雨ニモ負ケテ
どうも。お昼ご飯はほぼ毎日、蕎麦を一束の左右上下です。
レンジでチンで食べています。世の中便利になりましたね!
さておき、レンジでチンしてる間に、過去にココミュに投稿した台本について思う事をつらつらと書いてみます。(と言いつつほとんどがコピペです)
本文は以下のページで読んで頂けたらと思います。
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■僕らは強くない
まあ、本文を読むまでもなく、宮沢賢治さんの「雨ニモ負ケズ」を基にした文章なんだけれど。
あれって最後「ソウ言フ人ニ私ハナリタイ」で終わるんですよね。
っていう事は、本当の自分は雨にも負けて、風にも負けてるんだろうなぁと。
そんな弱い自分を繕って、無理してでも、負けない自分で居る事が良しとされる時代が間違いなくありましたね。
そう、戦争の時代だよね。
あの頃は、自分を殺して国に仕えた。
負けることを許さないだけではなく、勝利を疑う事さえ許されなかった。
正真正銘、命を捧げて国に仕えた。
今となっては「信じられない事」であっても、あの時代はそれが当たり前だったんだ
仕方ない。人々は情報を得る手段が無かったんだから
そして、国の次には会社や組織に仕えた。
そこでも自分を殺す事が求められ、「疲れた」と言う言葉は「24時間働けますか?」というキャッチコピーにかき消され、「過労死」というものが横行した。過労死しなくても「自分」そして「家族」を犠牲に人々は会社に組織に仕えたんだ。
「何をバカなことを」と君は言うかもしれない。
でも忘れないでほしいのは、だからこそ日本は高度経済成長を迎え、今の日本を作り上げたんだ。僕らは先人に感謝しなくちゃいけない
そしてその結果、僕らはようやく「個の時代」を手に入れた。
自分を殺さなくていい時代を手に入れたんだ。
「辛いときに辛いといえる時代」を手に入れたんだ。
でもその時代の移り変わりに気付いてない大人たちが、君の「辛い」を阻もうとするかもしれない
そんなものくそ喰らえだ
辛かったら辛いって言っていいんだよ
痛かったら痛いって言っていいんだよ
今まではどこにも届かなかったその言葉は届くんだよ。
そしてその声が届くから「大丈夫?」と応えてくれる人がいるんだよ。
それはね、君が戦っている証拠だ。
戦ってるから辛いんだ。
でも戦ってるから応援したくなるんだ。
戦っている君の姿から、僕も力をもらっているから。
だからね。
辛い時ぐらい、君のために祈らせてほしい。
雨上がりの虹を見上げよう
一緒に
作品制作時にイラストが付く登場人物が増えます…‼‼もしよろしければ…!!!