拝啓 新日本プロレスさん、注目の若手選手がいます。

どうも!難波主催今年の年賀状に使いたい写真第一位獲得のヨシスワです。先日、新日本プロレス50周年を祝し、今後の戦略発表会が行われました。そこで、こんなことを言っていました。

引用・新日本プロレス

つまり、若手が必要だ。というワケですが、そこで僕は新日本プロレスさんに、



「立花誠吾」

選手を推したいと思います。ということで、今回は立花さんを深掘りします。


<プロフィール>

  • 1997年8月1日(24歳)、東京都新宿区に生まれる。

  • 170センチ90キロ

  • 通称”新宿フェイマス”、”アニキ”

  • 得意技:シルバーロック、えびす落とし、イケメン落とし



・"信じられる"太ももが最大の魅力 

征矢、パンテーラをしのぐ太さ(引用:W-1公式サイト)
劣勢でも太い(引用:W-1公式サイト)
WWEで通用する太もも(引用:W-1公式サイト)


  • 現在、芦野祥太郎選手、本田竜輝選手とトリオを結成し全日本プロレスで活動。

  • 主な参戦団体は全日本プロレス、VAMOSTAR等。

  • グラサンを付けて入場するヤンキースタイル



デビュー~現在

立花選手は、プロレス総合学院第1期生です。
プロレス総合学院とは「プロレスラー養成学校」として開講されていた「ここに入ればレスラーになれる!」的な場所でした。主な卒業生として、1期生に頓所隼選手、木村花(さん)選手、アンディの妻となった櫻田愛実さん、2期生には伊藤貴則選手やあのデニス篠原選手やアンドロメダKEN選手、3期生には渡辺壮馬選手や超人気のボラ・デ・アロス選手などの優秀な選手を多数輩出しており、今でこそ評価はされています。


しかし入学金・授業料が合わせて40万円だったこと、入門の際原則、体力テストが無いこと、そしてなにより新しく出来たものだったので、選手たちが色眼鏡で見られていたのも事実でした。
この事を誰よりも肌で感じ、「このままじゃいけないんだ!」とアツい想いを持っていたのが立花選手だと思っています。18歳でデビューし、細身でした。

めちゃめちゃ好青年。彼がまさかの行動に……

デビューし、総合学院の受け皿的な団体、「プロレスリングACE」に所属します。若手らしからぬ、腕攻めが主体の渋いスタイルを主体とするも
中々結果が残せない日々。そんな中、「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017 出場者決定トーナメント」へ出場も決勝で総合学院2期生で後輩の伊藤貴則に敗れ、W-1グランプリ出場を逃す屈辱を味わいます。
そして一念発起し、ヒールターン。芦野祥太郎選手、児玉裕輔選手とヒールユニットEnfants Terriblesを結成。竹刀や急所攻撃を行う悪役レスラーと変化します。そして同年8月11日、伊藤貴則を破って伊藤の持つ「WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ」を奪取します。普通の選手は「やった!」と喜ぶところですが、彼は違いました。

「伊藤に勝ったのなんてどうでもいいんだよ。俺が一番言いたいのは、俺ら学院生、いつまで経っても色眼鏡で見られてる。この1年とちょっと毎日のように練習して、毎日のようにトレーニングして、それでも色眼鏡で見られて。ふざけんじゃねえぞ!(中略)リングの上でのパフォーマンスが全てかもしれないけどさ。俺はそれも劣ってると思わねえよ! 俺は納得いかねえんだよ! だから、俺は強くなるためにこの芦野さんのユニットに入ったんだよ! 今に見てろ! ドンドン実績作ってやるからな!」

http://www.w-1.co.jp/Result/detail?id=1688

この発言を、ヤンキーキャラで竹刀を使うファイトスタイルなのに言う。自分だけではなく、自分の生まれ育ったプロレス総合学院のことを考える。これが立花誠吾選手なんです。この頃から、ファイトスタイルも確立してきて、コミカル要素が強くなります。


そして、2018年4月18日、黒潮イケメン二郎選手とリザルト王座を賭けて争います。このベルトを取った黒潮"イケメン"二郎は「イケメン以外の挑戦は受けない!」と宣言。立花は何度も挑戦を要求しますが、「イケメンじゃない」とバッサリ。同時期に立花の所属するユニットであるEnfants TerriblesのリーダーでありW-1の絶対的エースである、芦野祥太郎が欠場。これに対し、立花は「芦野さんが戻ってくる場所を俺たちで作る必要がある。そのためにこのベルトが必要なんだよ!」と主張し、イケメンも「お前のイケメン見つけた。心に持ってんじゃん!」と挑戦を受諾。ここまで来ると分かりますよね?立花さんの魅力は

ヒールとは思えない、見た目からでは想像できない「心に秘めるアツさ」

なんです。このタイプのレスラーは少ないと感じます。タイトルマッチは惜しくも破れ、5月にもう一度挑戦します。ここでも惜敗。そしてまさかのアンファン追放を味わいます。トレーナーとして、プロレスのことも、それ以外のことも教えてくれた芦野さんからの三行半。相当メンタルに効いたことでしょう。


そして怪我で欠場。#STRONG HEARTS上陸時も欠場中というタイミングの悪さ。そして9月に復帰も復帰戦で怪我し欠場。しかしこの時期から、太ももが圧倒的太さになります。
この間にイケメンからのラブコールを受けタッグを結成します。
そして2019年2月に復帰。芦野祥太郎選手との「立花が負けた場合、今後一切の竹刀の使用、竹刀の原料、素材などの輸入を一切禁止する」ルールのシングルが組まれます。ここでは惜敗しますが、この日以降、立花さんは正統派として戦っていきます。そして盟友のイケメン選手が海外進出を目指し退団。イケメン選手のW-1所属ラストマッチには立花さんが選ばれ、激突。イケメン選手に敗れはしますが、任天堂Switchをプレゼントされ、人目をはばからずリング上で号泣。W-1ファンはこの光景に涙しました。

信じられる太ももが良い感じ(引用:W-1公式サイト)


4/3のイケメン壮行試合が行われた大会では、壮行試合には名を連ねませんでしたが、
エル・リンダマン選手とシングルで激突。イケメンから授かったイケメン落とし、そして得意のえびす落としで見事、リンダマンに勝利。


画質は悪いけどこの試合は"I was there!"と言いたい。




つまり



立花誠吾選手はエル・リンダマン選手の持つGLEATのG-REX王座挑戦権を保有している。

ということです。

見てますか?鈴木社長

GLEATの雰囲気と立花誠吾選手は合うと思います。


そして迎えた6月2日。立花誠吾選手は 近藤修司副社長の推薦で、「WRESTLE-1 GLAND PRIX 2019」に出場。1回戦であの芦野祥太郎選手と激突します。
試合はもう、一進一退の攻防、「立花さん勝てる!!」と何度も思うぐらいの最高の試合なので、是非見ていただきたいです。

どうやって見ればいいの?まさかbilibili動画?

と思う方がいらっしゃると思います。確かに、bilibili動画にはW-1の動画は多く上がっています。しかし、無断転載を見るのは違法です。
実は、GAORA TV公式YouTubeチャンネルに、この試合が上がっております。ちなみに、僕がリクエストしました。
是非、ご覧ください!!

この試合、内容はもちろんのこと立花さんのコメントが素晴らしすぎました。

芦野さんが「もう一回お前とやりたくなった。アンファンに戻ってくるか?」とラブコールを送ります。かつて自分を追放した、そして、師匠でもあった芦野さんからのセリフに普通は乗るでしょう。しかし、立花さんは違いました。

「芦野さん、今の俺があんのはあんたのおかげだよ。あんたにプロレスの技術、トレーニングだって、何がうめえとかこれを食ったらいいとか教えてくれたのはあんただ。俺が未成年のクソガキだった頃から面倒を見てもらって、またあんたの隣でプロレスやりてえ。だけど、まあんたの隣になっちまったらまた竹刀や武器に頼っちゃうかもしれねえんだ。あんたという強い存在があるから俺はやんなくても勝てるかもしれねえって思っちゃう。それじゃダメなんだ。あんたとは組まねえ。あんたの対角線に立って、いつかギブアップ獲ってやるよ」

http://www.w-1.co.jp/Result/detail?id=1801

この「それじゃダメなんだ。」は何回見ても鳥肌が立つし、泣いてしまいます。
僕の生涯のベストバウトはこの試合です。
また、W-1活動休止直前に「W-1ベストバウトランキング」をファン投票で決めるイベントがあり、僕はこの試合に投票しました。

こう宣言した立花さんはW-1タッグ王座を近藤修司副社長と奪取したり、ヨシタツの持つGAORA TV王座へ挑戦、イケメン二郎選手日本ラストシングルマッチの相手を務め、見事勝利したりと獅子奮迅の活躍。誰もが「W-1のエースは立花になり、芦野の対角に立っていくんだ」と思っていました。しかし、残酷にも2020年2月。"WRESTLE-1の活動休止"が発表されました。ラスト有観客大会の2020/3/26新木場1stリング大会。
児玉裕輔選手vs土肥こうじ選手、n.W.o(new wild order)復活、メインでは稲葉大樹選手、吉岡世紀選手、アンディ・ウー選手らのユニットNEW ERA復活など盛り沢山の中、立花さんの相手は芦野祥太郎選手。
僕はこの試合が見たすぎて、コロナ禍でしたが新木場へ向かいました。この日が初めての新木場でした。初めての新木場をコロナ真っ只中に行く。我ながら狂っています。

ラスト声出しの日で立花コールに包まれた新木場。

また、敗れはしますが芦野さんからの「アンファン無期限謹慎処分」を解除。エールを送られました。
そして、W-1活動休止後はヨシタツキングダム、DDTプロレスなどに参戦し、今年5月。芦野祥太郎選手、本田竜輝選手と合体。
W-1トリオとして活動しています。


〈推薦する理由〉

ここまで来ると大体分かりますよね。

  1. 信じられる太もも→練習量が一目瞭然!

  2. ヤンキーキャラなのに渋いファイトスタイル

  3. 心に秘める想いが誰よりもアツい

  4. サイン会の際、気を使ってくれる優しさ

  5. 絶対性格良い

  6. 涙もろい

  7. セコンド時、エプロンを誰よりも強く叩く

以上のことから、立花誠吾選手は素晴らしい選手であり全日本プロレスだけでなく、新日本プロレス。いや、日本のプロレス界を引っ張る人だと考えます。

新日本プロレス様、立花誠吾選手と契約すべきです。50周年をより良いものにするために。



(ついでに難波さんをリングアナとして採用してください)


そんな立花誠吾選手が見れるのはVAMOSTAR7/28新木場1stリング大会!!是非お越しください!!!


〈VAMOSTAR7/28新木場大会概要〉

 

  • 18:30開場19:00試合開始

  • 最前列7000円、リングサイド6000円、指定席5000円

  • 対戦カードは当日入場曲によって発表

  • 出場選手:河野真幸、アンディ・ウー、西村修、MAZADA、SUSHI、児玉裕輔、土肥こうじ、羆嵐、立花誠吾、一(はじめ)、佐藤嗣崇、大門寺崇… 

※本大会は"アンディーウーデビュー10周年記念興行"として行われます。

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