さよならオルタ(短編集)
皆さまごぎげんよう、心猫です。
今日は趣味の一つである、百合について話していきたいと思います。先に言っておきたいのですが、NLとかBLが嫌いというわけではありません。NLだったら「スーパーでヤニ吸う二人」や「結界師の一輪華」が良かったです。BLに関しては最近流行りの「逃げ上手の若君」が気になっています。
…間違えた、今回紹介する作品は百合じゃなかった。作者さんが沖谷鳰(やがて君になるの人)なだけに、ここまでつらつら書いちゃいました。
このねーさよならオルタの「優しくなりたい」という話がめちゃくちゃ好きなんですよ。
作品と作者を結びつけるのは苦手なのですが、(物語には誰も介入してほしくない)仲谷先生は自身の悩みをテーマに描かれていると思っています。「優しくなりたい」は如実に出ていますね(笑)でも、分かります。例えば病気で苦しんでいる人に「大丈夫?」って言ってあげる優しさ。それって本当に優しさなの?誰かが言ってたのを真似してるだけじゃない?ああ、なんて私は薄情な人間なんだろう。私の周りはこんなに良い人たちばかりなのに…….
こういった心の中にある「偽善」を、一つ一つ紐解いて行くのが、仲谷作品の魅力です。あーー久々に読みたくなってきた。
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