところです。

一番最初にsyrup16gを知ったのは、the telephonesのLAST PARTY(活動休止前最後のイベント。『再発患者』に収録されているアレです)でした。
確かsyrup16gの次が9mmだったんですよね。正直なところを言うと、9mm Parabellum Bullet待ちでちょっと早めに待機している時にsyrup16gのライブを見ました。
その時に「生きているよりマシさ」を聴いて、なんとはなしに「すごいこと歌ってるな……」と思ってはいましたが、まだピンとは来ていませんでした。
ピンと来たのは、TK from凛として時雨との対バンの時でした。TK目当てで行ったのですが、そこで聴いた「天才」に完全に撃ち抜かれました。なんだこのかっこいい曲!となり、記憶を頼りにYouTubeを漁り(曲名が分からなかったので、音だけで探し当てた)、MVを見つけ、そして転がり落ち……という流れです。

以上、好きあらば自分語りでした。お目汚し失礼いたしました。
ちゃっちゃとエピソード紹介に参りましょう。

⒈知人から

まずはひとつめ。

高校生のとき、友人からおすすめの楽曲を入れたMDを渡されて、その中にsyrup16gがあって知りました。

高校生の時音楽好きの彼氏がおすすめMD集を作ってくれた。 その中にセンチメンタル、明日を落としてもなどが入っておりアルバムをレンタルして聴きまくる。 当時は激しめのロキノン系が好きだったのでシロップ一筋ではなかったがよく聞く時期と離れる時期がありました。

MD!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今はもう失われた文化だ。「おすすめの曲を入れたMDを知人にあげる」やつ。
しかしこのご友人・彼氏さんは素晴らしい感性の持ち主だ。MDっていう楽曲情報オンリーの媒体でいきなりsyrup16g勧めるって、なかなかの根性と信頼関係がないとできないと思う。胸が熱くなりますね。

⒉親類から

子供の頃父がパープルムカデを車で流したのがきっかけでした。

すごい父親だな。家族で乗ってる車でパープルムカデ流すのか。いいな。
子供の時にあんな変拍子の曲聴いたら人生変わるだろうな。

⒊お店・雑誌・メディアから

まずはお店編

中学生の頃、レンタル屋でアルバムジャケットに興味を持って、アルバムを借りたことがきっかけです。 ちなみに借りたアルバムはHurtと静脈です。

レンタルショップ、今どんどん潰れてますよね。ちょっと寂しい。私はあまり行きませんでしたが(『返す』という行為が苦手すぎて)、お世話になった方は多いでしょう。
Hurtと静脈かあ。いいですね。再結成後最初のアルバムと、解散中に出たベストアルバム。奇跡的なバランス。

浜田山のTSUTAYAで2時間以上立ち尽くしていたところ、レコメンドされているcoup d'Etatを見つけたため、無事借りる物を決められました。

当時グレイプバインが好きで、CDショップで「バインが好きならシロップおすすめですよ!」的なポップが付いていたCOPYをジャケ買いしたこと

これらの回答を見た時、「ありがとう、当時の店員さん――」と強く思った。その人がそのお店でそのPOPを書いたり、コーナーを作ったりしていなければ、この出会いは生まれなかったということなので。奇跡だ。出会いって奇跡。

お次は雑誌編

rockin' on JAPANの記事です。JAPAN circuitというイベントの参加バンド対談記事で、レミオロメン・ART-SCHOOL・syrup16gのメンバーが対談していて、五十嵐さんの発言が面白いなと感じてCD屋に行きHELL-SEEを買いました。あれから20年。

面白がられている。この記事読んだことないなー。でも多分20年前のインタビューですから、結構尖ったこと言ってただろうなあ。昔の五十嵐さんにはそういうところがある。
あと、「あれから20年。」という一言に、この人が生きてきた歳月の重さと感慨深さを切々に感じた。人生。

2002年、ローソンチケットの冊子にて

に、2002年(21年前)!!!!!!
そんでローチケの冊子(おそらく『月刊ローチケ』)!!!!!!!!!!!
最近のアーティストだったらなかなかないだろう出会い方だ。最高。
今も発刊されているようですが、わざわざこういう無料雑誌を手に取るって、もうあまりないでしょうからね。すごいなあ。

2002年、音楽雑誌(BUZZかsnoozerのどちらか)に掲載されていたcopyのレビュー

上の方と全く同じ年に出会っている。いいですね。
BUZZsnoozerも今はもう休刊しています。snoozerは一冊だけメルカリで購入したのですが、とっても好きな雑誌です。五十嵐さんのインタビュー目当てで買いましたが、今だったら絶対書けないようなことを書いていて面白い。
みなさんも手に入れられる機会があればぜひ。

他にも、雑誌のインタビューに載っていた五十嵐さんの発言が面白かったという方がいらっしゃいました。
自分の発言だけでリスナーを引っ張ってこれる男、五十嵐隆。


最後にメディア編(雑誌もメディアだけど、ここではテレビ・ラジオのこと)

MTVジャパンでMV鑑賞するのが趣味だった高校時代、突如流れた「正常」を見て『この異質な映像と曲は何なんだ……』となったのがきっかけでした(その後HELL-SEEを購入)

そりゃーーーーそうなるでしょうよ。高校生の時に偶然あんなもん目にしたら。

だってこれですよ。私も初めて見た時「なんじゃこれ!?」ってなりましたもん。
syrup16gのこと知った後に見てもそれなんだから、全く知らない時に見たらどれほどの衝撃か……想像つかないくらいですね。

中1の時仲良くしてたクラスの女子に意地悪されだして ああ終わった、、、て思いながら生きてたある日、 ラジオから流れてきた明日を落としてもを聴いてなにこの歌すきってなってそれ以来すき。ずっと彼らの音楽には希望しかなくてすき。

「人生」だ……。辛かった思い出だろうに書いていただいてありがとうございます。
そしてこの時にたまたまラジオで「明日を落としても」をかけてくれた人もありがとう。もしかしたらsyrup16gのメンバーの可能性もありますが……。
中学生の時とか、たった一人に意地悪されたりするだけで、本当に人生が何もかもおしまいになった気分になりますよね。「学校」という狭すぎる世界に生きていると。そんな気分を救ってくれる歌にあなたが出会えてよかった。
「彼らの音楽には希望しかなくてすき」←それなすぎる。


ラジオ番組「TOP4のオールナイトニッポン」で、ゲーム実況者の牛沢さんが紹介した「タクシードライバー・ブラインドネス」を聴いて知りました。

出た。最近話題になってましたね!「ラジオで流す曲なのに『Reborn』とか『生活』じゃなくてよりにもよって『タクシードライバー・ブラインドネス』なの、”マジ”じゃん」と。
牛沢さんのことは知っています、動画も見たことあります。なんせ2010年くらいはガッツリニコ厨でしたからね……。
こういう影響力のある方がsyrup16gを布教してくださることは大変素晴らしいことです。syrup16gが好きな人間、全員syrup16gが好きだということを声高に宣言してくれ。

JAPAN読者だったのでインタビューは読んでいて歌詞はなんとなく知ってました。その後お正月のNHK-FMのミュージック・スクエアのニューカマー特集で流れた曲を聴いてこんなにも音が声が格好良いの誰?と思ったらシロップの「無効の日」でした。イントロ良過ぎ。射貫かれました。すぐに「COPY」買いに行きました。それからずっとファンです。

……COPYが「ニューカマー」?2001年リリースですよ。その時点でJAPAN読者……?ロッキンオンジャパンが創刊されたのは1986年(wiki調べ)……。
断定はできませんが、この方相当古参なのでは……。すげえや。
あと「無効の日」に射抜かれるのはめっちゃわかります。20年以上経っても変わらない衝撃で人を射抜くことができる、そんなサウンドを作り出したsyrup16gは素晴らしい。

⒋インターネット

まずは動画サイト編。
syrup16gは、解散前に未発表曲をたくさんライブでやっていたこともあり、いわゆる密録が(特にニコニコ動画に)アップされていることが多いです。解散一発目の生放送もニコ生でしたし、その後のライブも時々ニコ生でやるし、とにかくニコニコ動画と相性がいいsyrup16g(最近はあんまりですが)。

ニコニコ動画の邦楽動画で聴いたRebornから

20歳くらいの時、ニコニコ動画の〇〇な時に聴きたい邦ロック(何かは忘れた)という作業用BGM動画にて、手首が流れた時がお初でした。

今のYouTubeとかではあんまりない文化かもしれませんが、ニコニコには割とそういう文化がありました。好きな曲を集めて動画で出して、みんなでコメントしながら聴く文化。動画サイトがまだアングラだった時代に、syrup16gの音楽性がマッチしていたのかもしれませんね。

もちろんYouTubeからという方もいらっしゃいました。

何でもない日にYouTubeでたまたま聞いたのが入り口です。それまでにもバンド名は聞いたことあったんですが、なぜか聞かずにいて。その日は何となく聞こうと思えて、大学の授業前に聞いてゾクッとしたのを覚えています。ちなみに初めて聞いたのは生活でした。

いいな。何でもない日万歳。でもこんな体験授業前にしたらそのあと集中できなくないか?
syrup16gが公式YouTubeチャンネルを出したのは割と最近の2020年8月。効果があったんだとしたら嬉しいですね。


お次はSNS編。

Twitterの趣味が合うFFが聴いていたから

Twitterで別のアーティスト界隈に聴いてる方が多かったので聴いてみたのが入り口です。

Twitterとsyrup16gも相性がいい。みんな、Twitter辞めないでいような(こういうなんとなくの出会いを生み出してくれるのがTwitterのいいところなので)。


次はその他インターネット編。部分的にインターネット老人会です。

麻枝准(シナリオライター)のブログでクーデターが紹介されてたのを読んで

麻枝准さん!
ゲームのシナリオライターさんですね。AIR』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』、『Angel Beats!』等、いわゆる「Key作品」の生みの親。
彼がsyrup16gを聴くというのは結構知られた話みたいですね。私はKey作品やったことないのですが、私はTwitterで日常的に「syrup16g」でパブサするというキモい趣味を持っているので知っています。
ブログというのはおそらくこれのことでしょうね。この人CD買いすぎでしょう。信頼に値する。

該当部分のスクショです


basement timesの記事

出ましたbasement times、通称地下室タイムズ
過激な物言いでアーティストの紹介や楽曲のレビューを書くのが特徴的な音楽サイトでした。残念ながら今はもう更新されていません。
basement timesにはsyrup16gの記事が何個かあるのですが、個人的に一番好きな記事を置いておきます。
この人はどの記事に出会ったのでしょうね。気になるけど、それぞれの人生ですね。

2ちゃんねるの「受験をsyrup16g風に語るスレ」

なんだそのスレ
ていうか今もう2ちゃんねるじゃなくて5ちゃんねるになってしまいましたよ……変わりゆくインターネット。
ていうか今調べたら、アットウィキが作られている。そんでスレの内容がまとめられている。インターネット老人会すぎて頭がクラクラしてきた。

面白い

ちなみにスレ経由はもう一人いました。syrup16g、もしかして掲示板とも相性がいいのか。


高校生の頃、ネットで「陰鬱 バンド」と調べて出てきたバンドを聴いていた時に見つけた

うおーーーーーーーーーっっっっ。この精神性で学生時代を過ごして、今までよく生き残ってきてくれた。すごい。
そしてこの気持ちもわかる、人には安直だとわかっていてもこういうことを調べてたくなるくらい精神が追い込まれることもある。
これでsyrup16gに出会ってくれてよかった。

online friend showed me syrup16g a few years ago

え!?
と思った方も多いことでしょう。私もです。なんとなく回答を眺めていたら英語が出てきて鬼びっくりしました。
数年前、インターネット上の友達が私にsyrup16gを教えてくれました。」という感じですね。直訳ですが。
みなさん、中学レベルの英語は読めるようになっておくことをお勧めします。いつかsyrup16gのことで外国の方から話しかけられることがあるかもしれないから。
しかし、これってマジですごいことですよ。syrup16gなんか外国で知る機会滅多にないでしょうに……。海外ツアーやってるわけでもないですしね。奇跡だし、ファン活動めっちゃ大変そうだ。私はあなたのことを応援しています。
ありがとう、名も知らぬ外国人さん。そしてオンラインフレンド。
(Thank you for answering this survey! :))


モバゲータウン

モバゲータウン!?!?!?!?!??!!?!?!?
「無料でゲームやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を提供している『ケータイ総合ポータルサイト』。2006年(平成18)サービスが開始され、運営は株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が行っている。『ニュース、検索、乗換案内などのツールから、日記やサークルなどのコミュニティ機能、ゲーム、ケータイ小説、占い、有名人ブログなどのエンターテイメントまで、多様なメニューが揃(そろ)っていて使い放題』というのが同サイトの特徴。400種類以上のゲームができる、自分の分身であるアバター(インターネット・コミュニティで使われるキャラクター)をつくることができる、アバターの衣装をかえることができる、コミュニティで新たな出会いをみつけるといった楽しみ方ができる。」(日本大百科全書より)!?!?!?!?!?!?!!?!?
もうサ終しちゃいましたよモバゲー……モバマスも終わったよ……。
syrup16gとの出会いって、「人生」でもあるけど、「インターネットの歴史」でもあるのかもしれない。


大学生のときネット上で「メンヘラが好きなロキノンバンド」によく名前が挙げられていたのを見て。当時はバンギャル(V系ファン)をやっていたので「手首」「吐く血」などに惹かれていました。

たぬきか?
まあcali≠gariとかの例もありますし、V系を通ってきた人ってそんなに珍しくないのかも。かくいう私も一瞬通ってました。己龍とか。


(通りすがりに失礼します) 2007年1月頃 好きなイラストサイトの管理人の方の日記に、度々シロップの名前が出てきて、調べてみたらバンドだと初めて知りました。 そこから、TSUTAYAでレンタルでもしてみようと軽い気持ちで"delayedead"を視聴し、 これは購入して聞かないと駄目なやつ!と気がつけばライブに行って〜今に至ります。 後で考えると、その方のサイトの色味も公式サイトと同じ、管理人さんのハンドルネームも五十嵐でした。

このエピソードもなかなか濃厚ですよ。
まず「イラストサイト」がもう懐かしい。今もまだあるけどね。でも2007年ですからね。個人サイト全盛期ですよ。
そこで目にしたバンドを調べて、レンタルしようとなったこのかたの行動力も素晴らしいですね。それで「delayedead」かあ。いいなあ。衝撃やばそう。いやどのアルバムもいいんですけどね。
「 後で考えると、その方のサイトの色味も公式サイトと同じ、管理人さんのハンドルネームも五十嵐でした。」←「マジ」すぎる。
その管理人さん元気かな。今もイラスト描かれているといいですね。


⒌他アーティストから

先に言っておきます。

圧倒的にBUMP OF CHICKENからという方が多かったです(13人)。

まあ一番直接的な関わりがあるバンドですからねえ。コーラス参加してんだから。
藤原基央さん、syrup16gの「水色の風」でコーラスをしていただいてありがとうございます。
ちなみに他の内訳はこんな感じ。

ART-SCHOOL(2人)
エレファントカシマシ
宮本浩次(のソロライブに出ていたキタダマキさん)
Mr.Children(がカバーした「Reborn」)
UNISON SQUARE GARDEN(対バン)

この中でも特に面白いと思ったエピソードを紹介していきますよ。

2013年に木下理樹氏の弾き語りで「生活」を聴いたのがsyrup16gの楽曲との初めての出会いでした。白状するとそれ以前からバンド名は存じ上げていたのですが「鬱バンド」等々のキャッチコピー(?)で取り上げられている印象が強く、聴いたら落ち込むかもしれん…と怖くて触れていませんでした(偏見すぎる)。弾き語りで聴いた「生活」の歌詞に(こんなことこんな直接的に歌ってええんか?!)と雷に打たれたかのような衝撃を覚え、本家も聴くか…となり、どんどんハマっていきました。プレ値のcoup d'EtatのLP盤を買ってしまうほどハマりました(公式で再販しないかな…)。TKと木下理樹が両方みれてお得なライブだなあと思って行ったイベントでしたが、まさか人生で一番になるであろうバンドに出会えるとは…。きのこ!ありがとう!!! そしてsyrup16g!!愛してるよ!!!!!!

いいなあ。こもっている。「情念」が。
2013年に行われた、TKと木下理樹が一緒に出ていたイベント、調べましたがおそらく赤坂BLITZで行われた「December's Calling」ですね。
しかし木下理樹はsyrup16gが好きすぎるな。定期的にTwitterにApple Musicのリンクを載せるし、UKPラジオで自分のゲスト回なのにsyrup16gのレコードを持って写真に映るし、生誕祭に呼ぶし。
あとこの方の出会いエピソードの「わかり度」がすごい。「生活」で「こんなこと歌っていいの!?」って思う。わかる。私も思った。
クーデのLPも再販して欲しいですよね〜〜〜。見てますか関係者の方。よろしくお願いします。売れますよ。マジで。

エレファントカシマシの大ファンで、五十嵐のエレカシトリビュート盤への参加コメントにビビッときて、COPYとcoup d'Etatを聴いてブッ飛んだ。 syrup16gに出会わせてくれたエレカシに感謝してる。

エレカシトリビュートアルバム。ありましたねー。「遁生」をカバーしています。一応syrup16g名義ではありますが、実際は五十嵐さんの弾き語りです。
参加コメントは見たことないなーと思って、ちょっと調べてみたんですが、公式では見つけられず。みなさんも気になったらぜひ調べてみてください。
そしてCOPYとcoup d'Étatでブッ飛ぶのもわかる。いいエピソードだ。


BUMP主催イベントのボーキサイトに出ていて名前を知り、delayed聞いた時はしっくり来ずその後にクーデター聞いて「!」となり現在に至ります。もちろん今はdelayedも大好きです。

別アーティストとの対バンから(ボーキサイト)

おんなじイベントでsyrup16gに初めて出会った人がお二方いらっしゃいました。「運命」……ってコト!?
おそらくですが、2002年開催の「B.O.C Presents BAUXiTE page1」のことかと思われます。
書いていませんでしたが、この記事を書いている私こと東は1998年生まれですので、このイベントが開催された時、4歳です。4ちゃい。
しかしあれですね、おんなじイベントでsyrup16gを知った方が、同じアンケートに答え、今でもsyrup16gを好きでい続けているって、アツい。


お次はちょっと長めです。

BUMP OF CHICKENのことがなんとなく好きでした。中学校ではカラーコピーしたFLAME VEINの歌詞カードを持っている子が人気で、私たちは彼女に10円払って歌詞カードをモノクロコピーし、MDを回し聞きしていました。中学校を卒業したあと私は進学せず、インターネットをふらふらしていました。とある掲示板で知り合った同い年の男の子に誘われてバンプのライブに行きました。Zepp TOKYOで季節は冬だったと思います。整理番号が呼ばれるのを待つ間に「水色の風」という聞いたことのない曲の話になりました。初めてsyrup16gというバンドの名前を知りました。藤くんがコーラスしてるから聞いてみてよと言われましたが、SpotifyもApple MusicもiPodもまだなく、相手のウォークマンにはバンプしか入っていませんでした。金銭的に汲々としていたので、渋谷のHMVに「水色の風」を探しに行ったのは翌年になっていたと思います。店員さんに「シロップというバンドの『水色の風』が入ったアルバムを探している」と尋ねて「delayed」を買いました。今も直らない私の悪癖なのですが、音を聞くより先に(というのはポータブルCDプレイヤーを持っていなかったので)電車の中で歌詞カードを読みました。最初に「水色の風」を読んで、そのあと頭から順に読みました。急いで家に帰ってCDコンポにCDを入れて、「センチメンタル」のイントロが流れて、そのあと21年ずっとsyrup16gを聞いています。

すげえや。こんなんもう一編の小説ですよ。
ちょっとコメントしたいところ一つずつ抜粋していきますね。

中学校ではカラーコピーしたFLAME VEINの歌詞カードを持っている子が人気で、私たちは彼女に10円払って歌詞カードをモノクロコピーし、MDを回し聞きしていました。

すごい。「人気バンドの歌詞カードをコピーしたものを持っているやつが人気」という文化。母に聞いてみたんですが、当時はカラーコピーってめっちゃ高かったらしいですね。だから10円払ってモノクロコピーをさせてもらう。そういう商売ができてる。そしてMDも「回し聞き」。本当、今では考えられないでしょうね……。

とある掲示板で知り合った同い年の男の子に誘われてバンプのライブに行きました。

勇気あるなあ〜〜。当時ネットで知り合った人間と実際に会うとかとんでもないことだったでしょ。
でもこの勇気のおかげで「水色の風」に出会ったんですから、勇気万歳。

今も直らない私の悪癖なのですが、音を聞くより先に(というのはポータブルCDプレイヤーを持っていなかったので)電車の中で歌詞カードを読みました。最初に「水色の風」を読んで、そのあと頭から順に読みました。急いで家に帰ってCDコンポにCDを入れて、「センチメンタル」のイントロが流れて、そのあと21年ずっとsyrup16gを聞いています。

ここ文章が美しすぎる。
先に歌詞カードを読んで、まず「言葉」で衝撃を受けて、それから慌てて音源を聴いて、イントロでもうやられちゃったわけでしょ。そんでそれから21年、ずっとやられっぱなしなわけでしょ。
っっっっっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。最高。最高すぎ。酒飲みたくなるね。


⒍その他

お次はその他編です。「その他?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その他としか表現できず。

その他、6人しかいらっしゃらないのですが、そのうちの何個かを紹介させていただきたいと思います。
ちなみに、イベントでたまたま見ました、という方も「その他」に分類しています。一期一会、これもまた奇跡。
あと、

私は鼻から。

鼻から音楽を摂取できる生態の新人類もいた。

というわけで最後のエピソード紹介やっていきますよ。

2002年、プロモーターの三谷さんからすすめられた2ndでした。

……プロモーター?
この人関係者じゃないか?
怖。一般リスナーはプロモーターさんから音楽勧めてもらったりしないよ。
2ndってことはcoup d'Étatですね。このアンケート、色々な人が集まりすぎている。

お次。長いです。

学生の頃、100人近く部員がいる大きな軽音部に入っていて、入部当初からその部活には各学年ごとに1バンドは必ずsyrup16gのコピーバンドをやる文化が根付いていた。 1年の時に学園祭で4年生が野外ステージでやっていたサイケデリック後遺症に胸を刺されて、 syrup16gってなんぞや、と早速その先輩からCDを借り、1000円のMP3プレーヤーに突っ込んだ。 ところがその安プレーヤーが曲者で、操作が難しく、必ず一曲目は(I can't)Change the worldからになってしまうという代物だった。他のアーティストの曲を聞こうにも、必ず一回はパーラーラーラーという例のアルペジオが流れる。通学片道2時間の中で必ず3回は聞くことになる。 当時、将来役者になりたい夢がぽしゃって頭がおかしくなり、新宿駅のホームから飛び降りてバラバラになって消えてしまおうか毎朝悩んでいた痛い人間には、あの曲の歌詞の1フレーズ1フレーズ全てが突き刺さってきて、自然と涙が流れるまでになった。 ここからは余談だが、結局わたしも死ねない事に気づいて、留年せず普通に就職して、自分のお金で好きなだけライブにいけるようになった頃、一つのニュースが飛び込んできた。 「五十嵐隆 生還」 そのプレミアチケットを豪運の友人が当て、更に私も行かないかと誘ってくれたのだった。多謝。 当日、sonic disorderのイントロのベースと、あの幕に映し出された光景、それが開いた時の悲鳴に似た歓声。あれを生で見て、syrup16gの沼に落ちない奴がいるだろうか? そして新宿のディスクユニオンで黒い箱を買いCDをコンプして今に至る。

感じる。この人が生きてきて、経験してきたsyrup16gに関する人生の記録の「」を。
ちょっとまた気になるところを抜粋してコメントしていきます。

学生の頃、100人近く部員がいる大きな軽音部に入っていて、入部当初からその部活には各学年ごとに1バンドは必ずsyrup16gのコピーバンドをやる文化が根付いていた。

何その文化。特殊すぎるだろ。絶対顧問の趣味だ。

ところがその安プレーヤーが曲者で、操作が難しく、必ず一曲目は(I can't)Change the worldからになってしまうという代物だった。他のアーティストの曲を聞こうにも、必ず一回はパーラーラーラーという例のアルペジオが流れる。通学片道2時間の中で必ず3回は聞くことになる。

洗脳されそう。でもプレーヤーがこうなっちゃうこと、稀にある。

……この後のエピソード、もう抜粋できない。一部分も抜粋できる場所がない。
この人も「生き残ってきた人」だ。もしかしたらそれは死にぞこなっただけなのかもしれないけど、でもそのおかげで五十嵐隆生還の瞬間に立ち会えたんだ。生きてるだけでもいいから、生きてたら、もしかしたらいいことあるのかもしれないな、と思わせてくれる。
挫折しても生きていてくれて、syrup16gを好きでいてくれて、このアンケートに答えてくれて、本当にありがとうございます。


次でラストです!
ラストに相応しく、このアンケートの中で最長の回答です!脅威の2,000字超え!

私がsyrup16gを知ったのは7年前、高校2年生の夏休みのことでした。 当時高二病ともいうべきこじらせを発症していた私は、やたらめったらに暗い曲を希求していました。 そして出会ったのが「生きているよりマシさ」です。 歌詞とサウンドは暗いのにメロディはポップで明るく、一聴して、お、いいバンドやん、と思いました。 そうしてsyrup16gに興味を持った私は他の曲も聴き始めます。 そして聴いたのが「生活」。 「君に言いたい事はあるか、そしてその根拠とは何だ」 切りつけるようなギターに乗せられた尖すぎる言葉。 もう衝撃でした。 そんなこと言っちゃっていいの?という驚きと、かっこいい、名曲、と絶賛する気持ち。 すぐに鬼リピ曲になりました。 それから少し経ち、ブックオフではない中古のレコード屋を訪れる機会がありました。 そこで700円で売られているCOPYを見つけました。 僥倖でした。 もしもアルバムまるごと好きになれなかったとしても、生活だけでもとを取れると考えたのです。 当時の私はシロップではない別のバンドに夢中で、そのバンド以外のフルアルバムを聴くのが初めてだったのでドキドキしました。 そうして聴き終えた10曲50分。文句なしの名盤でした。買うときに、生活だけしか好きになれなかったとしてもお釣りが来るなんて考えてたのがバカみたいでした。 生活だけじゃない、まるまる通しで聴いて素晴らしいアルバムでした。買ってよかった。心からそう思いました。 COPYを聴いたことによりシロップへの興味が強くなったころ、近所のブックオフへdelayedeadが入荷されます。絶対コレは買いの絶対と思って買ったわけですが(当時はこの歌詞も知りませんでしたが)、なんと当時の私はdelaydeadを受け入れられなかったのです。 COPYよりも怖くて暴力的な感じがしました。 今思えば、確かに1曲目の時点でShe was beautifulとクロールでは、どちらが良いとかではなく、かなりの違いがありますし、アレンジや歌い方もCOPYよりdelaydeadのほうが激しいとは思います。 (でもそれがかっこいのにねぇ…) ともかくdelaydeadが刺さらなかった当時の私は、シロップに対して「COPYは超好きだけど他は10曲ぐらいしか知らない、好きか普通かでいえば好きなバンド」という、気になるあの子的な認識を持つようになりました。 この認識がブチ壊されたのが2019年SCAM:SPAMの名古屋公演初日です。 あーシロップツアーやるんだ、名古屋来てくれるなら行ってみるかあ、と極めて適当なノリで取ったチケット。 当日は寝不足だったし雨降ってたしで行くのダルいとさえ思っていたのですが、終わってみれば呆然とするしかありませんでした。 たった2時間ですべてが破壊し尽くされました。 当日のセトリで当時の私が知 っていた曲は、天才、君待ち、月になってだけです。syrup16gについてほとんど知識がない状態で行ったにもかかわらず、何も考えられないほどの衝撃を受けました。 あの日聴いた月になっては私にとっての天啓でした。 「君に間違ったことはなく道を誤ったこともなくありのまま何もない君を見失いそうな僕が泣く」 なんて優しい曲なんだろうと思いました。 クアトロの狭いステージが青い照明に包まれ、海の底のように見えたのを今も覚えています。 何も考えられなくなってしまった私は、土曜日も見なきゃと思いました。 (帰りの電車で中畑さんとキタダさんのTwitterをフォローしたのを覚えています) しかしそうはいっても知らない曲だらけなのも事実。 そこで生活をやっていたら行こうと決めました。 さっそく確認。やっていました。 全力でチケット譲渡ツイを探し全速力で入金、無事チケットを入手。 ちゃっかりTシャツも購入し、曲は全然わからないながらも「ファン1日目」としてのライブを楽しみました。 このとき生活をやっていなかったらどうしていたんだろうな、と思いますが、生活は知っているから、という大義名分がほしかっただけで、何か理由をつけて行っていたような気もしています。 話題が若干逸れますが、このとき知らないながらも印象に残ったのは(I'm not)by you、scene through、Murder you know、I'll be there。 特に(I'm not)by youはなんて美しい曲なんだろうとしみじみ聴き入っていました。scene throughは漠然と(ああこれで終わりなんだ)と思いっていました。scene throughが持つ淋しさは初聴民にもわかるものでした。 その後はもうシロップの曲を聴きまくり、ライブ映像を見まくり、過去のインタビューを読みまくり、という日々を過ごし、2020年2月新木場無観客配信のときには1人前のシロップファンが出来上がっていました。 それからはもうずっとシロップ漬けです。 ちなみに一番好きなアルバムはやっぱりCOPYです。She was beautifulで始まって土曜日で終わるのが本当に完璧だと思う…。 今からツアーファイナルを見届けてきます。どうかこれが仕事納めじゃありませんように! そして最後になりましたが、「あなたのシロップはどこから?」を企画してくださりありがとうございます! こんな気持ち悪い長文を送りつけてしまい大変恐縮ですが、他の方のシロップとの出会いを読むのがとても楽しみです!

すっっっっっっっごい。この「読ませる」文章力と、読むだけでひしひしと感じられる熱意を同居させられる力量。こちらこそありがとうですよ。本当に。
みんなちゃんと読んだ?うおっ長文……と思って読み飛ばしてない?ちゃんと読んで。素晴らしいから。抜粋しないぞ。もう抜粋とかできない。全部通して一つの物語(ストーリー)だから。

この7年間、怒涛だったろうなあ。近年syrup16gを知った人(自分も含めですが)って本当に僥倖ですよね。ライブも定期的にやってくれるし、配信もしてくれるし、新譜も出してくれるし、サブスクも解禁されてるし。恵まれてるよ。
「生きているよりマシさ」から「生活」に入り、COPYにハマり、でも毛色がかなりロックサウンドに寄ったdelayedeadにはあんまりピンとこず(「気になるあのの子的な認識」っていう表現良すぎる)、たまたま近くでライブやるっつーから行ってみたら爆発した、っていうの、マジで美しい。
ていうかやっぱりsyrup16gってライブバンドなんですよ!!!!!Twitterで定期的に言ってるけど!!!!!!!誰が何と言おうとsyrup16gはライブバンドなんじゃい!!!!!!!!!!!!!!!
「今からツアーファイナルを見届けてきます」と書いてらっしゃるので、マジで福岡公演当日とかに書いてくださったんでしょうね。テンション爆上がりじゃんこんなの。ねえ。楽しめていたらいいな。いや絶対楽しかったでしょ。わかるよ。こんなにsyrup16gのこと大好きなんだもん。

ⅳ.おわりに

はい。
ということで、みなさんのsyrup16g出会いエピソードを紹介させていただきました。
本当は全部載せたかったけど、この記事もう現時点で17,216字あるんだ。勘弁してください。三連休のうちに出したかったというのもあるし、許して。

重ねてにはなりますが、今回このアンケートに答えてくださった皆様、Twitterで拡散してくださった方、本当にありがとうございました。
最後に一言。

syrup16g、
最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

では、またどこかでお会いしましょう。

さようなら。

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