【堺シュライクス】中道勝士
晴天の霹靂その1
朝、休憩室で何気なくTwitterを開いたら飛び込んできたシュライクスからのお知らせ
誰もいない休憩室、呆然とするしかなかった。確かにシーズン後の練習で見かけてなかったけど(参加してない理由は別で聞いてたけど)、いくらなんでも急すぎる。だってファン感でも「現役側」のユニフォーム着てたやん!
・・・と思い、写真を見返したところで涙が止まらなくなった。あ、これやばいやつだ。と思いながらスマホを閉じて仕事に戻った。
晴天の霹靂2
そういえば入団した時も突然だった。3月2日。シュライクスの設立パーティー当日に入団が発表された。その何日か前に「経験値のあるキャッチャーと交渉する」というツイートがあったのを覚えているが、まさかそれが中道勝士のことだと思ってもみなかった。
↑パーティーに姿を現した中道
オリックス時代に闘病していたことも知っていたし、2018年にアジアンアイランダーズに参加して以降消息がぱたっと途絶えていたのも気になっていた。そんな選手が突如目の前にやってきた。
数日後、中道はオープン戦初戦に代打で出場。挨拶がわりに右中間を割る二塁打を放って見せた。気温も低く、試合内容もシュライクスが一方的にボコボコにされる寒い内容だったが、この一打で一気に締まった。
↑3月のオープン戦、初打席で二塁打を放つ中道
5月2日にはリーグ令和初のホームランも放った。
不動の3番としてチームの得点源となっていった。
6月22日の試合では自打球を当てた後にホームランを打ったりも。
他の打者陣とも格が違っていた。
打率.336 5本塁打。充分すぎる打撃。来季も全然やるもんだと思ってた。
腹一杯なら
シーズンが終わって1ヶ月半。どういう経緯があってこの決断となったのかは知る由もないのだけれど、「残りの野球人生を悔いの無いように過ごしたい」と言って堺にやってきた。その悔いはなくなったのだろうか。
・・・どうせなら引退試合とか、セレモニー的なものを観たいなという気もある。練習でも試合でもあれだけチームを引っ張ってくれたのだから。
焼肉店の店長。似合うかもしれない。腹一杯野球をやった男から腹一杯焼肉を食べてみたいものだ。
突然過ぎて全然まとまらないんだけれども。取り急ぎ。
堺に来てくれてありがとうございました。焼肉、楽しみにしています。まずは家族を連れて行きたいです。これからもよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?