佐久間大介さんのk子音に抱く無限の可能性と絶大な信頼

先日スーパーでインスタントコーヒーの詰替パックを手に取ってふと「高くね?」と思い計算してみたところ、詰替の方が割高になっていることに気づいて「うわ!何も信じられねえ!」の気持ちになった。

この世の中「信じられるもの」というのは自分が思っている以上に少なかったりする。それはこんなご時世だから、という枕詞なしに、そもそも社会を生きていく中で「信じられるもの」はそう多くはない。

だからこそ、「信じられるもの」に出会えるということは奇跡にも近いことだとわたしは思っている。

※インスタントコーヒーがちょっと高かっただけの話です。

そんな中わたしが信じているものの一つに、「佐久間大介さんのk子音」がある。
k子音、という言い方が適切かどうかよくわからないけれども、自分が大学時代所属していたサークルでよく講師から「○子音の発声が云々〜」という話をされていたのでそういう言い方になってしまっている。
サ行ならs子音、タ行ならt子音、と言った具合である。というか講師がわかりやすい表現として使っていただけなのかもしれない。

なのでとどのつまりカ行なのだが、それでもやっぱりカ行というかk子音なのだ。

なんでk子音、って感じがするんだ?と思い調べてみた。

これこれえ!!!!!!これです!!!!!!!(うるせえ)

カ行、って言い方だとそのあとの母音の発音まで含めることになるんだけど(もちろん含めたところでめちゃくちゃいいんだけど)その前の無声子音のクリアさが別格なんだよ佐久間大介さんは。

だからどんなにTwitterで「佐久間 k子音」で調べてもツイートが出てこなくたってわたしは諦めずに佐久間大介さんのk子音の素晴らしさについてつぶやき続けるからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

日常会話で子音を意識して聞こうとしたら話の内容が入ってこないので(それはそう)、今回はわたしが本日時点で佐久間大介さんのk子音の良さが際立ってると思ってやまない曲をあげておきます。

今後曲が増えたらこのnoteにも追記していけるんだ・・・・・・と思うと限界ニコニコオタクになっています。

1.Snow World(「D.D.」通常盤カップリング)2021.09.01追記

2021.9.1の追記

ついに、ついに、Snow Worldの音源がYouTubeにでましたよウオオオオオオオオオオオオ!このnoteに記載している当該箇所はここオオオオオオオ

追記終わり

つい先日まで我が家にはCDプレーヤーがなかったので購入後しばらくDVDプレーヤーで聞いていたこともあって気付くのがかなり遅れたけれど佐久間大介さんのk子音といえばやっぱりこの曲。イヤホンで聞いた方がやっぱりいい。

気づいてしまったとき↓

もともと腹式呼吸で発声は文句なしだし滑舌も音感もいいし声優さんみたいな声してるじゃん・・・・・とは思っていたんですが(古の声優オタクが疼くオタク)、このk子音を聞いたときはもういてもたってもいられませんでした。いてもたってもいられない様子が上のツイートの脳死加減からもお分かりいただけるかと思います。

s子音が甘めの人は結構耳で聞いてもわかるんだけど(メンバーでいうと渡辺翔太さんとか目黒蓮さんとか)、k子音は破裂音だからもともと強めに出さなくても成立するというか違和感を感じないんだよな。子音が強いカ行って聞いてて怖い普通。力まないと出ないから。したがって「k子音が甘いなあ」と日頃思う機会が少ないだけであって、k子音って結構な人数の人が甘めに発声しがちな傾向にある(と思っている)。そして全く問題はないのである。

だがしかし、である。

「歌う」となると話は変わってくる。
※個人の主観です

日常会話で甘めに出してもあまり気にならないというか甘めに出しがちなk子音、歌唱に持ち込むと話が変わってくる。

これは合唱をやっていた頃個人的にめちゃむずじゃん・・・・と思っていただけのことなのですが、「歌う」となったとき破裂音の中でもk子音はすごく難しい。歌うときに一番大事な、喉の開きを一度止めて発生する破裂音だからである。

これちょっと思い出してもらえれば当たり前体操なのですが、kって発音する時舌のねっこ部分が喉の奥の口蓋を塞いで→弾いて音を出しているので、あーーーーとか発音しているときにkを発音すると完全に一度喉の奥が封鎖されることになる。これカ行独特なはずなんだよな。
うんうん、今「あかさたなはまやらわ」をやってみましたけどやっぱり子音の口の形のままうまく音が出せないのって「か」だけですわ。わたしはクソ寒いアパートの一室で1人何をやっていますか・・・・・?

何が言いたいかというとそれだけ発声にエネルギーと時間がかかる子音で、音を常に出し続ける「歌唱」の中では会話以上に難しい子音だということです。

だから妥協点という言い方ではなく歌を歌う上でカ行ってかなり中庸を探る必要があるというか、k子音を発音しているということが聞き手に伝わらなければ歌詞がわからないので日常会話よりは子音の発音をちゃんとしつつも母音の発音に間に合う程度の塩梅を探って発声するもんだと、思ってたんだよな。そう、佐久間大介さんの歌声を聞くまではな。

佐久間大介さんの話したいのにk子音の話ばっかりになってる。佐久間大介さんの話をせえ。

それではここで佐久間大介さんのSnowWorldの落ちサビの歌詞を見てみましょう。子音の表記は細かいものがあるみたいなんですがちょっとk子音という話しかわからないのでローマ字表記で失礼します。

一緒に描こう輝く物語

issho ni egakoo kagayaku monogatari

ここ!!!!!!!!!!!!!!(CV:佐久間大介)

Iya-yabaissho,kore ha sasuga in yabaissho.

やばいっしょ、までローマ字表記にする必要はなかったのですがローマ字表記にしてしまうくらいやばい。
だいたいあのツーフレーズに3箇所もk子音が入っているということがすでにやばい。そのあとのいやーやばいっしょ、のオタクの感想にはk子音1箇所しかないのに。

何がすごいって、

めちゃくちゃはっきりk子音を発音するんですよ!!!!佐久間大介さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

それなのに!!!!!!!このそこそこテンポ感のある曲でそのあとの母音の発音に間に合っているのが!!!!!!!!!!!!!!半端ない!!!!!!!!!!!!

しかもそれでいて!!!!!!!!kをこんなにクリアに発音しているのに!!!!!!!!!!母音にちゃんと間に合っているから全然怖くない!!!!!!!!!!!威圧感がZERO!!!!!!!!!!!!!

クソデカ大声を連発してしまってすみませんでした。

k子音についてはあれだけ長々としゃべり散らしておいていざ推しの感想になると半端ない!!!!!しか出てこないのオタクとして終わっているな。つら。

いやいや、こんなにkも母音も聞こえるカ行がこれまであったかよ!?!?!?!?!?

と、軽く感動してしまったんだよな・・・・・・・・・・・・・。だいたいカ行ってkは甘くても許されるし上述した通りはっきり発音しようとすればするほどエネルギーを必要とするので怖くなりがちなのに、

k子音が抱えるこれだけの問題点を全てクリアしてきた佐久間大介さんのk子音ってマジなんなん?多分個人の努力の賜物でもあるだろうしもともと天からのギフトだったりと、さまざまな奇跡の集合体だよな佐久間大介さんのk子音。

うわ、えっ、これが正しいk子音じゃん・・・・・・・・

と、「k子音の正解(※個人の主観です)」というこれだけ長い間日本人やってきて初めての概念に出会い、日本語の発音に好みってあるんだな、そして自分の好みの発音は少なくともk子音に関しては佐久間大介さんのものなんだなということがわかってしまって衝撃を受けたんだよな。
これだけ長い間日本人やってきてんのに日本語がめちゃくちゃだな。

何度聞いてもミンティア口に入れた瞬間みたいな爽快感が押し寄せてくるんだよな佐久間大介さんのSnowWorldの落ちサビのソロ。佐久間大介さんはミンティア。CMよろしくお願いします5億個買います。

これからも気持ちが淀んでしまったらSnowWorldの佐久間大介さんの落ちサビを聞けば心がクリアになるぞ、という将来の自分へのアドバイスとしてもこうして記録しているのである。

2.ナミダの海を超えていけ(「Grandeur」カップリング)

SnowWorldは該当箇所の音源がインターネット上にないのでただのクソオタの大声だけをお届けするハメになり大変申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、こちらはなんと音源ございます。いい時代すぎる。令和最高。これはフル↓

この曲、あまりにも好きすぎて1人で泣きながら正月聞いていて文字に起こしたくなくないレベルなので単純に佐久間大介さんのk子音にのみ絞って記録することとします。

一箇所ずつ聞いていくぞ〜

・佐久間大介さんのソロ①

お分かりいただけただろうか・・・・・・・・・・

SnowWorldとは比にならんくらいアップテンポで疾走感のある曲で、
それこそk子音を発声する時間が限りなく少ないはずなのにこんなに歌詞がはっきり聞こえてくるっていうのはやはり佐久間大介さんがこの限りなく少ない時間でk子音まではっきり発音しているからに他ならないのである。

ただ、今回は発音のクリアさだけではない。
ここのフレーズにぎゅっと胸を押しつぶされそうな苦しさを感じる理由もまた佐久間大介さんのk子音のアクセントにあると思うんですよ・・・・・・。
うるせえくらい同じことを繰り返すオタクになってしまっていますが、k子音って強く出すと圧がかかる。(どの子音もかかる)(それはそう)
さっきのSnowWorldではk子音にかける圧のなさに感動したわけですが、ここでは逆にその圧に涙してしまうオタクになってしまいました。

なぜならここ、普通に歌おうとしたら音が出しやすいのはどう考えても、
れかにもし笑われたって」
だと思うんですよ。でも佐久間大介さんはここで
にもし笑われたって」
と、あえて「か」にもストレスかけて歌ってる(ような気がしてならない)んですよ・・・・・・・・・・・。
いや、あえてじゃないんだろうな。こんなまっすぐな瞳で。あえてとかそういう話ではないのかもしれない。ああもうだめだやめます、苦しすぎる。だからこの曲のこと書きたくなかったんじゃ・・・・・・・。※書きたかったです

そしてついにこの時が来てしまいました。もうk子音とかしゃべることができなくなると思うので先に言っておくと絞り出すようなk子音と、その絞り出した震えるような子音の後に続くaの母音の音の正確さに感動しました。そして何よりこんなに素敵なソロを歌ってくれてありがとう。

・佐久間大介さんのソロ②

だからこの曲のこと書きたくなかったんじゃ・・・・・・・(n回目)

k子音とかもうどうでもいいよ・・・・・・・・わたしは佐久間大介さんの歌声が大好きだよ・・・・・・・・・。本当に・・・。(激重オタク)



このほかにもこの曲サビ大事なところでやたらとカ行が登場するのでその度に「あ!佐久間大介さんのk子音最高!」とか思っています。
でももうそんなことどうでもいいんだよ。この曲は。ううう・・・・(限界)

以下子音関係ないんですけどナミヲソロについての激重noteです。

昨日配信されたそれスノを見て、ますますこの曲が好きになったし、これからもずっと歌ってほしいなと思ってしまった。
日頃メインボーカル的なポジションではないからこそ、この曲のこのソロを歌うということに、オタクは勝手にはちゃめちゃな“”意味“”を感じ取ってしまっていて、それは本当にオタクの勝手だからやめようと思っても、どうしても込み上げてきてしまうほどのもので。ドドドドど新規のわたしですらこんな状態なのだからきっともっとずっと応援している人はもっとずっといろいろな思いを抱えていてもおかしくないはずである。

そういうオタクの勝手は場合によっては推しを追い詰めかねないから日頃絶対にそういう勝手はしないぞと思っているのだが、
本番前何度も何度も繰り返しあのソロを1人で練習している声が聞こえたときに、少なくともこのソロに関しては、オタクもオタクにとっての大事なフレーズとして心に刻んでも大丈夫かもしれない、と思わされた。

これまでの彼らだったり、彼らを応援し続けた人たちの気持ちがグッと詰め込まれているようなこの歌詞を佐久間大介さんがソロで歌う、ということが持っている“意味“を、佐久間大介さんはきっと誰よりも理解してこのフレーズと向き合っているんだろうなと思った。オタクの心配など杞憂に過ぎなかったのである。

もうだめだ、これ以上この曲に関して言語化するのは無理。自分の語彙力の拙さがいつも以上に露呈してしまうしあまりにもチープになってしまう。もう無理ですのでこちらお聞きください。

ただ本当にありがとう佐久間大介さん。佐久間大介さんに出会えてかなり、かなり幸せだよオタクは・・・・・。だから元気ていてください、まじで。

ただの激重オタク発動しちゃった。気持ち悪いオタクが姿を晒してしまいまして本当に申し訳ございませんでした。


以上本日時点での佐久間大介さんのk子音最高シリーズ(鬼チープネーミング)です。ありがとうございました。

これからも佐久間大介さんのk子音並びに佐久間大介さんをよろしくお願いします。



おしまい

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