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たからばこ②ラルフさんの言葉

木曜日にはココアを

偶然手に取ったこの本は、私の中で大切な大切な言葉をくれた。


ラルフさんは、お金をきっちりと数えたり管理したりする仕事も嫌いではありませんでした。でも今は、お客さんたちと友達みたいに仲良くなったり、「今日のトマトは艶が良くて美人だぞ」とか、「暑くなりそうだから、冷たいレモネードを多めに用意しておこう」とか、「ペーパーナプキンのデザインをちょっと変えてみようかな」とか、「数字」ではなく「自分が感じること」で仕事が動いていく、そんな日々が楽しくてたまらないのです。


心が、掴まれた。
ぎゅっっと、掴まれた気がした。
そして、涙があふれて止まらなかった。


こんな風に、生きていきたい。


ものすごく、
ものすごく、
ものすごく、
強く惹かれた文章だった。
心が、全身が焦がれた。

こんな風に、その日の気温やその日の状態に合わせて、自分で考えて、過ごしていきたい。

と思っていた1年前。

今、求めていた日々を送っている。

最近ふと思った。
自分が選択した事が、自分をつくると。
人から聞いていた言葉だけれど、
自分で気づくことができた。

屋号を発表した時に
喜んでくれる人たちがたくさんいた。
この人はあの時こういう話をしたから、
この人はあの時こういう相談をしたから、
この人はあの時苦しんでいる事を知っているから、
だから喜んでくれた。
自分がどう関わってきたか
自分がどう動いてきたか
それが自分をつくっている。


すべては過去からのプレゼント。
また、憧れの人から言葉を受け取った。

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