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生徒さんのレッスン日記 2023.6.6~6.11

6月8日を臨時休講にした都合で、普段はお休みの火曜日にレッスンを行いました。
日曜夜はオンライングループレッスン「エンジョイクラス」も行いました。

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Aさん:発表会で演奏される曲を中心にレッスンを進めました。前回はメトロノームでアレンジ部分の練習をされていましたが、今日はカラオケ伴奏で最後までしっかり通して演奏できるようになっておられました。
フレーズの最初の音がわずかに濁ってしまう(隣の音も一緒に鳴る)箇所がいくつかあったので、前のフレーズの最後から次のフレーズに移る際の距離感を意識していただくことや、間で唇をペロッと舐める場合はハーモニカがぶれないよう気をつけていただくようお伝えしました。
他にも、テンポを変えて練習するなど、クオリティを上げるアドバイスを中心にさせていただきました。本番まで1ヶ月近くあるので、仕上がりがとても楽しみです。

Bさん:低音の吸い音が鳴らしにくいとのことでした。単体で鳴らすときは問題がないですし、曲演奏の時も音は出ておられるのですが、微妙に発音のタイミングが遅れることと、重たく感じることが悩みとのことでした。
Bさんの音を聞かせていただき、次のようにアドバイスをさせていただきました。

  • 前歯(特に下側)のすぐ裏の空間を上手く使う、空間を作るイメージ

  • 背筋(肩甲骨より少し下の真ん中辺り?!)でクッと引くようにして息を吸う

  • 息を吸うときに口先で勢いをつけるのではなく、背中から厚みのある息を吸う

  • 息は胸ではなくお腹、腰にためる

人によって感じ方が違うのですが、Bさんは直後に「鳴らしやすくなりました!」とおっしゃっていました。
もちろん、前提として喉がある程度しっかり開いていることも重要ですが、もし吸い音の鳴らしにくさでお困りの方がいらっしゃいましたら、一度試してみてください。

エンジョイクラス:4名の方が参加してくださいました。グリッサンドに関するご質問をいただいたので、私の方で少し実践を交えながら説明させていただきました。質問者のCさんは、グリッサンドはオクターブの上下どちらかしかできないと思っておられたようでしたが、実際は移動前の音と移動後の音が違う場合もけっこうあります(例:③ラ→6ミなどなど多数)。
また、移動前に特定の音がない場合や、逆に着地点の音がない場合(グリッサンドの音で終わる)もあります。徳永延生先生のテキストや曲集にある曲の中によく使われているので、実際にそれらの曲を演奏してくださる方もいらして、Cさんにもよく伝わったのではないかと思います。演奏してくださったDさん、Eさん、ありがとうございました!

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今週レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!

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