見出し画像

練習部屋に加湿器を置いてもいい?

年末でお休みの方も多いためか、教室のオープンチャット(掲示板)が朝から賑わっています。
生徒さんから加湿器に関する下記のようなご質問をいただいたのでお答えしました。

「練習する部屋の湿度について質問です。エアコン使用しているのですが、乾燥します
PCやスピーカーなどの機材には湿気は良くないかなぁ?と我慢しているのですが、喉がイガイガする気がします。
やはり加湿器買った方がいいですか?」

私はちょうど先日、加湿器を買ったところです。
対応してくださった店員さんが元DTMer(コンピュータでの音楽制作をする人のこと)という偶然もあり(笑)、いろいろ教えていただきました。

基本的にスピーカーやMIDIキーボード、パソコンなどの機器はよほどのことがなければ大丈夫とのことで、加湿器を本体の近くに置かないことや、60%を超えないくらいにしておけば問題ないとのことです。
ただ、ピアノやギターといった木製の楽器は湿度に弱いので、できれば加熱式や超音波式の加湿器は避けた方がいいとのことでした。
うちは子どものピアノが部屋にあるので、店員さんおすすめの気化式を買いました。
普段は念のため50%を超えないようにして、40%を切りそうになったらつけるようにしています。加湿器本体に湿度計がついていて、湿度が上がりすぎると自動で止まるようにはなっているようですが、、。
個人的には、特に海外製の機材を所有されている場合は、念のため気化式にして通常よりやや低めにしておいた方が無難なのではないかと思いました。

みなさんはどうされているのでしょう?乾燥は喉やお肌に良くないですが、逆に窓にびっしり水滴がつく状態は部屋に良くないです。
あと、ハーモニカの修理をさせていただくとき、稀にハーモニカ内部がかなり湿気ていたのではないかと思われるものがあります。湿気がこもらないように保管することも大切です。

あと、以前ピアノの調律師さんから伺ったのですが、市販のデジタル湿度計はあてにならない場合もあるとのことでした。できれば複数個用意して、著しく差が出ないか確認した方がよいらしいです。

以上、参考にしていただけましたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?