【#9】もしも野球経験が全くない32歳男性がプロ野球独立リーグのエースと対戦したら〜折れた〜
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バットを持って出かけた
5月29日。バットを持ってみなと堺グリーンひろばに出かけた。
練習を見学したら練習に参加することも多いが、その度に道具を借りることも多くなってきたため、自前で揃えて行った方がいいなと思い始めた今日この頃。
球場に向かう途中、飲み物を買いに来ていた吉田、上田、河村、山本という面々に遭遇した。
「あっ、これが噂のバットか。軽いなぁ」という河村投手。
「それ900グラムありますよ」って言ったら「重っ!」と言い出した河村投手 。言葉に惑わされてる感がすごい。
上田投手は素材に興味津々。アオダモで3300円だったことを伝えると驚かれた。
「ホームラン打ってくださいね」って言われた。どうだろうか。打球上げたいなぁ。
打ってみた
12時20分ごろ、夏凪代表に「今トス誰もやってないからやってきたら?」と一言。
え、マジでいいんですか?やった。本当にありがとうございます。
というわけで練習見学にいらっしゃったArea26の種子島さんとはじめてのトスバッティングを開始。
が
前に飛ばない。
ネットに向かって飛ばない。
当たらない。
えっ、これこんなに難しいもんだったの?!
そういや去年BFL代表と巨人3軍の試合を見たときに、巨人3軍の選手がことごとくトスでネットに収まらない打球を放っているのを見て、こんなもんなの?!と思ったりしていたけど、難しいもんだった。
途方にくれていると、「ワンポイントアドバイス!」という声が聞こえた。大西監督だった。
「サジー、大事なこと言うぞ。バットを!ボールに!当てろ!以上!」
あ、そうか、バットをボールに当てたらいいのか・・・
とりあえずバットをボールに当てるように打ってみた。なんとなくだけど当たり始めた。すごいぞ、大西監督。
強く振ろう振ろうと思いすぎるとダメなんだな。多少肩の力を抜いて当てに行くと前に飛んだので、いい教訓になりました。
突然トスを投げることになってしまった、種子島さん、ありがとうございました!
そうそう、Area26といえばこんなイベントが近日行われるようです。
打ち込みに行った悲劇
そして今日、5月の最後の出勤を終えた私。
6月の予定を見たところ、今日を逃すとあまり速球を打つ機会がない。明日からは観戦2連戦だし、4日、5日は浦和だし、諸々あって次にシュライクスの練習に行けるのすら18日だ。(無論試合の日に休みが多いと言うこともあるが)
バッティングセンターで打ち始めた。最初なんで空振りしていた。ここまでは全然問題なかった。
そしてある程度球に慣れて打ち始めたところ・・・
バキィっっっっっっ
折れた。
120キロの速球。(ちなみに速さを克服するために若干前に出ていたのはある)
根元から折れた。
心も折れた。↓で書いたことがフラグになってしまった。
と、同時に本当に道具を借りる選択をしないで良かったと思った。試合前にこんなことになったら申し訳が立たない。
しかし、ここでやめるわけにはいかない。
とりあえず重さの似た金属バットを手に打ち込みを続行。
前に出てタイミングを取りセンター返しを心がける。
割と鋭い当たりが前に飛ぶようになってきた。
鶴巻さんからもらったあのバットを振り込んでいるせいだろうか。重いと思っていたバットを軽々振れた。
・・・しかし金属だとどうも打球が上にあがらない。なんなんだろうな。。。
課題ができた
まずまたバットを買わないといけない。
無論しばらくバッティングセンターに行ける状態でもないので、急ぎはしないが、改めて自分に合うものを探さなければならない。
・・・いやあ折れたバット気に入ってたんだけどなぁ・・・
あとは本番までの日程。ジャスト1ヶ月。中々バッティングに費やせる時間がない。とにかく基礎を鍛えて素振りしたり、走り込むしかない。
やるぞ。バットの仇をとらなければ。
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