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堺シュライクス〜とあるファンの目から〜誕生編

ジョイントメディアの野村さんや、夏凪球団代表が誕生秘話みたいな形で色々書かれているので、そろそろ私も何か書いたほうがいいかなぁと思いつつ。
とはいえ、完全に一ファンでしかないため、面白みはないと思う。

でもどこかに残せたらいいなとも思うので、ひとまず書いてみようかと思います。

はじまり

2018年6月26日。BASEBALL FIRST LEAGUE(BFL)に新たな球団が参入するという一報が入った。堺市に本拠を置くということ、監督が元大阪近鉄バファローズの大西宏明であること。この2つが決定事項だったと思う。

素直に嬉しかった。野球チームが地元にできる。
私も堺市民歴が長い。独立リーグとはいえプロ野球の球団がやってくるとは。思ってもみなかった。
そして現役時代大好きだった大西が監督になってやってくる。嬉しいじゃないか。

かつて堺市には南海ホークスという球団が本拠を置いていた。
ただ、ホークスが福岡に旅立った時、私は2歳。全く記憶にない。
大阪球場は行ったことはあったが、住宅展示場としてだった。

ちょうどその一年前、文春野球フレッシュオールスターに「もしホークスが大阪に残っていたら」というifストーリーを提出した。もちろんボツ原稿なのだが、もし大阪球場を離れたホークスが大阪に残っていたら、という内容だ。

簡単に書くと、大阪から多少南港で過ごしたホークスが、かつて本拠地だった堺に戻り、なかもずや大浜という球場をリメイクしながら球団の売り買いを経て人気球団へと成長する・・・というものだった。

「こんな球団があったら絶対応援してたしもっと早く野球に興味持ってたかもなぁ」なんて思いながら書いたのを覚えている。

そして、その日のうちに堺に球団が来ることをブログに書いた。

そして書いたことをツイートしたら、ほぼ時間のすぐと言っていい時間にリツイートされた。
そのリツイート主のプロフィールに「株式会社NOMAL代表取締役」と書かれていた。

「ブログ書いたら速攻運営元の社長にリツイートされた」というツイートに「嬉しくてつい!」というリプライがついた。

これが、私と松本祥太郎オーナーとのファーストコンタクトだった。

7月30日

堺市内のホテルでサポーターミーティングが行われるという話を聞いた。フェイスブックでイベントに参加する意思を表明したら誰でも参加できるという。

設立前の球団の話が聞けるって冷静に考えたらすごいと思う。
基本的にはこの辺の話って守秘義務の塊な気がするし。

松本オーナー、夏凪球団代表の挨拶があり、参加者がグループワークを行うというミーティング。

テーマは「野球の魅力について」 「地域に愛されるチームとは」「堺市の野球チームに期待をすること」

一緒にいる人たちと色々言い合いながらキャッキャしながら模造紙いっぱいにいろんなことを書いた。すごく楽しかった。
あそこでいっしょにいた人たちと今シュライクスを見ながら酒を飲んでまた色々模造紙に書きたい。

このボードは時間ギリギリまでジョイントメディアの人が組み立てていた。

色々な話があったが、選手のセカンドキャリアについて話をしていたのが印象的だった。

クラウドファンディングの話が出た直後にすでに数万円の資金が出資されていたりなど、期待値は大きかった。

翌日は堺大魚夜市に球団が参加していた。
とはいえ私が到着した頃にはすでに色々終わっていたようだった。残念。

その日配られたチラシには「みんなで球団名を決めよう」と書いてあった。ブースにも「球団名を決めるのはあなただ!」と書かれていた。

みんなで自分で住む街の球団を作る。こんなに楽しそうなことはない。
そうして数ヶ月後、投票の結果、球団名は堺シュライクスとなった。

私の出した「堺フリーダムズ」はあっさり落選した。

その後も

BFLの試合に行きながらシュライクスがツイッターでつぶやくことを追う日が続いた。これがなかなか楽しかった。

11月にトライアウトがある。とにかく待ち遠しかった。どんな選手がやってくるんだろうと。

9月に藤江均がコーチに就任することが発表された。一体どんな組織になっていくんだろう。

色々ワクワクしたまま11月を迎えた。

今回はここまで。


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