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地域で頑張る生産者インタビュー

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瀬戸内海に浮かぶ小豆島、豊島。土庄町地域おこし協力隊として、地域で頑張る生産者さんたちのストーリーを取材した記事。
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#小豆島

半年密着!「小豆島のいちご」ができるまで

好きなくだものランキング上位に必ずランクインしている「いちご」。 12月を迎え、これからさらに市場へと流通していくいちごは、クリスマスシーズンやバレンタインスイーツには欠かせない果物としても知られている。 「いちご」と言えば、栃木、佐賀、熊本などが全国的にも有名な産地。中でも関東出身の私にとって、これまで馴染みがあったのは、幼い頃にTVCMでよく目にしていた栃木の女峰であった。 「うどん県」として知られる、ここ、香川県はいちごの産地でもある。 私が移住した小豆島とそのお隣

瀬戸内の離島で天日塩づくりに魅了された元ラジオディレクター【やりたいことの見つけ方】

「自分の中で確信の持てる直感」に従って、導かれるように人生を決断した経験はあるだろうか。振り返ると、1年半前に私が小豆島へ移住を決めた時も、そんな自分の直感を疑うことなく、流れに乗って決めたように思う。 この記事の主役は、東京のど真ん中のラジオ局で番組制作をしていた元ラジオディレクター。彼は、取材で訪れた瀬戸内の離島、豊島に惹かれ、翌々月には妻と共に移住。さらにその2年後、自身の直感に従って塩ハウスをつくり、天日塩づくりを始めた。 今回は、そんな1組のご夫妻の移住と塩づく

家庭菜園から専業農家へ、女性農家のリアル【やりたいことの見つけ方】

小豆島へ移住して1年が経つ。 「東京から地方へ移住したこの1年で最も大きく変化したことは?」 そう聞かれて真っ先に浮かぶ回答は、 「第一次産業の現場を自身の目で見る機会が増えたことで、生産者さんのことをより身近に感じられるようになったこと」だ。 これまで都会のスーパーで、野菜や果物、海産物を手に取り、食卓に並べるだけでは分からなかった、生産者さんの日々のドラマや思いをご本人から伺い、また、その現場を実際に見せていただくことで、自分ごととして感じられるようになったのは、我