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SEに疲れたら経理をやろう。地方の中小企業で。

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筆者の経験に基づき、「都会のSEが」「地方の中小企業の」「経理になる」ことによる素晴らしい効果について書いたコラム16本。
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2019年12月の記事一覧

SEに疲れたら地方で経理をやろう

「働き方改革」を銘打ち、国の補助金でICTツールを導入するなどしてちまちまと作業時間を減らすことが、日本復活への近道なのでしょうか? 私たちの多くが所属する「組織」は、その存在性をつきつめれば「人による集合体」です。生活の糧を稼ぐために勤める「会社」もその一つです。 そうである限りは、企業活動の業績の良し悪しは、それを構成する「人」から生み出されるといえます。 つまり、個々人が己のもつ能力・経験・性格・動機などを企業活動に対し良い方に最大限出力できれば、企業業績は上がるは

SEとは。当てはまればあれよあれよと騙されたように自分に自信がつく記事

前の投稿での主張について、これから説明していきたいと思います。 そのためには「なぜSEが」「なぜ経理になるべきで」「なぜ地方の中小企業なのか」を順を追って説明する必要がありますが、今回はどうしてSEに着目するかついてです。 なぜSEか? SEの多くが、もったいない人たちです。SEの力はもっと活かされ、社会へ還元されるべきものなのです。その理由の一部を今回は投稿します。 ここでの「SE(システムエンジニア )」の定義次のたった二つの要素をもつ人たちをさします。 プログラ

SEは社会で浪費されている。今こそ「エンジニアリング」の精神を解放しよう。

前回の投稿では、「SEに疲れたら地方の中小企業で経理をやろう」という主張を説明する上で、「SE」が持つ特殊能力について説明しました。 今回はその続きで、SEの性質と置かれた状況ついて説明していきます。 SEは謙虚 当コラムでいうSEの定義としてプログラム経験を挙げましたが、プログラマーは自ずと謙虚になるものです。 なぜならば、もしプログラムが意図通り動かなければ、使っているフレームワークにバグがあるか、もしくは自分が書いたコードにバグがあるかのどちらかしかないからです。