6/30-7/6まとめメモ

個人的な整理のためのまとめとメモ。メモなので追記や修正があるかも。


簡単なまとめ

■6/30 メットライフドーム(西武ドーム)にて開催予定だったももいろクローバーZの夏ライブについて、有観客でライブを行う予定であることを発表。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5719

この度運営及び会場側と慎重に検討を進めた結果、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に講じた内容により、予定通り実施をさせていただくことにいたしました。
但し、今後の情勢によっては、中止・延期などの判断をせざるを得ない場合もございますこと、何卒ご理解とご了承のほどよろしくお願い申し上げます。


■7/6 同ライブについて、無観客配信での実施となることが発表。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5739

開催発表以降の新型コロナウィルスの感染拡大状況を注視し、再度実施について検討を重ねた結果、観客を入れた今回の夏ライブ開催は、ご来場されるお客様や出演者及びスタッフに対して安全を十分に確保できない環境下であると判断いたしました。
誠に残念ながら今回のライブについては、無観客配信での実施を行う方向で再度準備を進めることとなりましたことをお知らせいたします。


より長いまとめ

■2019/8/4 2020年8月に、西武ドームにて夏ライブを開催することを発表。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5163


■2020/2/1 スターダストプラネットが「新型コロナウィルスの拡散予防における対策について」をアナウンス。

https://blog.stardust.co.jp/stardustplanet/archives/8749

◆予定しております握手会など、メンバーとの接触が伴う企画については、当面見送らせていただきます。
◆フリーイベント/フリーライブ時のご観覧時には、マスクの着用を必須とさせていただきます。

(ももクロはそもそも握手会等のイベントは現在行われていない)

■2/8-2/9 横浜アリーナで「ニッポン放送 ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2020」が予定通り開催。(何らかの注意アナウンスがされていたと思う)

◇2/26 新型コロナウイルス感染症対策本部において声明。イベントについての要請

多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202002/26corona.html

このあたりの流れは以前にメモにしている。

 公式サイトの履歴を見るかぎり、2/26の時点で、予定されていたライブの多くは開催判断保留のアナウンスを出していたよう。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5479

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、4月18日・19日に予定しております「春の一大事2020」の開催につきましては、
ご来場されるお客様の健康と安全を鑑み、3月20日までに実施の是非を出す判断をさせていただくこととなりました。


■2/26 2/28に予定されていた、NHK「RAGAZZE!(ラガッツェ)~少女たちよ!~」(NHKホール)の公開収録が無観客となることが発表される。

AKB48、=LOVE、モーニング娘。'20、ももいろクローバーZほか出演。

https://www.nhk.or.jp/music/special/425451.html


■3/2 5月および11月に予定されていた「ももいろクローバーZ 一大事ツアー2020」についてのアナウンス。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5489

<5月開催予定市町村>
青森県南部町 / 宮城県涌谷町 / 栃木県佐野市 / 群馬県安中市

<10月・11月開催予定市町村>
静岡県裾野市 / 愛知県西尾市 / 大阪府守口市 / 和歌山県上富田町 / 岡山県津山市 / 愛媛県今治市


■3/4 3/7から3会場で予定されていた「高城れに ソロコンサート」の延期が発表。
6/9-6/25に延期。しかし5/8に、全日程が2021年3月に再延期されることが発表される。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5474


■3/20 4/17-4/18に福島県・J-VILLAGEで予定されていた「ももクロ春の一大事2020」の延期(2021年)が発表。

https://natalie.mu/music/news/372083

 ももいろクローバーZはここ数年、「春」「夏」「冬」に大箱(2-3万人×2日)のライブを行う流れになっている。そのうち「春の一大事」は2017年から東京以外の都市で、既存の会場ではなく会場を特設する形で開かれてきた(2018年以降は公募制のような形をとっている)。これまで埼玉県富士見市・滋賀県東近江市・富山県黒部市で行われ、2020年は福島県で行われる予定だった。
 ももクロと東日本大震災復興については、女川との交流や、最近では佐々木彩夏さんプロデュースの「浪江女子発組合」など。

https://www.janamie.com/


女性アイドルグループと東日本大震災復興についてはもちろんまず「『誰かのために』プロジェクト」を参照する必要がある。

https://www.iwanami.co.jp/book/b223854.html


◇3/25 東京都知事が記者会見で、週末(3/28-3/29)の外出自粛を要請

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/03/25.html


■3/29 YouTube公式にて生配信「こんな夜に外でてんじゃねーよ、家にいろ!!
 これ以降何回か同様の生配信番組が行われる。また過去のライブの配信(すでにパッケージ化されているものや、パッケージ化される予定が無かったものも)も何度かあり。

◇4/7 改正新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、5/6までの緊急事態宣言を発出

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/07corona.html


 以下、何件かTwitterアカウント「@momowgp」のツイートを埋め込み形式で引用する。このアカウントはもともと、マネージャーの川上アキラ氏がももいろクローバーZの情報を「非公式」「早出し」のような形で流しつつ(以前は毎回「(誤送信)」という文字列が最後に付いていた)雑談/ファンコミュニケーションをする、といった運用がなされていることが暗黙の了解であった。
(スタッフやマネージャーがむしろ前に出るというパチモン的/アングラ的なやり方はももクロがずっと踏襲してきたことだけれど、もちろん元はAKB48であり、さらに秋元康的な裏方暴露の手法でもある。そういえば坂道グループはそういう仕草を比較的しない。まあ明らかに前時代的だとは思う)

(アイドル/芸能人と政治発言については、ちょうどこの後5月上旬ごろに「検察庁法改正」をめぐって大きな話題となった)


■4/19 「新型コロナウイルスに対する医療従事者への支援活動」をアナウンス。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5550

現在、医療物資が不足しているという問題だけでなく、医療従事者の方々の肉体的、そして精神的な負担はあまりに大きく危機的な状況だと感じております。
そのような重大な事態を鑑み、まずは支援活動の一つとし募金を受付けさせて頂くことと致しました。

 上記の生配信やライブ配信に伴い募金を受け付け。ゴールデンウィーク期間中はほぼ毎日のように過去ライブの配信をしていた。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5625

皆様にお寄せ頂きました募金は、この度新型コロナウイルス感染症で日々活動されてい医療従事者の方々にお役立ていただける様、募金総額から決済費用を除いた金額及びももいろクローバーZからの寄付を合わせた計5,000,000円を、第四回目の寄付として日本医師会に寄付をさせていただきましたことを、あわせてご報告申し上げます。


■4/21 猫舌SHOWROOM「豪の部屋」に藤井ユーイチ氏(私立恵比寿中学「校長」)出演。
「豪の部屋」は(一応非公式だが)黙認のような形で動画サイトに残っていたりする。ももクロマネージャーの川上アキラ氏も途中だけ登場。藤井氏が少し前にTwitter生配信で政治状況についてクダを巻いていたこと、川上氏のツイートなども少し触れられる。

■4/30 6/11に発売予定だった、佐々木彩夏さんのソロアルバムが7月に延期されることが発表。

https://natalie.mu/music/news/377466


◇5/4 緊急事態宣言の5/31ごろまでの延長を発表

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202005/04corona.html


■5/8 7/12に予定されていた、佐々木彩夏ソロコンサート「AYAKA NATION 2020」(横浜アリーナ)開催中止のアナウンス。
2016年以降、毎年恒例のソロコンサートだった(2017年だけ両国国技館、他は横アリだったと思う)

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5602


■5/21 日本医師会に寄付口座開設の嘆願書を提出。

https://natalie.mu/music/news/379851


◇5/21 一都三県および北海道を除き、緊急事態宣言の一部解除を発表。

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202005/21bura.html

◇5/22 東京都が「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」を発表。

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html


 イベントについて、ステップ1(100人以下)からステップ3(1000人以下)の休業要請緩和の流れを示す。

 前述のnote記事にもまとめていたけど、2/26以降、48・坂道グループの大箱ライブはすべて延期・中止となり、また新たなスケジュールもアナウンスされていなかった。6月半ばごろからキャパ2000くらいまでの箱のアイドルイベントは再開してきているように思う(もちろん実際の入場者数は減らしている)
 大箱については、7/18に発表された「日向坂46 春の全国アリーナツアー2020 <延期振替公演>」のアナウンスが解除以降初かもしれない。

https://www.hinatazaka46.com/s/official/news/detail/E00112?ima=0000


◇5/25  一都三県および北海道での緊急事態宣言の解除を発表。

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202005/25corona.html


https://www.nishinippon.co.jp/item/n/614559/


■6/19 「無観客ライブ実施における、新型コロナウイルス感染予防対策 ガイドライン【MSRS】」を発表。

https://www.momoclo.net/img/news/MSRS/0625__guideline_2.pdf

国が策定した規制が解除されても新型コロナウイルスの感染リスクは続き、長期化するとも言われています。お客様にエンターテイメントを今後も届けるにあたり、自主的な感染予防対策を徹底し、すべての出演者・スタッフが安心して働ける環境を確保することが、必須だと考えます。そのスタートとして「無観客ライブ」開催に向けての医学的見地に基づいたガイドラインを厳守しライブを制作したいと思います。


■6/25 無観客ライブ「ももいろクローバーZ「Behind closed doors『2020 次が始まり』」開催。

https://natalie.mu/music/news/384928



■6/30 8/1-2にメットライフドーム(西武ドーム)にて開催予定だったももいろクローバーZの夏ライブについて、有観客でライブを行うことを発表。

 これと同時期に、「『観客動員ライブ(ももいろクローバーZ 2020笑成神祭)』新型コロナウイルス感染対策ガイドライン」が発表されたと思われる。

https://www.momoclo.net/img/news/2020natsu/MSRS_guideline_0801.pdf

お客様にエンターテイメントを今後も届けるにあたり、自主的な感染予防対策を徹底し、すべての来場者・出演者・関係者・スタッフの健康と安全の確保を最優先にしながらライブを実施できる環境を作ることが、必須だと考えます。開催に向けての医学的見地に基づいたガイドラインを厳守したいと思います。

 西武ドームのキャパシティについて、参考までに2019年8月のももクロのライブは2日間で6.6万人だった。

https://natalie.mu/music/news/342417



◇7/2 東京都の新規感染者が5月以来に100人を超える。


■7/6 西武ドームのライブについて、無観客配信での実施となることが発表。


◇7/6 「新型コロナウイルス感染症対策分科会」にて、7/10よりイベント開催制限の緩和を決定。

7月10日からはコンサートやプロスポーツなどでの入場客数の上限が、屋外では5000人、屋内では5000人または収容率の50%以内のどちらか小さい方になる。


◇7/9 東京都の新規感染者が4月以来に200人を超える。


◇7/10 政府の「GoToトラベル」キャンペーンについて、7/22へ前倒しとなることが発表される。

(「GoToトラベル」批判は、医療従事者へのサポートとセットになって語られることが多かったように観測している)


■7/12 佐々木彩夏ソロ無観客ライブ「A-CHANNEL」開催。

https://www.momoclo.net/pub/pc/information/?id=5732


 この前後で、一部のグッズ・生写真について売上を寄付することが発表されたと思う。

 女性アイドルグループのコロナウイルス対策関係の募金・寄付については、乃木坂46の配信シングル「世界中の隣人よ」および動画配信サービス「のぎ動画」、AKB48の配信シングル「離れていても」、BiSHのベストアルバムなど。

http://www.nogizaka46.com/smph/news/2020/06/46-1.php

2020年6月17日(水)~2020年12月31日(木)までの間で、音源のダウンロード及びストリーミングで得た全収益を新型コロナウイルス対策の活動支援を目的として、全額寄付をさせて頂きます。
乃木坂46の活動を通して、少しでも医療関係者の方々のお役に立てればと思っています。


https://akb.kingrecords.co.jp/info/003454.html

2020年7月1日(水)~2020年12月31日(木)の期間で得た全収益は、医療従事者の方をはじめ、
新型コロナウィルス感染拡大防止のために頑張る皆様のお役に立てればと思い、全額寄付させていただきます。


https://www.bish.tokyo/for_live/

この作品のavex及びWACKの収益は、BiSHがこれまでワンマンや自主企画でお世話になった全国のライブハウスに全額寄付させて頂きます。


■7/15 「ももいろクローバーZ 一大事ツアー」が2021年に延期されることが発表。

https://www.momoclo.net/ichidaijitour/


◇7/16 「GoToトラベル」について、東京発着が対象外となる見直しがされる。


◇7/22 新型コロナウイルス感染症対策本部の会合において、8/1以降に予定されていた大規模イベントの開催制限緩和の凍結を決める。

参加人数の上限を5000人とする現在の目安について、首相は「8月末まで維持しつつ、その間の感染状況を踏まえて判断する」と表明した。


◇7/23 東京都の新規感染者が初めて300人を超える。


■8/1-2 「ももいろクローバーZ 2020 笑成神祭(えなじんさい)」(西武ドーム)無観客開催(予定)。


まとめとはあまり関係ない記事

■2013/2/1 「ももクロ試練の七番勝負」にて、飯島勲氏とトークイベント。
「試練の七番勝負」は2011年から毎年行っていた、7日間連続のトークイベント。アイドルと全く別ジャンルのゲストを呼びトークを行った。この回は「VS政治」として、飯島勲氏(第二次安倍内閣内閣官房参与)が参加。

https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/momocloch/nanaban3/0201.html

(飯島氏が官房参与として就任したのは2012年12月26日とのこと。イベントおよびゲスト発表時は確か就任していなかったと思う)


■2013/4/20 安倍首相主催の「桜を見る会」に初めて招待される。

https://www.j-cast.com/tv/2013/04/22173618.html

その後、メンバーは安倍とともに決めポーズの「Zポーズ」を行った。「『一緒にZってやってくださいっ!』って台詞、何度もメンバー同士で事前に練習した」(佐々木)そうだ。


https://entamega.com/27383

「ももクロは参加するたびに、安倍首相とメンバーが報道陣に向け笑顔で“Zポーズ”をキメるのがお決まり。ももクロは毎年、和服風の衣装やメンバーカラーの着物で参加しているのですが、画的に華やかなことに加え、“Zポーズ”をキメる安倍首相の浮かれ具合から、報道でももクロの場面がやたら使われる。今となってはメンバーもいい迷惑でしょう」(同)


まとめとはあまり関係ない雑感

 前に誰かに話したんですが、
 アイドルと物語(ストーリー)という議論はよくされるけれども、例えばAKB48などと比べて、ももクロの場合はより「神話」「正史」のような意味合いが強いのではないかと思っている。前者は分析や解釈合戦になるけれども、「正史」はそれを改変はもちろん再解釈もあまり許されず、ただより暗記した者を優れたファンとする感じ。「神話」の範疇であれば、どれだけ波瀾万丈であってもその「物語」は楽しめる。けれどそれが予期しなかった形で大きく崩れる時(例えば紅白落選からの卒業宣言とか、メンバーの突然の卒業において)それまで「訓練されている」となされてきたファンダムが大きく動揺するのを見てきた。
(国立やその後での宣言をみる限り、あのあたりで運営側も神話の肥大を感じて、ポストストーリーに舵を切ろうとしていたようにも思える。しかしおそらく残ったファンはより保守的で、解釈を要しない「正史」から動きづらかったのではないか。)
 そうすると1月以降の状況は、誰にも予期もコントロールもできない、そもそもグループやアイドルの物語といったレベルの話ではないものだったのだけれど、そこでマネジメントがこういった形で発信していった(そしてもちろん大きな動揺をもたらした)ことは興味深い。スタダ3部のアングラ性みたいなのが急に甦った、というと無責任な楽しみ方のような感じですが……。

(ももクロに限らず)アイドル本人たちについては、こちらの方も非常に気になる。

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