BFLのドラフト結果

初めて関西の独立リーグ・BFL在籍の選手がドラフトで指名されたのが2016年。2018年のドラフトは2015年以来の指名なし、となった。

2016年は山川和大が巨人に、向谷拓巳が楽天に。2017年はリーグでもNPB交流戦でもホームランを量産した田中燿飛が楽天へそれぞれ指名された。

今季も楽しみな選手は多かった。実際NPBからの調査書は届いている、との情報もあった。
17歳ながら交流戦で巨人・横浜を抑えた三山篤郎、巨人相手に2試合連続ホームランを打った松浦仁、リーグ三冠王の孫入優希、他にも一芸に秀でる選手が多く、年齢的にも若い選手が多いため「ひょっとしたら」と思っていたが・・・

結果は指名なし。ドラフトとなるとどうしてもチーム編成の事情などで状況が左右されることだってあるだろう。それでもBCリーグの選手がかなり指名されていたのをみてなんだか少し歯がゆくなった。

まずは注目されて欲しい

関西の独立リーグは前身の関西独立リーグから色々苦難の道をたどっていたこともあり、なかなか定着しない。そして参入だの撤退だのということがニュースになるが、そこにいる選手が話題にならない。こんな悲しいことは無い。

もっとこの選手がこんな活躍をして、こんな特徴で・・・というのを伝えられたらいいんだけれど、そういったことも四国ILやBCリーグに遅れをとっている。(主にSNSを利用した方法など)

せっかく選手との距離も近いリーグなので、魅力や凄さを含め「実力以外のところ」も知ってもらえたらなと思う。

「じゃあ記事でも書いてよ」って言われたら喜んで書く。オファーください。よろしければTwitterのDMからでもお問い合わせ頂ければ。(個人的にはこれからも頼まれなくても書きます)

もっと知ってもらって、見てもらって、最終的にNPBに行く選手が増える。そうなっていければと思う。

実際実力ってどうなん

そこなんだよなぁ。というのも社会人チームと練習試合などが出来ない関係で、シーズン中にNPBのファームチームや海外のチームと交流戦をする以外実力を計るところがない。

ILやBCLだと元NPBにいた選手(例 カラバイヨ、ボウカー、ポロ、乾真大など)がいるので、「この選手に比べてこの選手は〇〇がいいな」という比較もしやすい。しかしBFLにはそんな選手もいない。(坂克彦が兼任コーチだったが、今季試合に出ないままシーズンが終了した)

2017年に井川慶が11勝をマークしたが、前年どこにも所属していない状況だったことを考えると、リーグ野手陣のレベルがなんとなくわかると思う。(ただ、この手の話をすると分からなくなるのが、富山に復帰したローズや、高知のラミレスや石川のフランコの事例など。元がしっかりしている人はブランクがあっても成績を残しちゃうという事例が多数ある。)

その中でNPB勢と試合をして結果を残したり、リーグでも圧倒的な成績を残した選手が上述の選手なのだが・・・というところだ。

堺シュライクスのサポーターミーティングで球団代表の夏凪氏が語っていたのも「NPBとの交流戦で結果を出す選手を育てたい」だった。例えばBFLの場合、現在現役高校生や大学生でもそんな形でプロと試合ができる。そこで活躍できればプロ入りに向けての猛烈なアピールになるはず。

代表戦で活躍する選手が一人でも来季増えるように願いたい。

とまあ色々書きましたが

個人的にはロッテが藤原引いた!よし!あとはBFLに指名があれば万々歳だ!なんて思っていたので、割と凹みました。。。それは言い換えれば去年あたりからしっかりBFLを見るようになって思い入れが強くなった反動でもあると思う。

来年もまたしっかり見て、そして思ったことをアウトプットしていきたい。

最後に

和歌山ファイティングバーズがクラウドファンディングで資金を求めています。

50万円。割と手が届きそうに見えて微妙な目標金額。現状あと30万円ちょっと足りない。

ただ、1日助監督だったり、エースとガチ対決とかはなかなかやらせてもらえないと思うので、野球好きな方には是非オススメしたいところ。単純に楽しそうです。よかったら是非。

色々取り留めのない文章で申し訳ないです。


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