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思春期に反抗できていたら

こんな話を聞いたことがある。
思春期の息子がいる母親は
息子から「くそばばあ」と言われたら
子育てが上手く行ってる証拠なんだとか。

実際に息子(娘)から言われたらショックだろう。
でも思春期に正当な反応ができる子供、
親から精神的に独立する準備ができた子供、
なら、この発言は許されるということだろうか。

学生の頃のわたしには、できなかった。
もし昔、思春期に反抗でもしたら
mamaのヒステリーが100倍になってかえってくる。
そんな面倒で恐怖なことは避けるしかなかった。

ヒステリーとは弱いものに向かいがちで厄介だった。

わたしが、もし思春期に思いっきり反抗できていたら
大人になってからのmamaとの関係は今と違ったのだろうか。
それは誰にも分からない。

とにかく当時のわたしには
反撃の言葉を言えなかったのだから
今考えても仕方がない。

「くそばばあ」
「お母さんキライ!」と言えてたら、

もっとぶつかりあってたら、

今の関係はもっと良好だったのか?
誰にも分からない。

結局わたしは、
幼少期に叩かれ、嫌味を言われ、
mamaを憎悪していながら
たまったヘドロを放出できず
そのまま大人になってしまった。

今でもわたしの心にヘドロはたまったままだ。

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